映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』(2023年)より
原題『Guardians of the Galaxy Vol. 3』
はじめに
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』のサウンドトラックに収録された曲のタイトルとその日本語訳をまとめていきます。また、映画の小ネタや簡単な英語の解説を交えて紹介していきます。
曲数は合計26曲になります。Part.1・2の合計2つの記事に分けてまとめていきます。この記事では14曲目から26曲目を解説します。
音楽:ジョン・マーフィー
今作のサウンドトラックを担当したジョン・マーフィー氏はドラマ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル』でも音楽を担当していました。
ちなみに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の音楽担当は タイラー・ベイツ氏でした。
MCUでは同シリーズの音楽は同じ作曲家が担当することが多いのですが、ガーディアンズシリーズは『ホリデー・スペシャル』から ジョン・マーフィー氏に切り替わったみたいですね。
タイトルと日本語訳
No. | タイトル | 日本語訳 |
14 | Into the Light | 光の中へ |
15 | Guardians vs. Hell Spawn | ガーディアンズ VS ヘル・スポーン |
16 | Mantis and the Abelisk | マンティスとアビリスク |
17 | Use Your Heart Boy | 心を使え、ボーイ |
18 | The High Evolutionary | ハイ・エボリューショナリー |
19 | Domo! Domo! | ドーモ!ドーモ! |
20 | Who We Are | 私たちは何者か |
21 | Stampede | スタンピード |
22 | Did That Look Cool? | かっこよく見えたか? |
23 | On the Spaceport | スペースポートで |
24 | I Love You Guys | アイラブユーガイズ(愛してる) |
25 | Mo Ergaste Forn (Full Version) | モ・エルガステ・フォルン(フルバージョン) |
26 | All Life Has Meaning | すべての命に意味がある |
小ネタ・解説
14.Into the Light 光の中へ
ロケットが生死の境をさまよっているときに、かつて亡くした友達のライラ、ティーフス、フロアの姿を見ます。そのときの真っ白な空間を指しているのでしょう。
そして、ロケットは自分もそちら側に行きそうになりますが、ライラの言葉でまだ死ねないと決意し、ガーディアンズのもとに戻ります。
15.Guardians vs. Hell Spawn ガーディアンズ VS ヘル・スポーン
spawn(スポーン)は『魚やカエルなどの卵』という意味の名詞、またはそれらが『生まれる』という意味の動詞です。また、ゲームで敵やアイテムが発生することを『スポーンする』とも言ったりしますね。
『Hell Spawn:ヘル・スポーン』というのはおそらくハイ・エボリューショナリーに改造された兵士たちのことでしょう。ガーディアンズがヘル・スポーンと戦う場面は今作屈指のアクションシーンでしたね。
16.Mantis and the Abelisk マンティスとアビリスク
前作vol.2のオープニングでガーディアンズが戦った宇宙怪獣アビリスクが再登場しましたね。
マンティスが心を通わせて、敵対心がないことを伝えるとおとなしくなりました。映画の最後には、マンティスは彼らとともに旅立ちましたね。
17.Use Your Heart Boy 心を使え、ボーイ
ノーウェアがヘル・スポーンに襲われ、クラグリンがヤカの矢を使って立ち向かっていましたね。クラグリンはまだヤカの矢を使いこなせていませんでしたが、ヨンドゥの幻が『Use your heart, boy.:心を使え、ボーイ』と助言をしてくれて、コスモとの協力もあり、敵を撃退します。
ちなみにヨンドゥはvol.2でスター・ロードにも似たようなことを言っています。こういう過去作のオマージュは、ファンとしては嬉しいですね。
vol.2でのセリフ
I don’t use my head to fly the arrow, boy!
字幕:俺が矢を飛ばす時 頭は使わない!
I use my heart…
字幕:俺は心を使って…
18.The High Evolutionary ハイ・エボリューショナリー
今作のメインヴィランであるハイ・エボリューショナリーのことですね。
自分の目的のためなら手段を選ばず、非人道的なことも平気でやるあたりが、ザ・悪役って感じがしていいですよね。こういう悪役に振り切ったキャラクターもけっこう好きです。
19.Domo! Domo! ドーモ!ドーモ!
ハイ・エボリューショナリーに実験体にされていた子供たちがこんな感じの言葉を使っていましたね。
20.Who We Are 私たちは何者か
どこかで言われていたセリフだったとは思うのですが、どこだったでしょうか?
自分が何者であるかというのは、今作で話の中心になっているロケットに通じるものがありますね。ロケットは自分が入っていた檻、そして自分と同じ種類の動物を見つけます。その檻には『racoon:アライグマ』と書いてありました。
普段『アライグマと呼ぶな!』とさんざん言っていましたが、結局アライグマだったことが判明しました。そして、それを受け入れて『Rocket Raccoon:ロケット・ラクーン』と名乗ります。
21.Stampede スタンピード
stampede(スタンピード)とは『動物の群れが押し寄せること、暴走すること』を指します。
ガーディアンズが助けた実験動物たちが、崩壊する基地から逃げるために一斉に走っていましたね。それを指しているのでしょう。
22.Did That Look Cool? かっこよく見えたか?
『Did that look cool?:かっこよく見えたか?』はスター・ロードが言ったセリフですね。
崩壊する基地から逃げ遅れたスター・ロードは宇宙空間に取り残されてしまいますが、アダムの助けによって帰還し、このセリフを言います。
23.On the Spaceport スペースポートで
spaceportとは『宇宙港』、つまり『宇宙船の発着場』のことです。
スター・ロードが、ラヴェジャーズのもとに戻るガモーラを見送る場面のことを指しているのでしょう。
24.I Love You Guys アイラブユーガイズ(愛してる)
ロケットがガーディアンズの新たなリーダーになり、皆がそれぞれの道を歩むことを決めました。
その際にグルートが『I love you guys.:私はあなたたちを愛してる』と言いました。グルートが『I am Groot.』『We are Groot.』以外の言葉を話したので驚きましたね。
25.Mo Ergaste Forn (Full Version) モ・エルガステ・フォルン(フルバージョン)
サウンドトラックの6曲目にあった『Mo Ergaste Forn』のフルバージョンです。こちらも詳細が分かったら追記します。
26.All Life Has Meaning すべての命に意味がある
セリフっぽい感じなので、もしかすると誰かが言っていたのかもしれませんね。今度映画を見たときに確認してみます。
または、今回の映画のメインテーマのようにも感じられますね。ハイ・エボリューショナリーに実験体にされていた子供たちはもちろん、動物たちも皆救うのがさすがガーディアンズ!まさしくヒーローですよね。
おわり
サウンドトラックの日本語訳になりました。
今回は『Use Your Heart Boy』『Did That Look Cool?』『I Love You Guys』など、劇中で使われたセリフがそのまま曲名になっているものが多かったですね。
どの場面で言われていたのか、ちょっと記憶が曖昧なものもあるので、また映画を見てきて確認ができたら追記していきたいと思います。
今回は26曲中の14~26曲目までを解説しました。他の記事へのリンクはこちらです。
それでは、また次の記事で会いましょう!
タグを使って好きな記事を読もう!
英語表現や映画、キャラクターごとにタグを作っています。興味のあるタグで色々な記事を読んでもらえると嬉しいです。
関連記事
参照:Marvel Studios’ Guardians of the Galaxy Volume 3 | Official Trailer
https://youtu.be/u3V5KDHRQvk
参照:Marvel Studios’ Guardians of the Galaxy Vol. 3 | New Trailer
https://youtu.be/JqcncLPi9zw
(参照2023/05/03)
コメントを書く