【サントラ】映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』サウンドトラックのタイトルを日本語訳・Part.2【小ネタ・解説】

【サントラ】映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』サウンドトラックのタイトルを日本語訳・Part.2【小ネタ・解説】

映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』(2024年)より

原題『Venom: The Last Dance』

 

ここから先には映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』のネタバレが含まれています。

 

はじめに

映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』のサウンドトラックに収録された曲のタイトルとその日本語訳をまとめていきます。また、映画の小ネタや簡単な英語の解説を交えて紹介していきます。

曲数は合計28曲になります。Part.1・2の合計2つの記事に分けてまとめていきます。この記事では15曲目から28曲目を解説します。

Part.1はこちら

 

音楽:ダン・ディーコン

ダン・ディーコンは今までマーベル作品のサントラに携わったことがない方です。MCUでは同シリーズの音楽は同じ作曲家が担当することが多いのですが、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)はそうではないようですね。3作品で全て作曲家が異なります。

この3部作となったヴェノムシリーズの1作品目のサントラは『ルドウィグ・ゴランソン』、2作品目は『マルコ・ベルトラミ』が担当しています。

 

ルドウィグ・ゴランソン氏は過去にマーベル映画では、以下の作品を担当しました。

・ブラックパンサー

・ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー

他にも、クリストファー・ノーラン作品のサントラにも携わっています。ディズニー関係で言えば、マンダロリアンやボバ・フェットにも作曲しています。

 

マルコ・ベルトラミ氏は過去にマーベル映画では、以下の作品を担当しました。

・ブレイド2

・ウルヴァリン:SAMURAI

・LOGAN/ローガン

・ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ

 

タイトルと日本語訳

No. タイトル 日本語訳
15 Say When いつでも言ってくれ
16 Phoning Home 自宅に電話する
17 Ramping Up 強化する・増やす・成長させる
18 Strickland and Payne ストリックランドとペイン
19 General Bosco Banana Man ボスコ将軍バナナマン
20 Explaining the Backstory 背景の説明
21 Crashing the Party パーティに乱入
22 Following the Osprey オスプレイを追う
23 Safer Underground 地下の方が安全
24 Poking Around うろつく・聞き込みをする
25 Blasting Out 脱出する
26 It’s Not Safe Here ここは安全じゃない
27 Last Try 最後の挑戦
28 It’s a Showdown 決戦だ

 

解説

15. 『Say When』 『いつでも言ってくれ』

say:いう

when:いつ

『Say when.:好きなタイミングで言ってね』というフレーズです。タイミングを見計らう時に使います。

どこかで言ってそうですね。

 

16. 『Phoning Home』 『自宅に電話する』

phoneがing形になっていますね。phoneは『名詞:電話』として知られていると思いますが、『動詞:電話をする』という意味であります。

 

17. 『Ramping Up』 『強化する・増やす・成長させる』

ramp up:強化する・増やす・成長させる

ヌルがゼノファージを増やしたところ?ちょっと曲を着てみると、違う感じしますね。

 

18. 『Strickland and Payne』 『ストリックランドとペイン』

ヴェノム3 サントラ ヴェノム・ラスト・ダンス

軍の兵士のストリックランドと科学者ペイン博士

 

19. 『General Bosco Banana Man』 『ボスコ将軍バナナマン』

general:将軍

ストリックランドの上司がこんな名前でしたっけ。

 

20. 『Explaining the Backstory』 『背景の説明』

explain:説明する

backstory:背景

 

21. 『Crashing the Party』 『パーティに乱入』

ヴェノム3 サントラ ヴェノム・ラスト・ダンス

crash:潰す、壊す

crashは『パーティに押し入る』といった使い方もできます。

ラスベガスでエディ・ヴェノムとコンビニの店主のチェンがダンスをしているシーンがありましたね。確か、チェンが『ラストダンス』って言ってましたね。このダンスがキッカケでゼノファージに見つかってしまうのですが…うかつ過ぎるとみてて思いました。

そこに、ストリックランドひきいる兵が乱入しましたね。そこのことだろうか?

 

22. 『Following the Osprey』 『オスプレイを追う』

follow:追う

osprey:オスプレイ

エディ・ヴェノムを捕獲したオスプレイを、ゼノファージが追いかけていきましたね。

エリア55にすんなり侵入できてちょっとびっくりしました。

 

23. 『Safer Underground』 『地下の方が安全』

ヴェノム3 サントラ ヴェノム・ラスト・ダンス

safe:安全

safer:safeの比較級

地下とはエリア55のことでしょう。

 

24. 『Poking Around』 『うろつく・聞き込みをする・探りを入れる』

ヴェノム3 サントラ ヴェノム・ラスト・ダンス

poke:突っつく、ちょっかいをだす

poke aound:うろつく、聞き込みをする、探りを入れる

エディが砂漠で出会ったマーティン家族、そのマーティンがエリア55をうろついてましたね。

 

25. 『Blasting Out』 『脱出する』

blast:爆発する、飛び出す

blast out:音を鳴らす、外に出る

エリア55から外に出るシーン、あるいは、マーティン一家と共に鉄塔から脱出したシーンを指しているのではないだろうか。

 

26. 『It’s Not Safe Here』 『ここは安全じゃない』

このitは『それ』という意味では使っていません。『here:ここ』という場所を受ける単語です。

このタイトルは文章になっていますね。おそらくどこかで使われていたセリフなのでしょう。

 

27. 『Last Try』 『最後の挑戦』

last:最後の

try:挑戦、試み

tryは動詞で使うことが多いですが、今回のように名詞で使うこともあります。

この『last:ラスト』は三部作の最後である今作のタイトル『ヴェノム:ザ・ラストダンス』にも使われていますね。

 

28. 『It’s a Showdown』 『決戦だ』

showdown:決着、幕引き

最後、ヴェノムが自分を犠牲にしてゼノファージとの決着をつけましたね。

おわり

ヴェノム3 サントラ ヴェノム・ラスト・ダンス

サウンドトラックの日本語訳になりました。

今回はちょっとどのシーンを指しているか分かりにくいタイトルばかりでしたね。そういうのが分かったのも、日本語訳してたからこそ分かることですね。

どこかのシーンで使われてたであろうタイトルが多いので、配信されたらどのシーンで使われたかを確認したいですね。

私はサントラのタイトルを見て、どこのシーンを表しているのか考えて曲を聴くのが好きなので、同じような人にこの記事を読んでもらって楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

今回は28曲中の15~28曲目までの解説になりました。

Part1はこちら

 

 

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参照VENOM: THE LAST DANCE – Official Trailer (HD)

https://youtu.be/__2bjWbetsA?si=gBI-0cXv0z5DJ6V3

(参照2024/11/04)

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