【サントラ】映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』サウンドトラックのタイトルを日本語訳・Part.1【小ネタ・解説】

【サントラ】映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』サウンドトラックのタイトルを日本語訳・Part.1【小ネタ・解説】

映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』(2024年)より

原題『Venom: The Last Dance』

 

ここから先には映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』のネタバレが含まれています。

 

はじめに

ヴェノム3 サントラ ヴェノム・ラスト・ダンス

映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』のサウンドトラックに収録された曲のタイトルとその日本語訳をまとめていきます。また、映画の小ネタや簡単な英語の解説を交えて紹介していきます。

曲数は合計28曲になります。Part.1・2の合計2つの記事に分けてまとめていきます。この記事では1曲目から14曲目を解説します。

Part.2は準備中です。

 

音楽:ダン・ディーコン

ダン・ディーコンは今までマーベル作品のサントラに携わったことがない方です。MCUでは同シリーズの音楽は同じ作曲家が担当することが多いのですが、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)はそうではないようですね。3作品で全て作曲家が異なります。

この3部作となったヴェノムシリーズの1作品目のサントラは『ルドウィグ・ゴランソン』、2作品目は『マルコ・ベルトラミ』が担当しています。

 

ルドウィグ・ゴランソン氏は過去にマーベル映画では、以下の作品を担当しました。

・ブラックパンサー

・ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー

他にも、クリストファー・ノーラン作品のサントラにも携わっています。ディズニー関係で言えば、マンダロリアンやボバ・フェットにも作曲しています。

 

マルコ・ベルトラミ氏は過去にマーベル映画では、以下の作品を担当しました。

・ブレイド2

・ウルヴァリン:SAMURAI

・LOGAN/ローガン

・ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ

 

タイトルと日本語訳

No. タイトル 日本語訳
1 Knull’s Order ヌルの命令
2 Area 51 to 55 エリア51から55へ
3 Venom and Eddie at the River 川辺のヴェノムとエディ
4 Hanging Out at the Waterfall 滝で過ごす
5 Newsflash ニュース速報
6 Lab Battle 研究所の戦い
7 Remember Me 俺を覚えていて(忘れないで)
8 Sky Dive スカイダイブ
9 Desert Walk 砂漠の散歩
10 Frequent Flyers 常連の飛行者たち
11 Strickland Reprimands Payne ストリックランドがペインを叱る
12 Sneaking Around 忍び寄る
13 What Are You Doing Here ここで何をしている?
14 Request Permission 許可を求める

 

解説

1. 『Knull’s Order』 『ヌルの命令』

Knullはヌルです。ヌルはヴェノムなどのシンビオートを生んだ創造主です。

Knull’sで所有格になっていますね。

このヌルのスペルのKは発音しないKなのかな?『know:知っている』とかと一緒な気がします。

 

2. 『Area 51 to 55』 『エリア51から55へ』

エリア51とは、UFO・宇宙人を研究している基地があると言われる謎多きエリアです。

映画ではそのエリア51が閉鎖され、エリア55に移動しているシーンがありましたね。

 

3. 『Venom and Eddie at the River』 『川辺のヴェノムとエディ』

ヴェノムに寄生された馬に乗って川辺まで行くシーンがありましたね。

挿入歌がQueenの『Don’t Stop Me Now』でしたね。クイーンが大好きなのでたまらなかったです。

 

4. 『Hanging Out at the Waterfall』 『滝で過ごす』

ヴェノム3 サントラ ヴェノム・ラスト・ダンス

滝では軍の兵士のストリックランドひきいる特殊部隊に襲われましたね。

『hang out』は『過ごす、ぶらぶらする、遊ぶ』という意味があります。あの緊迫したシーンはヴェノム達にとってはお遊び…?

 

5. 『Newsflash』 『ニュース速報』

メキシコのテレビでエディがニューヨークの刑事であるパトリック・マリガンを殺害した。というニュース速報が流れていましたね。

 

6. 『Lab Battle』 『研究所の戦い』

Labは研究所の略です。

研究所に保管されていた数々のシンビオートが研究員たちに寄生するシーンは面白かったですね。

シンビオートごとに体型も異なるのが印象的でした。

 

7. 『Remember Me』 『俺を覚えていて(忘れないで)』

ヌルの目的であるコーデックス、そのコーデックスはヴェノムまたはエディが死ぬことで消失する。

映画の最後、ヴェノムは自分を犠牲にしてヌルの斥候のゼノファージと命を落としました。

ヴェノムはエディに『Remember me:俺を忘れるな』と伝えていましたね。

このタイトルはセリフが元になっていますね。あと、今回のサントラの中では一番長い曲になっています時間『8:14』でした。

 

8. 『Sky Dive』 『スカイダイブ』

ヴェノム3 サントラ ヴェノム・ラスト・ダンス

メキシコからニューヨークに向けて旅客機の外に張り付いて移動していましたね。

そこにコーデックスを感知したゼノファージが突如として現れました。そこからのスカイダイブを指しているのでしょう。

 

9. 『Desert Walk』 『砂漠の散歩』

旅客機からのダイブの後に、砂漠に降り立ちましたね。

ずっと裸足で歩いていましたが、見ていて『足大丈夫なの?』って気持ちでいっぱいでした。

 

10. 『Frequent Flyers』 『常連の飛行者たち』

『frequent:頻繁な、常習的な』

『flyer:飛行機に乗る人』

なので『frequent flyer:頻繁に飛行機を利用する人』となります。何のことを指しているんだろう?

 

11. 『Strickland Reprimands Payne』 『ストリックランド、ペインを叱責する』

ヴェノム3 サントラ ヴェノム・ラスト・ダンス

ストリックランドがペイン博士を追い出そうとしたシーンがありましたね。

タイトルを見ると主語(Strickland)が3人称単数なので、一般動詞にsがついているのはポイントですね。

 

12. 『Sneaking Around』 『忍び寄る』

『sneak:忍び寄る』

『around:あちこち』

ゼノファージが忍び寄っていることを指しているのでしょう。または、ストリックランドたちの特殊部隊でしょうか。

 

13. 『What Are You Doing Here』 『ここで何をしている?』

どこでだったか忘れましたが、このセリフがあったのは覚えています。

と、いってもよく言いそうなフレーズなので特定するには見直さないとですね!

このタイトルもセリフが元になっていますね。サントラのタイトルはシーンの説明かセリフを用いることが多いですね。

 

14. 『Request Permission』 『許可を求める』

ストリックランドが上司にプロジェクトの権限を求めるシーンがありましたね。そのことだと思います。

 

おわり

ヴェノム3 サントラ ヴェノム・ラスト・ダンス

サウンドトラックの日本語訳になりました。

今回の曲名はどのシーンを指しているのかが分かりやすいタイトルでしたね。ただ、物語の順序とは異なる順番でナンバリングされていますね。

7曲目『Remember Me:俺を覚えていて(忘れないで)』が悲しい感じの曲で聞いてると最後のシーンを思い出しちゃいますね。

私はサントラのタイトルを見て、どこのシーンを表しているのか考えて曲を聴くのが好きなので、同じような人にこの記事を読んでもらって楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

今回は28曲中の1~14曲目までを解説しました。また後日後半の記事を作っていこうと思います。

Part.2は準備中

 

それでは、また次の記事で会いましょう!

 

タグを使って好きな記事を読もう!

英語表現や映画、キャラクターごとにタグを作っています。興味のあるタグで色々な記事を読んでもらえると嬉しいです。

 

関連記事

【MCU・SSU】マーベル映画のサウンドトラック・挿入歌まとめ【随時更新】

【サウンドトラック】マーベルの作曲家で見る映画【フェーズ1】

 

 

 

参照VENOM: THE LAST DANCE – Official Trailer (HD)

https://youtu.be/__2bjWbetsA?si=gBI-0cXv0z5DJ6V3

(参照2024/11/04)

映画関連カテゴリの最新記事