ディズニーのマーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズが、スパイダーマンをどう扱っていくか、映画に出せるか否かについて対立が生じたという報道があり、スパイダーマンがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場できなくなるのではないか、ソニー・ディズニー・マーベルスタジオの関係が一体どうなっているのか、とマーベルファンは動揺をしたと思います、私もそのひとりです。
似たような例として、以前、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の監督である、ジェームス・ガンの解雇の報道の時は、目の前が真っ暗になりました、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3』が当たり前に見れると思っていたのに、見れなくなる!と、動揺しましたが、現在では、ジェームス・ガンは再雇用にいたり、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3』は彼が監督をする形で落ち着きました。
今回のスパイダーマンの件もうまく行けばいいのですが、今回はソニーの出したこの騒動、スパイダーマンに関する、公式の名声を日本語訳をしてみたいと思います。
ソニーの公式名声
元の公式ツイッターのツイート
Much of today’s news about Spider-Man has mischaracterized recent discussions about Kevin Feige’s involvement in the franchise. We are disappointed, but respect Disney’s decision not to have him continue as a lead producer of our next live action Spider-Man film. (1/3)
— Sony Pictures (@SonyPictures) August 21, 2019
We hope this might change in the future, but understand that the many new responsibilities that Disney has given him – including all their newly added Marvel properties – do not allow time for him to work on IP they do not own. (2/3)
— Sony Pictures (@SonyPictures) August 21, 2019
Kevin is terrific and we are grateful for his help and guidance and appreciate the path he has helped put us on, which we will continue. (3/3)
— Sony Pictures (@SonyPictures) August 21, 2019
英語と日本語訳
日本語訳を読むにあたって、知っておきたい登場人物の知識
Kevin Feige(ケビン・ファイギ)
映画プロデューサーであり、マーベル・スタジオの社長
(1/3)
Much of today’s news about Spider-Man has mischaracterized recent discussions about Kevin Feige’s involvement in the franchise.
本日、スパイダーマンに関する、フランチャイズへのケビン・ファイギの関与について、最近の議論が誤った形で報道されてしまいました。
We are disappointed, but respect Disney’s decision not to have him continue as a lead producer of our next live action Spider-Man film.
私たち(ソニー)は残念ではありますが、しかし、ディズニーが、彼(ケビン・ファイギ)を次の実写映画のスパイダーマンのプロデューサーとして続けさせない決断に敬意を表します。
(2/3)
We hope this might change in the future, but understand that the many new responsibilities that Disney has given him
– including all their newly added Marvel properties
– do not allow time for him to work on IP they do not own.
私たち(ソニー)は将来、これが変わることを願っていますが、ディズニーが多くの責任を彼(ケビン・ファイギ)に課していることは理解しています。
–その責任には、新しく追加されたマーベル作品をを含んでいる。
–彼(ケビン・ファイギ)が、彼ら(マーベル・スタジオ)が所有していないIP(Intellectual Property:知的財産・著作権)に関与する時間が許されていないことも理解しています。
(3/3)
Kevin is terrific and we are grateful for his help and guidance and appreciate the path he has helped put us on, which we will continue.
ケビン・ファイギは素晴らしく、私たち(ソニー)は、彼(ケビン・ファイギ)の助けと指導に感謝しています、そして彼が私たちに示してくれた道筋を、私たちはは続けたい・存続させたいと思っています。
最後に
今回、このツイートを訳す前に、いろいろなニュースサイトが記事を読んだとき、悲観的な印象を受けました。しかし、自分でツイートを訳して文章を読んでみると、そこまで悲観的な印象を受けない自分がいました。他のニュースサイトもちょっと大げさな部分があるのではないでしょうか。そこまで悲観的になる必要はないのかもしれませんね。自分で元文を読むとわかること・感じることがありますね。
ソニーのツイートを読むと、まず噂などを含めて誤った報道がされていることへの注意、そして、ケビン・ファイギをスパイダーマンのプロデューサーとして続けさせないというディズニーの決断があったことですね。
しかし、ソニーは、ディズニーの決断に対して変化が起きることをのぞんでいる。
ツイートより
We hope this might change in the future,
私たち(ソニー)は将来、これ(ディズニーの決断)が変わることを願っていますが
と、あるので、ケビン・ファイギがまたスパイダーマンのプロデューサーとして関与して欲しい気持ちがソニーにあるのが伺えます。
ソニーは、今までのケビン・ファイギの指導には敬意を表している。ので、ソニー側としては今後もケビン・ファイギの助力を欲しているのも分かります。
ただ、これはツイートでしかないので、関係者の腹の内は分かりませんね、スパイダーマンの映画がどのように結末を迎えるか、待つしかないのでしょう。ガーディアンズのジェームス・ガンの監督の話はうまく行ったので、うまく行くことを願うばかりです。
https://marvel.disney.co.jp/movie.html
(参照2019/08/22)
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