【サントラ】映画『エターナルズ』サウンドトラックのタイトルを日本語訳・Part.1【小ネタ・解説】

【サントラ】映画『エターナルズ』サウンドトラックのタイトルを日本語訳・Part.1【小ネタ・解説】

映画『エターナルズ』(2021年)より

原題『Eternals』

 

はじめに

エターナルズ サウンドトラック 音楽 アベンジャーズ マーベル

映画『エターナルズ』のサウンドトラックに収録された曲のタイトルとその日本語訳をまとめていきます。また、映画の小ネタや簡単な英語の解説を交えて紹介していきます。日本語訳には間違いがあるかもしれませんが大目に見てください。

曲数は合計20曲になります。Part.1・2の合計2つの記事に分けてまとめていきます。この記事では1曲目から10曲目を解説します。

Part.2はこちら

 

音楽:ラミン・ジャヴァディ(Ramin Djawadi)

ドイツ出身の作曲家です。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)では一度だけ音楽を担当しており、それは映画『アイアンマン』です。MCUの始まりの作品を手掛けたのにもかかわらず、それっきりだったので、今回の起用は朗報そのものです。

そして、彼はアメコミ映画のサントラを手掛け、クリストファー・ノーラン監督とのタッグで有名なハンス・ジマーの会社リモート・コントロール・プロダクションズに引き抜かれています。

 

タイトルと日本語訳

No. タイトル 日本語訳
1 Eternals Theme エターナルズのテーマ
2 It Is Time 時が来た
3 Mission ミッション
4 Somewhere in Time 時のどこかで
5 The Domo ドーモ
6 Joie De Vivre 生きる喜び
7 Celestials セレスティアルズ
8 Life 人生
9 Not Worth Saving 救う価値はない
10 Remember 思い出せ / 忘れない

 

小ネタ・解説

1. Eternals Theme エターナルズのテーマ

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テーマ曲があるのはいいですね。エターナルズは10人いるので1人ひとりにテーマ曲を作るとそれだけで10曲になってしまいますし、キャラ格差につながってしまうので、テーマ曲があるのはメンバーが多いヒーローチームにはありがたいことです。

曲もすごく壮大で、誰しも好きになるであろう曲って感じがしますね。リピートして聞いてます。

 

2. It Is Time 時が来た

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劇中で何度か言っていた記憶があるセリフです。一番最初にエターナルズが目覚めたときに、エイジャックが言っており、その他のシーンでも何度か耳にしています。

余談ですが、よく聞く『時が来た』って悪役が言うセリフって感じがしましませんか?『機は熟した』とか。MCUではしっかり悪役が言っています。

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では、ロナンが『The time has come.』『時が来た』と決め台詞を言っていました。しかし、そのあとスター・ロードにダンスバトルを仕掛けられてしまいます。

 

3. Mission ミッション

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セレスティアルズの1人であるアリシェムは、エターナルズを創造しました。その目的は、新しいセレスティアルズを作るためです。その任務・ミッションを指している曲なのでしょう。

 

4. Somewhere in Time 時のどこかで

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タイトルの意味は2つほど考えられます。

1つ目は、エターナルズは長い時間生きていることです。劇中ではいろんな時代のエターナルズが描かれていました。紀元前から現代まで『その長い時間のどこか』といった意味なのかもしれません。

2つ目は、エターナルズが解散し、それぞれの道・人生を歩みだすシーンのことです。そして『これから先のどこかで会おう』といった意味なのかもしれません。

まだ映画館で見た段階で記事を作っているので、裏取りができていない状態です。このタイトルはこれかな?こっちかな?と色々考察ができるのもまた面白いですね。DVDで確認がとれたら『Somewhere in Time』がどこかのシーンで言われていたかを調べたいと思います。

 

5. The Domo ドーモ

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ドーモ(Domo)とは、エターナルズが宇宙を移動する際に乗っていた宇宙船の名前です。

 

6. Joie De Vivre 生きる喜び

このタイトルはフランス語になっています。フランスのシーンありましたっけ…?

 

7. Celestials セレスティアルズ

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セレスティアルズの1人、アリシェムがエターナルズとディヴィアンツを創造しました。

 

8. Life 人生

lifeには『生命、人生、寿命』といった意味があります。どの意味でもある可能性がありますね。

『生命』と捉えるとしたら、エターナルズの地球に住む生き物に対する思い。

『人生』ならば、エターナルズが解散して、自分たちの各々の人生を歩んでいくこと。

『寿命』ならば、スプライトが最後に人間になり、死ぬ体になります。すなわちそれは寿命があるということ。

どれを指しているのだろうか?サントラは全20曲で、これは8曲目なので映画の流れ・時系列的には『生命』か『人生』のような気がしますね。

 

9. Not Worth Saving 救う価値はない

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1945年の広島に原子爆弾が落とされたシーンで、ファストスが言ったセリフです。

ファストスは自分が人類に技術を与えたためにこんなことになってしまったと嘆き、こんな戦争を起こすような人類は『守る価値がない』と言います。

ファストス(ブライアン・タイリー・ヘンリー)

These people… they’re not worth saving.

字幕:この惑星の連中は 守る価値がない

 

10. Remember 思い出せ / 忘れない

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何度も言われていたセリフです。

セナは任務に就く前の記憶と自分が歩んだ記憶の両方を持ってしまい、時には自分を忘れて仲間であるエターナルズを襲ってしまいます。そこでギルガメッシュがセナに対して『自分たちの記憶を思い出せ』という意味で『Remember』を使っていました。

そして、ギルガメッシュはセナを守る中、ディヴィアンツのクロとの戦いに敗れます。ひん死のギルガメッシュはセナの腕の中で息を引き取ります。そこでセナがギルガメッシュに対して『ギルガメッシュのことを忘れない』という意味で『Remember』を使っています。

この『Remember』にはギルガメッシュとセナの切ない思いが詰まっていると思います。

 

おわり

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今回のサントラのお気に入りは1曲目の『Eternals Theme』です。曲は威風堂々としていてとても力強いです。この曲1つのためにサントラ買ってもいいくらいですね。何をもってエターナルズらしいと言えばいいのか分かりませんが、エターナルズらしい曲です。

記事の中ですでに言いましたが、サントラのタイトルの意味を映画を見て考えたりするのは面白いです。またマーベルの新作映画が公開されましたらすぐ記事を作るので、サントラが好きな人はまた記事を読みに来てほしいです。

 

今回は20曲中の1~10曲目までを解説しました。他の記事へのリンクはこちらです。

Part.2はこちら

 

これまでに色んなMCUのサントラの記事を作っているのでサントラが好きな人はぜひ読んで見てください。MCUのサントラ事情は面白く、フェーズによって特徴があったりするんですよ!

それではまた違う記事で会いましょう。

 

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参照:エターナルズ

https://disneyplus.disney.co.jp/

(参照2021/11/05)

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