映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』より
原題『Star Wars:The Force Awakens』(2015年)
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の名言・名シーンを振り返ります。英語と日本語の両方を紹介しています。英語の解説もいれているので楽しく英語の勉強ができます。
記事では、レイとカイロ・レンの名言・名シーンをまとめてます。
レイの名言・名シーンまとめ
1.ルーク・スカウォーカーは存在する?
Luke Skywalker? I thought he was a myth.
ルーク・スカイウォーカー?彼は神話かと思ってた。
レイがハン・ソロに対して言ったセリフで、今作の映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、前作に当たる映画『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の続編であることを感じさせる伝えるセリフですね。
一般動詞thinkがthoughtになっていて、he was a mythの部分が時制の一致で過去形になっています。
2.強い意志
I’m not giving you anything.
私はあなたに何も教えないわ。
レイが、カイロ・レンに対して言った台詞。カイロ・レンはフォースを使いレイから情報を抜き出そうとしたけれど、レイがそれを拒むシーン。
一般動詞giveは『give 人 物』で『人に物を与える』と訳せます。
3.ダース・ベイダーに決してなれない
You’re afraid. That you’ll never be as strong as Darth Vader.
あなたは自分がダースベイダーほど強くなれないことを恐れているのよ。
カイロ・レンがレイの心の内を読もうとしたけれど、逆にレイに見透かされてしまったシーンです。
『be afraid that ~』『~を恐れる』と訳せますが、セリフは2文に切れてしまっていますね。
『not as ~ as』で『~ほどではない』と訳せます、セリフではnotではなくneverで強く否定されています。
カイロ・レンの名言・名シーンまとめ
1.ダークサイドに堕ちたカイロ・レン
I’ll show you the dark side.
ダークサイドを見せてやろうか。
カイロ・レンが、町を襲撃し、ローサンテカに対して言ったセリフです。この後、ポー・ダメロンがカイロ・レンに対してブラスターを打ったのですが、それをカイロ・レンはフォースで止めました。このようなフォースの使い方は映画では初めてで映画が始まるやいなや、カイロ・レンの強さ、映画の新鮮さを感じるシーンですね。個人的にはここが一番印象深かったです。
2.ダークサイドに堕ちたカイロ・レン
Show me again, grandfather, and I will finish what you started.
教えてください、祖父、私があなたが始めたことを終わらせます。
カイロ・レンが、祖父のアナキン・スカイウォーカー、ダースベイダーの兜に誓いを立てるシーン。彼がダースベイダーの影を追っているのがわかります。
『what you started』で『あなたが始めたこと』
3.怒り狂うカイロ・レン
Anything else?
他に何か報告が?
ルーク・スカイウォーカーの情報を持つドロイドが逃げたことを知ったカイロ・レンが怒りに任せて当たり散らしているシーンです。心が成熟していないキャラクターであることが伝わります。弱さを持っているのが彼の魅力の1つですね。
代名詞のanythingを形容詞が修飾する場合はanythingの後ろに形容詞を配置します。somethingとanythingの詳しい使い方はこちらで解説しています。
4.キレる若者・再び
Guards!
衛兵!
レイがフォースを使いトルーパーをコントロールし、脱走を図り、それをしったカイロ・レンが怒りに身を任せるシーンですね。こういうシーンから彼の人間味を感じます。トルーパーが彼の声を聞いて一目散に帰っていくので、笑えるシーンですね。先のシーンの紹介でもキレてましたね。怒りっぽいのが逆に魅力です。
5.父と子
I know what I have to do, but I don’t know if I have the strength to do it.
何をしなきゃいけないのか分かってるんだ、でもそれをできるか分からないんだ。
カイロ・レンとハン・ソロの会話です。ハン・ソロがダークサイドから息子を救おうとしています。カイロ・レンも自分の心のうちの悩みを父に打ち明けていますね。
『what I have to do』で『私がすべきこと』
『I don’t know if ~』で『~かどうかわからない』
6.レイをダーク・サイドに導く
I could show you the ways of the force.
私がお前に、フォースの使い方を教えてやろう。
最後の森の中での戦いで、カイロ・レンが、レイをダーク・サイドに導こうとしていった台詞です。ここで、フォースという言葉を口にしたカイロ・レン、その言葉に反応し、レイは覚醒し始めましたね。圧倒していたはずのカイロ・レンが逆にレイに押され始めたシーンです。赤と青のライトセーバーが交差するこのシーンは迫力があります。
一般動詞showは『show 人 物』で『人に物を見せる』と訳せます。
最後に
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の名言をまとめてみました。映画を見てからこんなシーンがあったと物思いにふけるのもいいですし、次回作の予習にもなりますね。今回はレイとカイロ・レンに焦点を当てたのでほかのキャラクターの名言・名シーンも随時まとめていきたいと思います。
この記事が、読んでいただく方々の英語への興味や関心に繋がったり、英語が楽しく感じるキッカケになってほしいと思い、記事を書きました。
今後もこの気持ちで、英文を読み取ることでわかる心境や、心に響くかっこいい名言を探し紹介し、更に英語の勉強にもなるよう解説していきたいと思います。
DVD:スター・ウォーズ/フォースの覚醒
https://starwars.disney.co.jp/
(参照2019/12/13)
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