映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)より
原題『Captain America: Civil War』
はじめに
今回は、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見る前に、抑えてほしいところを紹介します。
エンドゲームを見るにあたって人それぞれ気になる点が違うと思います、サノスを倒すことが出来るのか?失った仲間はどうなるのか?私はトニーとスティーブの関係がとても気になっています。
そこで、映画『キャプテンアメリカ/シビルウォー』からトニーとスティーブのやり取りを紹介したい。
セリフ
空港でのアベンジャーズ動詞の戦いの後の刑務所でのシーン
サム・ファルコンのセリフ
You have to go alone and as a friend.
お前は1人で行くんだ、友達としてな。
トニー・アイアンマンのセリフ
Easy.
簡単だ、分かってる。
これは、海上の刑務所、ラフト刑務所に収監されたサムが、トニーに対して助言をした時のセリフです。
サムはトニーに、『友達として』スティーブに会うように助言をしました。ここでは、トニーは自分が、キャップの友達としての意識がしっかりとあるのが分かります。
バッキーの過去をトニーが知り、キャプテンと1対1で戦っているシーン
スティーブ・キャプテンアメリカのセリフ
He’s my friend.
彼は友達なんだ。
He = バッキー・ウィンターソルジャー
トニー・アイアンマンのセリフ
So was I.
私もそうだった。
このやり取りは、映画の最後の最後、トニーとスティーブが闘っていて、トニーがスティーブを圧倒したときのやり取りです。
スティーブが『バッキーは友達だ。』と伝えたが、トニーは『私が友達だったのは、過去のことだ。』と返しました。ここのやり取りは見ていてとても辛くなりました。
映画『シビルウォー』では、前半で、スティーブにとって同じ時間を生きていた人である、恋人だったペギーが亡くなりました。そして残された同じ時間を生きていた人は、バッキーだけです。そしてバッキーは子供のころからの親友。スティーブにとって、バッキーは本当に大切な存在なのが分かります。
ベギーが亡くなるタイミングがまた違っていたら、スティーブの心境もまた違っていて、違う未来が待っていたのかもしれないと考えてしまいます。
トニーとスティーブは、映画『アベンジャーズ』以降、闘いを共にし、友達になり、信頼もある関係になっていました。しかし、トニーの両親はバッキーによって殺害されていたという事実を知り、簡単に納得は出来ず、感情に任せバッキーを襲います。この時バッキーをどうしたかったのか、殺したかったのか、それとも?と考えてしまいます。
英語からわかるトニーの気持ち
今回、英語から分かる細かいトニーの気持ちを紹介します。
トニー・アイアンマンのセリフ
So was I. 私もそうだった。
と、ありますね。こちらは、So am I.の過去形になっています。
So am I.とMe too.は同じような意味を持っていて、意味は、『私もです。』となります。しかし、この2つには少しニュアンスに違いがあります。
ニュアンスの違い
・Me too.
カジュアルな感じ。
軽い感じ。
・So am I.
フォーマルな感じ。
serious(シリアス)な感じ。
この様に違いがあります、トニーが、So was I.を選んで言ったのは、おそらくバッキーに対する怒りがあったから、シリアスな場面であるからだと考えられます。
こういった違いが分かると英語で読み取るのも面白いと感じます。
おわりに
今回は、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』を前にして、このような記事を書きました。私はエンドゲームでトニーとスティーブの関係がどうなるのかを楽しみの1つにして見に行こうと考えています。
劇中のセリフに『友達』『Friend』が出るのか?そういったことを考えて映画を楽しもうと思います。
英文を読み取ることでわかる心境や、心に響くかっこいい名言を探すために映画を見直したいと思います。
エンドゲームが早く見たくて見たくて記事を書いたりすることで気を紛らわしてます(笑)
DVD:シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
https://marvel.disney.co.jp/movie.html
(参照2019/04/25)
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