邦題未定『ロキ』より
原題『LOKI』(2021年)
この記事はディズニープラスのドラマ『ロキ』の予告の英語の日本語訳と、考察・解説をします。予告をみると、ロキはとあるマルチバース・時間改変を監視する機関と関わっているようです。予告はこちらです。マルチバースを監視する機関・Time Variance Authorityについての解説も行いました。
予告『ロキ』の日本語訳・考察・解説
MCUの時系列を確認しよう!
『ロキ』は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ4に当たります。時系列は映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』以降になります。
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の冒頭で、ロキはサノスによって殺されてしまいました。しかし、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』でトニー・スタークを含めた、アベンジャーズ一行がスペース・ストーンを取りに、2012年のニューヨーク決戦(映画『アベンジャーズ』の舞台)に向かい、あと一歩でスペース・ストーンを手に入れるというところで、ハルクの邪魔が入り、スペース・ストーンは2012年のロキの手中に、そしてスペース・ストーンの力を使いどこかに姿をくらましてしまいました。この2012年のロキがこのドラマ『ロキ』の主人公のようで、ドラマでは映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の冒頭の出来事にも触れるとのことです。
残念ながら?映画『アベンジャーズ』の頃のロキとなるため、映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』と『マイティ・ソー/バトルロイヤル』の出来事を経験していないロキなので、兄のソーとの仲は決して良いとは言えない関係だと思います。ドラマ『ロキ』には兄のソーは登場するのか、楽しみは多いですね。
3つのロキ
3種類のドラマ『ロキ』のタイトルが写る。どれもデザインが異なる。一体どういった意味を持っているのだろう。1枚目のKを見てみると、ロキが被っていた金色のヘルメットに似ている様にも見える。2枚目のOと3枚目のIは同じ緑色をしていて、同じ材質に見えますね。3枚目のOはどことなくストレンジのデザインに似ているような気もします。4枚目5枚目でロキのタイトルが緑色の光と共に姿を消します。緑色はロキのイメージカラーでもあると思いますが、インフィニティ・ストーンで緑色はタイム・ストーンなので意味深ですね。
タイトルが3回変化していることは、ロキという人物も3回変化していることと捉えられないでしょうか。すでにロキは2人存在しています。1人目は映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で亡くなったロキ、2人目は映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』でスペース・ストーンを手に入れたロキ、3人目はまだ分かりませんが、もしかすると、この3人目がドラマ『ロキ』で登場するのかもしれません。少し突拍子もないことを考察している、と思われるでしょうが、ドラマ『ロキ』がマルチバース・多次元宇宙をテーマにしているのではないか、と考察できるからです。
囚われのロキ?
ロキのセリフ
I’m gonna burn this place to the ground.
訳:ここを焼け野原に変えてやる。
物騒なセリフを吐いたロキは、服装がいつもの装飾品などが付いている服装ではなく、簡素な服装で、少し囚人服のような印象も受ける。今自分がいる場所を焼け野原にしたい、ということはその場所に恨みがあるということ、その場所から逃げたいということと考えられます。囚人とは言いませんが、囚われの身なのではないでしょうか。そのロキを拘束しているであろう機関が『Time Variance Authority』ではないかと考察されており、この機関はマルチバース・多次元宇宙を監視しています。
マルチバースを監視する機関・Time Variance Authority
ロキが着ている服のマークがTVAの略なのではないか?と考察されています。このTVAとは、マルチバースを監視する機関の『Time Variance Authority』のコトです。
#Loki is wearing an outfit with a symbol for the Time Variance Authority (TVA) – an organization that monitors the multiverse – in the new MCU @disneyplus spot! pic.twitter.com/MwMUkjYLjU
— MCU Direct (@MCU_Direct) February 3, 2020
この『Time Variance Authority』は日本語に訳してみると、『時間変動機関』と訳せます。この『Time Variance Authority』は調べた限りだと、まだ日本語の名前などがハッキリしていないようなので、どういった名前になるのだろう。英語版のwikiは存在が確認できたのですが、日本語のwikiが無かったので英語を抜粋して日本語に訳していこうと思います。
Time Variance Authorityとは?
リーダーは、ミスター・オルタニティー。TVAはマルチバース・多次元宇宙を監視する機関。存在が危険すぎると判断されたタイムラインは消すことができる。そして、過去と未来を改変を防ぐための活動をしている。彼らの監視する範囲は遠い昔に、アイオス(時間の制約から解放された存在)や征服者カーン(過去未来を行き来する存在で宇宙規模で活動しているヴィラン)達によって制限されている。TVAが干渉を失敗した事件も存在する。
時間の終わりに、TVAの最後の監視員が、タイムキーパーズを作り出した。タイムキーパーズは宇宙の残ったタイムラインに存在する最後の3人だ。しかしこのタイムキーパーを作ることによって、タイムツイスターズを作ることになってしまう。この3人組の存在は、ソーやアベンジャーズに止められるまで、すべての現実の存在を危うくした。
TVAはシーハルクを利用していたこともある。事件の監視員は自身が死ぬ直前に場を退くことにより、タイムストリームへの影響は最小限になる。このことが、タイムトラベラーズが遺伝子・起源の交差・スクランブルを通り抜けることを確立し、タイムスクリームへの影響もまた最小限になる。特に、この交差・スクランブルは、今までの経験が異なる男の間で起きる傾向がある。
まだ、少しwikiには情報が載っていたのですが、読めば読むほどに分からない固有名詞、キャラクターなどがあり訳すのが困難だったためここでいったん筆をおきます。
最後に
ロキの服に写っていたTVAについてまとめてみましたが、これまでのMCUに登場しないキャラクターがいました。今後のMCUの世界が広がっていくのを感じます。TVAのwikiに登場した征服者カーンは今後のMCUのサノスの後釜になるであろうヴィランなのではないか?と考察されています。
シーハルクの名前がありましたが、シーハルクもディズニープラスでドラマ化が決定している作品です。
今回公開された初の『ロキ』の予告は『ファルコン・アンド・ウィンター・ソルジャー』と『ワンダヴィジョン』の3作品がまとめられた予告でした、たった30秒の内容だったのにもかかわらず考察したくなる予告でしたね。個人的にはもっと英語のセリフが欲しかったです。
予告にあった、『ファルコン・アンド・ウィンター・ソルジャー』と『ワンダヴィジョン』のセリフ・考察・解説もしたので下にリンクがあるのでご覧ください。
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【ディズニープラス】ワンダヴィジョン予告・日本語訳有【解説・考察】
2020年以降のマーベル新作映画まとめ・フェーズ4MCU『サンディエゴ・コミコン』より
https://youtu.be/62EB4JniuTc
(参照2020/02/05)
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