MCUの作曲家が携わった他の映画を紹介します。
マーベルに携わった作曲家は他の多くの映画でも作曲をしています。携わった映画を見ると、自分が過去に見ていた映画を担当している!なんてこともあり、楽しいです!
フェーズ1のまとめはこちら
マーベル映画の作曲家が携わった映画
フェーズ2
ブライアン・タイラーはフェーズ2の合計6作品中3作品に携わっています。
『アイアンマン3』
映画:アイアンマン3
作曲家:ブライアン・タイラー
他の作品:『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』『ワイルド・スピード MAX』『ワイルド・スピード MEGA MAX』『ワイルド・スピード SKY MISSION』『ワイルド・スピード ICE BREAK』『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』など
映画『アベンジャーズ』で締めくくられたフェーズ1、そしてフェーズ2もフェーズ1同様にアイアンマンから始まりました。アイアンマンは3作品ありますが、どの作品も作曲家が異なり、3作品目がこのブライアン・タイラーになります。
作曲家ブライアン・タイラーは、フェーズ2の6作品中3作品を担当しています。半分もの作品を担当しているので、このフェーズ2はブライアン・タイラー祭りですね。
フェーズ1の作曲家で『プレデター』シリーズが制覇できていましたが、ここで番外編の『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』も登場!アベンジャーズ好きの方にはSF映画、エイリアンやプレデターが好きな人が多そうです。こういったSFの金字塔を担当した方が、MCUも担当しているのが嬉しいですね。
大人気な『ワイルド・スピード』シリーズにも携わっており、メインストーリーの9作品のうち6作品も担当しています。ワイスピの音楽と言えば、ブライアン・タイラーですね。
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
映画:マイティ・ソー/ダーク・ワールド
作曲家:ブライアン・タイラー
他の作品:『アイアンマン3』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』『ワイルド・スピード MAX』『ワイルド・スピード MEGA MAX』『ワイルド・スピード SKY MISSION』『ワイルド・スピード ICE BREAK』『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』など
フェーズ2の2作品目も1作品目同様の作曲家ブライアン・タイラーになります。
映画『アイアンマン3』のところで紹介をしたので、ここでは割愛します。
個人的には『マイティ・ソー』シリーズは、この『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』が一番好きです。
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
映画:キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
作曲家:ヘンリー・ジャックマン
他の作品:『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』『ベイマックス』『キック・アス』『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』『キングスマン』『キングスマン: ゴールデン・サークル』『キングスマン: ファースト・エージェント』『ザ・プレデター』『シュガー・ラッシュ』『シュガー・ラッシュ: オンライン』『名探偵ピカチュウ』など
フェーズ2の3作品目で、『キャプテン・アメリカ』シリーズの2作品目となる今作は、1作品目と作曲家が変わり、ヘンリー・ジャックマンが担当しています。
ヘンリー・ジャックマンは、フェーズ2では今作のみ携わっていますが、フェーズ3では『キャプテン・アメリカ』シリーズの3作品目に当たる『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』も担当しています。さらに、MARVEL(マーベル)映画の『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』も携わっています。
また、意外と知られていませんがディズニー映画の『ベイマックス』も、MARVEL映画の1つです。原作の『Big Hero 6』(ビッグ・ヒーロー・シックス)はマーベル・コミックです。エンドロールの後には、MCUのお約束であるスタン・リーも登場しています。
更にアメコミ原作の映画である『キック・アス』『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』の作曲家でもあります。これだけ数多くのアメコミ映画に携わっているのも珍しく感じますね。
『キングスマン』『キングスマン: ゴールデン・サークル』『キングスマン: ファースト・エージェント』の3作品もヘンリー・ジャックマンの担当で、こちらも人気シリーズですね。
作曲家ではなく監督の話になってしまいますが、個人的にチェックしてほしい作品は『ザ・プレデター』です。この映画の監督はシェーン・ブラックで、この方は映画『アイアンマン3』の監督でもあります。アイアンマンが好きな方はぜひチェックしてみてください。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
映画:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
作曲家:タイラー・ベイツ
他の作品:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』『デッドプール2』『ウォッチメン』『ジョン・ウィック』『ジョン・ウィック:チャプター2』『ジョン・ウィック:パラベラム』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』など
フェーズ2の4作品目は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』です。今作と、この続編にあたる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のはタイラー・ベイツが担当しています。
注目したいのはMARVEL映画の『デッドプール2』ですね。今後MCUに登場するなんて噂がされていますね。まだ確定ではないので今後に期待です。
さらにアメコミ原作の映画である、『ウォッチメン』があります。また作曲家から監督の話に脱線しますが、こちらは監督がザック・スナイダーです。彼が監督・製作・製作総指揮した作品はDCコミック原作のものが多く『マン・オブ・スティール』『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『スーサイド・スクワッド』『ワンダーウーマン』『ジャスティス・リーグ』などがあります。MCU映画が好きな方でまだDCコミックの映画を見ていない方はぜひ見てください。
俳優キアヌ・リーヴス主演の人気シリーズ『ジョン・ウィック』『ジョン・ウィック:チャプター2』『ジョン・ウィック:パラベラム』も作曲しており、さらに大人気な『ワイルド・スピード』シリーズも携わっており、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』を担当しています。先ほど名前を挙げたブライアン・タイラーは『ワイルド・スピード』シリーズのメインストーリーの9作品のうち6作品も担当していましたね。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
映画:アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
作曲家:ダニー・エルフマン、ブライアン・タイラー
他の作品:『スパイダーマン』『スパイダーマン2』『ハルク』『バットマン』『バットマン・リターンズ』『ジャスティス・リーグ』『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』『メン・イン・ブラック』『メン・イン・ブラック2』『メン・イン・ブラック3』『シザーハンズ』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』『ミッション:インポッシブル』『マーズ・アタック!』『PLANET OF THE APES/猿の惑星』
※こちらはダニー・エルフマンの作品です。ブライアン・タイラーはこちら
フェーズ2の5作品目は『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』です。今作はMCUの中で唯一作曲家が2人の作品になっています。ダニー・エルフマンとブライアン・タイラーです。ブライアン・タイラーは映画『アイアンマン3』で触れたので、ここではダニー・エルフマンについて紹介します。
ダニー・エルフマンは独特の世界観がある作曲家です。彼の作曲したヒーロー映画を紹介する前に、ダニー・エルフマンと言えば監督ティム・バートンを思い出す人は多いのではないでしょうか。この2人がタッグを組んだ映画は数多く、『チャーリーとチョコレート工場』や『アリス・イン・ワンダーランド』など、挙げるときりがありません。ティム・バートンの映画は独特な世界観がありますよね。これはダニー・エルフマンの曲があってのことだと思います。
現在MCUでは、ダニー・エルフマンは今作だけ作曲を行っています。しかし、過去にマーベル映画に携わったことがあります。『スパイダーマン』『スパイダーマン2』『ハルク』の3作品です。このトビー・マグワイアが演じたスパイダーマンは来るMCUのスパイダーマンに登場するかも?なんて噂されていますね。もしそれが叶うのなら、トビー・マグワイアのスパイダーマンが出るシーンではダニー・エルフマンが作曲した曲を使ってほしい!なんて妄想してしまいます。
更にマーベル以外のアメコミ映画では、DCコミックの『バットマン』『バットマン・リターンズ』『ジャスティス・リーグ』に、『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』などがあげられます。特に『バットマン』のテーマソングはカッコいいだけでなく、何かつかみどころのないような不思議な印象を受けます。MCUを見てきて、他のアメコミ映画を見てみたい!って方は作曲家繋がりで見てみるのも面白いでしょう。
『メン・イン・ブラック』『メン・イン・ブラック2』『メン・イン・ブラック3』『シザーハンズ』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』などもテーマソングがコレ!というものがあります。今まで紹介してきた作曲家の中でも音楽で世界観を伝えるという点で、本当に突出していると思います。
『アントマン』
映画:アントマン
作曲家:クリストフ・ベック
他の作品:『アントマン&ワスプ』『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』『ハングオーバー!!! 最後の反省会』『アナと雪の女王』『アナと雪の女王/家族の思い出』『アナと雪の女王2』など
フェーズ2の6作品目で、フェーズ2の締めくくるのは『アントマン』です。アントマン/スコット・ラングは、まさにヒーロー!とは言えません。盗人でアリ、前科者です。映画は刑務所にぶち込まれてる状態から始まります。悪そうな面を紹介しましたが、アントマンは愛する娘キャシーのために奮闘する良いパパでもあります。
クリストフ・ベックの手掛けた作品をみると、まず目につくのは『アナと雪の女王』でしょう。『Let it go』が有名ではありますが、というより有名すぎるところはありますが、サントラも良かったです。その続編も手掛けていますね。
さらに『ハングオーバー!』シリーズも手掛けています。ハングオーバーはですね、登場するキャラクターが何て言うかダメ人間というか…物語をちょっと説明すると「結婚を控えているのでその前に羽目を外せるだけ外そう!そしたらとんでもない事態に!」って感じのストーリーなんです。なのである意味ダメさがアントマンに似ている…?ドタバタコメディなので面白いです。アメコミの話につなげると、この『ハングオーバー!』の監督 トッド・フィリップスは映画『ジョーカー』の監督でもあります。映画の内容が全く違っていて驚きました。
サントラの話に戻しますが、アルバムの1曲目『Theme from Ant-Man』(アントマンのテーマ)がなんともアントマンらしい、あの『テンテンテテン・テンテンテテン』ですね!どこかマヌケな感じがするんだけど強さも感じる。まさにアントマンですね。『アントマン&ワスプ: クアントゥマニア』のサントラも同じクリストフ・ベックになることを期待したいです。
最後に
フェーズ1では、アベンジャーズ初期メンバーの6人のアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、ソー、ブラック・ウィドウ、ホークアイがそろい踏みです。しかし、この段階ではブラック・ウィドウ、ホークアイはテーマ曲はまだありませんね。
個人的な意見ですが、アイアンマンやキャプテン・アメリカはテーマ曲的なものが何曲かあると感じますが、ソーはどれがテーマ曲?って問われると…正直なところちょっと悩みますね。
フェーズ2はいわゆるビッグ3のアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーの続編とアベンジャーズシリーズの2作品目、映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』がありますね。
そこに新しいヒーローとして、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと、アントマンが入ってきました。アントマンはしっかりと彼のテーマ曲があり、ファンなら『Theme from Ant-Man』(アントマンのテーマ)を聞いたら、すぐにアントマンを連想するでしょう。しかし、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーはおそらくサントラ・BGMよりも、『Come And Get Your Love』などの挿入歌の方が印象深いのではないでしょうか。映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』はマヌケたちのドタバタした映画(褒めてます)ですが、結構しんみりした曲が多く、コメディとシリアスの緩急が効いているので、聞いていて面白いです。おススメは『Black Tears』です。ガーディアンズがロナンを倒したときの曲です。
映画音楽が好きな人でしたら、絶対に知っているであろうダニー・エルフマンが映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』を手掛けていましたね。サム・ライミ版の映画『スパイダーマン2』ぶりにマーベルに帰ってきましたね。いや、もう最高ですよね!語彙力が無くなるくらい好きです。
さらにさらに、ダニー・エルフマンは、ドクター・ストレンジの2作品目、映画『ドクター・ストレンジ/インザマルチバースオブマッドネス』の音楽にも携わることが分かっています。ドクター・ストレンジはマーベルの中でも魔術師という立場でかなり異質であり、世界観も他の映画と大きく異なります。そんな世界をダニー・エルフマンがどう描いていくのか?これはもう楽しみで楽しみで仕方ありませんね!
サントラが好きなので、まとめるだけで楽しいです。フェーズ2は初期メンバーの深堀の作品も多く、より濃いサントラが聴けましたね。続くフェーズ3もまとめていきたいと思います。
よろしければ好きなサントラや曲をコメントで残してください!それではまた次の記事で会いましょう。
関連記事
DVD:アイアンマン3
DVD:マイティ・ソー/ダーク・ワールド
DVD:キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
DVD:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
DVD:アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
DVD:アントマン
https://marvel.disney.co.jp/movie.html
(参照2021/09/20)
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