【命をかけて】映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』予告と本編で字幕を変えられたセリフが!?【Whatever it takes.】

【命をかけて】映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』予告と本編で字幕を変えられたセリフが!?【Whatever it takes.】

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)より

原題『Avengers: Endgame』

 

 

ここから先には映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれています。

 

 

はじめに

アベンジャーズ/エンドゲーム 命をかけて whatever it takes

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』には、予告と本編で字幕を変えられたセリフがあります。

そのセリフは『Whatever it takes.』です。意味は『何を犠牲にしても、何としてでも』となります。

予告では合計4回も口に出された言葉だったため、かなり印象的でした。それでは予告と本編の違いを見ていきましょう。

 

予告の『Whatever it takes.』

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このセリフを言ったのは合計4人です。

・アイアンマン / トニー・スターク

・キャプテン・アメリカ / スティーブ・ロジャース

・ブラック・ウィドウ / ナターシャ・ロマノフ

・ホークアイ / クリント・バートン

4枚目の画像だと『命をかけて』が聞こえるシーンでアントマンが映っていますが、セリフはキャプテン・アメリカが言っています。

 

本編では、この『命をかけて』と言ったキャラクター4人のうち、アイアンマンとブラック・ウィドウは命を落とします。そして、キャプテン・アメリカは事実上の引退をします。

ホークアイは生きていますが、ソウル・ストーンを手に入れる際に、ブラック・ウィドウとホークアイのどちらが命を落としてもおかしくなかったですね。

 

本編の『Whatever it takes.』

1度目

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キャプテン・アメリカ / スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)

This is the fight of our lives… and we’re gonna win.

字幕:命をかけた戦いだ 必ず勝つ

訳 :これは我々の命の 生きるための戦いだ そして僕らは勝つんだ

 

Whatever it takes.

字幕:何を犠牲にしても

訳 :何としてでも

シーン:アベンジャーズがタイムトラベルをする前に、キャプテン・アメリカがアベンジャーズ全員を鼓舞しているシーンです。

『Whatever it takes.』は、字幕では『何を犠牲にしても』と訳されていますね。予告の『命をかけて』ではなくなっています。ただ、ちょっと面白いのが、その前のセリフ『the fight of our lives』が『命をかけた戦い』となっています。直前にこう言っているので、キャップの心の中では『Whatever it takes.』に『命をかける』という意味合いが込められているのは想像にたやすいですね。

 

2度目、3度目

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ブラック・ウィドウ / ナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)

Whatever it takes.

字幕:何を犠牲にしても

訳 :何としてでも

 

ホークアイ / クリント・バートン(ジェレミー・レナー)

Whatever it takes.

字幕:何を犠牲にしても

訳 :何としてでも

シーン:2014年の惑星ヴォーミアで、ブラック・ウィドウとホークアイがソウル・ストーンを手に入れようとしているシーンです。どちらの命を犠牲にするかの選択を迫られています。このシーンでは2人が交互に『Whatever it takes.』と口にします。

こちらの『Whatever it takes.』も、字幕では『何を犠牲にしても』と訳されていますね。ソウル・ストーンを手に入れるには『愛する人の命と引き換え』にしなければなりません。すなわち、この犠牲とは命ということになりますね。

 

おわり

予告の時点で『Whatever it takes.』が『命をかけて』と字幕で訳されていたことから、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』では命を落とすキャラクターがいるのではないか?と考察されていました。当時の私も映画を見る前は、アベンジャーズは死なないだろうと思いつつ、どこかで誰かが亡くなるのではないかと心配していましたね。

 

『Whatever it takes.』と言ったキャラクター

キャラクター 予告 本編
アイアンマン ×
キャプテンアメリカ
ブラックウィドウ
ホークアイ

なぜか、アイアンマンだけは本編で『Whatever it takes.』と言いませんでしたね。台本の段階ではあったのでしょうか?ちょっと気になりますね。

 

今となっては、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の名言といえば…

アイアンマン / トニー・スターク

And I… am… Iron Man.

字幕:それなら… 私は… アイアンマンだ

サノス

I am inevitable.

字幕:私は絶対なのだ

この2つが有名だと思いますが、『Whatever it takes.』も印象的ですね。今回のように予告と本編で字幕が異なるセリフはいくつかあるとは思いますが、私の記憶に残っているのはこちらだけです。他にもないか、また探してみたいですね。

 

『Whatever it takes.』が『命をかけて』と訳されていた公式がリリースした日本の予告は、残念ながら現在は非公開になっています。

 

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DVD・BD:アベンジャーズ/エンドゲーム

https://marvel.disney.co.jp/movie.html

(参照2022/04/26)

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