ドラマ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル』(2022年)より
原題『The Guardians of the Galaxy Holiday Special』
この記事では、ドラマ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル』の最新予告の英語字幕を日本語訳していきます。
今回の予告は日本語字幕版が公開されていないので、この記事が参考になればと思います。それでは見ていきましょう。
ドラマ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル』予告
1.
クラグリン(ショーン・ガン)
I just saw on the calendar that right now on Earth it’s almost Christmas time.
訳:カレンダーを見たら 今地球ではもうすぐクリスマスの時期だ
ネビュラ(カレン・ギラン)
We don’t have time for trivialities like Christmas.
訳:私たちにはクリスマスなんてくだらないことをやっている時間はない
英語の解説
動詞:see
意味:見える
『見える』の意味でよく使いますね。セリフでは『see that節:~だとわかる』の意味で使っています。
熟語:don’t have time for ~
意味:~の時間はない
名詞:triviality
意味:つまらないこと
セリフでは複数形『trivialities』になっていますね。
2.
マンティス(ポム・クレメンティエフ)
But Peter’s so sad about Gamora being gone.
訳:でも ピーターはガモーラがいなくなったことをとても悲しんでいる
Maybe if we go to Earth for a really wonderful Christmas gift… it would make him happy.
訳:もしかしたら 地球に素敵なクリスマスプレゼントを見つけに行ったら 彼が喜ぶかも
英語の解説
動名詞の意味上の主語
動名詞:Gamora being gone
意味 :ガモーラがいなくなったこと
文の主語と動名詞の意味上の主語が一致しない場合、意味上の主語を動名詞の前に置きます。
意味上の主語は代名詞の場合は所有格か目的格、名詞の場合は所有格かそのままの形で置きます。ガモーラ(Gamora)は名詞なので、そのままの形で使っていますね。
前置詞『about』の目的語が、この動名詞『Gamora being gone』になっています。
3.
マンティス
Something special he will never forget.
訳:彼が絶対に忘れない特別なものを
ドラックス(デイヴ・バウティスタ)
What about someone special?
訳:特別な人はどうだ?
英語の解説
somethingと形容詞の位置
語順:形容詞+名詞
語順:somthing+形容詞
普通は名詞(代名詞)の前に形容詞を置きます。
しかし、something, anything, nothing, everythingのように『-thing』の場合は後に形容詞を置きます。
形容詞が後置修飾する場合
somthingやanythingで形容詞を後ろに置くというのはよく見ますが、他にも『-thing』『-body』『-one』の場合も同様です。
What about someone special?
訳:特別な人はどうだ?
形容詞の『special』が『someone』を後ろから修飾しています。
4.
マンティス
We’re looking for the legendary Kevin Bacon.
訳:伝説のケビン・ベーコンを探しているの
ドラックス
We’re looking for the legendary Kevin Bacon!
訳:伝説のケビン・ベーコンを探しているんだ!
マンティス
I just said that, Drax!
訳:私が今そう言ったでしょ ドラックス!
ドラックス
But your voice is small and mousey, I think maybe he didn’t hear you.
訳:でも お前の声は小さくてネズミみたいだから 彼に聞こえなかったかもしれない
英語の解説
形容詞:mousey
意味:ネズミのよう
ドラックスがマンティスの声を『ネズミのようだ』と言っていますね。何というか、こういう変な例え方がドラックスらしいですね。
5.
ドラックス
You’re coming with us… as a Christmas present.
訳:お前は俺たちと一緒に来るんだ クリスマスプレゼントとして
ドアを開けずに破壊して入ってくるダイナミックなドラックス。さらに『お前をクリスマスプレゼントにしてやる』なんて言われたら、誰だって逃げますよね。
6.
グルート(ヴィン・ディーゼル)
I am Groot!
訳:俺はグルート!
顔と体の老い方?が一致していない感じがして、ちょっと違和感ありますね。
英語の解説
代名詞の主格:I
意味:私は
日本語は1人称を表す言葉が多いですよね。『私、俺、僕、自分、あたし、あーし、ワイ、吾輩…』例をあげたらきりがないですよね。
今回のグルートの1人称は何になるのか楽しみですね!
最後に
予告に日本語字幕版が出てなかったので、日本語訳して英語解説もしてみました。
まさかのケヴィン・ベーコン本人の登場とは…驚きですよね。ケヴィン・ベーコンについては過去作の劇中で話がでています。映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で、ノーウェアでスター・ロードがガモーラと一緒にカセットテープを聞くときに、『偉大なヒーロー ケヴィン・ベーコン』と紹介していました。
落ち込んでいるスター・ロードを元気づけるためのクリスマスプレゼントとして、ケヴィン・ベーコンという人間を選ぶことがいいのかは置いておいて、ガーディアンズのメンバーがスター・ロードの好きな人物を知っているというのがいいですよね。仲間たちがお互いのことを知って、思い合っているのが伝わってきます。
今回の解説は以上です。また新しい予告が出たら解説してきたいと思います。
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https://amecomi-en.com/20842
参照:Marvel Studios’ Special Presentation: The Guardians of the Galaxy Holiday Special | Official Trailer
https://youtu.be/OYhFFQl4fLs
(参照2022/10/26)
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