スパイダーマン/ファー・フロム・ホームの予告の日本語訳!台詞には、映画『スパイダーマン2』のあの言葉も登場!

スパイダーマン/ファー・フロム・ホームの予告の日本語訳!台詞には、映画『スパイダーマン2』のあの言葉も登場!

映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年)より

原題『Spider-Man: Far From Home』

 

映画『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム』の予告英語の解説と、日本語訳を行いました。

英語の表現を見ると、この映画が高校生青春映画なんだな!と分ったりします。

台詞には、映画『スパイダーマン2』のあの言葉も登場!

 

英語の勉強になるように、英語の解説を多めにしました。

英語を一緒に楽しみましょう!

 

 

ピーター

I just wanna spend some time with MJ.

『僕はMJと一緒に時間を過ごしたいだけなんだ。』

 

wannaは、『want to』(~したい)の省略です。

want to spend some time 『時間を過ごしたい』

 

前置詞withがココでは『一緒に』の意味で使われています。

他の意味もあるので毎回『一緒に』と訳さない様にしましょう。

 

And I think (that) she really likes me!

『それに、彼女は僕に気があると思う!』

 

I think (that) 1文. 『~だと思うよ。』

省略できる接続詞のthatを、用いることで、一般動詞のthinkの後にもう1文持ってきています。

英語は、基本的に1文に主語と動詞は1つまでなので、なんで2文あるのか?とちゃんと理由を探しましょう!

 

 

ネッド

That reminds me of when I first fell in love.

直訳『私に思い出させます、僕が最初に恋に落ちたときのこと。』

意訳『思い出すなぁ、僕が最初に恋に落ちたときのこと。』

 

thatには意味がなく、仮の主語です。

主語は、後ろのwhen I first fell in love部分と考えましょう。

 

I had just finished my fruit cobbler when-

『僕がちょうどフルーツコブラーを作り終えた時…』

 

フルーツコブラーとは、フルーツのパイの事です。

 

 

フューリー

So nice to finally meet you, Spiderman…

『そう、ついに会えたな、スパイダーマン。』

 

Nice to meet you.『はじめまして』に色々副詞などを付けて長くした表現です。

ちょっとネチッコイ印象を受けました(笑)そういえば、初めましてですね!

 

スパイダーセンス働いてない!

 

ピーター

You’re Nick Fury.

『あなたは、ニック・フューリー。』

 

フューリー

Put some clothes on. Let’s go for a ride.

『何か服を着なさい。ドライブに行くぞ。』

 

go for a ride 『ドライブに行く・出かける』

 

 

 

ピーター

Is he gonna be okay like that?

『ネッドはこのままで大丈夫かな?』

 

gonnaは、『going to』の省略です。

ココでは、be going to『~するつもり』を疑問文にしていますね。

ニュアンスがちょっと違うのですが、be going toは、willと書き換えが出来るので重要な表現です。

 

フューリー

Might wanna turn him over so he doesn’t swallow his tongue.

直訳『彼をひっくりかえしておこう、そうすれば彼は舌を飲み込まない。』

意訳『彼をひっくりかえしておこう、じゃないと舌を詰まらせるだろう。』

 

(You) might wanna turn him over so he doesn’t swallow his tongue.

主語のYouが省略されています。

 

swallow 『飲み込む』

tongue 『舌』 焼肉とかで食べるタンですね!

 

 

 

ピーター

I think Nick Fury just hijacked our summer vacation.

直訳『ニック・フューリーが僕らの夏休みをハイジャックした。』

意訳『ニック・フューリーに僕らの夏休みがハイジャックされた。』

意訳のように、受け身『~された』と訳した方が、被害者っぽくて良いですね!

 

ネッド

Awesome!

『最高じゃん  !』

awesomeは、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのスター・ロードが持っているカセットに書いてある言葉ですね。

AWESOME MIX!

 

 

 

 

フューリー

You got gifts, Parker.

『君は才能がある、パーカー。』

gift 『贈り物・才能

今回『おお!』となった単語のgiftです。、映画『スパイダーマン2』でも使われていました。

ドクター・オクトパスがピーターに対して使いました。

 

ドクター・オクトパスのセリフ

Intelligence is not a privilege, it’s a gift.

『知性は特権では無い。贈り物なんだよ。』

この、言葉を知って、人に沢山の良い影響を与えられるヒーローになりたいと思いました。

このサイトを通して、英語・映画の楽しみを伝えられたらと思います。

 

giftに贈り物と、才能という意味があるので、『大いなる力には、大いなる責任が伴う。』このことを思い出します。

 

But we have a job to do.

『しかし、私たちはやるべき仕事がある。』

 

不定詞の形容詞的用法

to do 『するべき』が、”a job”を修飾しています。

a job to do 『やるべき仕事』

 

 

 

フューリー

Are you going to step up or not?

『お前は次の段階に行く気があるか?』

 

be going to 『~するつもりだ』

今回は、gonnaに省略されていませんね。

 

 

 

 

ハッピー

You’re all alone.

『君はたった1人だ。』

仲間のヒーローはいない。という意味だと思います。

 

 

Your friends are in trouble.

『君の友達はトラブルに巻き込まれた。』

 

be in trouble 『困っている』

 

What are you gonna do about it?

『君はどうする?』

 

 

 

ミステリオ

You don’t want any part of this.

意訳『君はもう戦わなくていい。』

直訳『あなたはこの戦いに参加したいと思っていない。』

この様なセリフを言ったという事は、もしかしてこの時点ではミステリオはピーターを一般人だと思い、一般人の彼に対して、『もう大丈夫だよ!』って伝えようとしてるのかもしれません。

まだ、ミステリオはピーターがスパイダーマンと分っていない状況なんでしょう。(そもそも誰だかバレるってことは起きてはいけないことですね。)

 

 

 

女・ピーターのクラスメイト

Who is that guy?

『あいつ誰なの?』

 

 

男・ピーターのクラスメイト

He’s like Iron Man and Thor rolled into one.

『アイアンマンとソーを1つにした感じだな。』

 

フラッシュ

He’s no Spiderman.

『スパイダーマンには劣るな。』

 

 

 

ミッシェル

What is it with you and Spiderman?

『じゃあ、あんたと、スパイダーマンに何があるのよ?』

 

この前置詞withは『一緒に』ではなく、対象を選んでいるwithです。

なので、『~に対して』という意味です。

 

 

 

フラッシュ

What? He looks out for the neighborhood, he has a dope suit, and I really respect him.

『何?彼は近所を見回っててくれて、いかしたスーツも持ってて…まじで彼の事尊敬してる。』

 

dope 動詞『ドーピングをする・麻薬を使う』

スラングとして、『カッコいい!・イカス!』という意味があります。

 

respect 動詞『尊敬する・リスペクトする』

最近、日本語で『リスペクトする』って使う人増えてきている印象。

 

Sup, dickwad?

『なぁ、負け犬?』

 

「sup」は「What’s up?」の省略形で、「調子はどう?」という意味です。 これは高校生や大学生など若い男性がよく使う挨拶の言葉です。

この、ピーターの顔が最高ですね。

フラッシュがスパイダーマンの事をめちゃくちゃ褒めて、ピーターを罵倒する。

笑っちゃいますね!

 

 

英語の表現を振り返る

英語の表現に、スラングが多いですね。

特に、高校生などが使う汚い言葉や省略がポツポツとありました。

こういった所からも、いつものアベンジャーズの映画というよりは、高校の青春映画感が出てきますね。

 

『インフィニティー・ウォー』の殺伐とした感じから一転、この明るい感じの映画を公開できるのも、マーベルの凄い所です。

 

スパイダーマンのこの予告はまだまだ考察する所があるので、また新しく記事を作りたいと思います。

 

 

SPIDER-MAN: FAR FROM HOME – Official Teaser Trailer
https://www.youtube.com/watch?v=DYYtuKyMtY8
(参照2019/01/18)

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