【映画モービウス】MCU入り？、トビー・マグワイアのスパイダーマン？【解説・考察】

映画『モービウス』より

原題『Morbius』（２０２０年）

この記事は映画『モービウス』の予告を考察していきます。まだ予告を見てない方はこちらから

・映画『スパイダーマン』のトビー・マグワイアの演じるスパイダーマンがまた復活？

・ヴァルチャーの登場！？

・MCU（マーベル・シネマティック・ユニバース）入り？

予告の字幕と直訳の違いを題材にして、考察していこうと思います。ただ、前提として、この映画『モービウス』はソニー・ピクチャーズの映画になるので、MCUになるか？と言うと難しい立ち位置になります。ソニー・ピクチャーズの作品となると、映画『ヴェノム』と同じ世界の可能性が高いですね。

1. 予告『モービウス』の問題のシーン
- 1.1. トビー・マグワイアのスパイダーマン
- 1.2. マイケル・キートン演じるヴァルチャー登場？MCU入り？
2. 最後に

予告『モービウス』の問題のシーン

トビー・マグワイアのスパイダーマン

How far are we allowed to go?

字幕：何をしても許されるのか

直訳：私たちはどこまでして良いのだろうか？/私たちはどこまで行けるのだろうか？

このセリフの主語が、『私たち』なので、シーンに写る、主役のモービウスと助手の女性たちを指しているのかもしれませんね。なんにせよ、『複数』であるので、モービウスだけではないのがわかります。そもそもモービウスを指していない可能性もありますが。日本語は主語を省略しがちなので、主語が無い文になっていますね。英語を見ると、こういった発見があるのが楽しい。

日本語字幕の『何をしても許されるのか』というメッセージは、モービウスと、スパイダーマンの複数（私たち）に対して言っている可能性もありますね。

このシーンの背景にスパイダーマンの絵が描いてあります。そのスパイダーマンの上には『MURDERER』（殺人鬼）の文字が描いてありますね。

この殺人鬼からすぐに思いつくことは、トム・ホランドが演じたスパイダーマンが映画『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム』で、ミステリオを殺したというデマをニュースで取り上げられてしまったことをではないだろうか。そこから世間にスパイダーマン＝MURDERERと言う方程式が出来上がっているのだろう。

ただ、このスパイダーマンはMCUのトム・ホランドが演じるスパイダーマンではなく、映画『スパイダーマン１・２・３』のトビー・マグワイア演じるスパイダーマンだと思われます。コスチュームの色やデザインからみると間違いないでしょう。このことから、可能性として、この映画『モービウス』の世界がトビー・マグワイアのスパイダーマンの続きの世界になっている可能性もあるのかもしれませんね。