アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーの考察・ストレンジの『エンドゲーム』発言

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーの考察・ストレンジの『エンドゲーム』発言

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)より

原題『Avengers: Infinity War』

 

アベンジャーズ4のタイトルは、アベンジャーズ/エンドゲームになりましたね。

このタイトルになる前に、一体どんなタイトルになるのか?と多くの意見が出ていましたね。

 

このタイトルのエンドゲームは、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でこのエンドゲームと言う言葉が一度使われていました

そこで、何かそのセリフの前後から分ることが無いか、セリフを考察したいと思います。

 

そして、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のサウンドトラックの中に、『The End Game』というタイトルの曲もあるので良かったら調べてみて下さい。サノスとアイアンマンが戦っている時に流れていると思います。

 

日常でも使いやすいセリフも紹介できるので、その英文も覚えて行って下さい!

 

endgameの意味

まずは、セリフの前にendgameの単語の意味から

endgame 名詞

最終段階・終盤・大詰め

エンドゲーム(チェス用語で、駒が数個しか残っていない終盤戦のこと)

 

単語の意味からも、アベンジャーズの歴史に一区切りがつくことが伺えます。

本当に集大成の作品になるのでしょう。

チェス用語の意味も面白く、駒=アベンジャーズのヒーローの人数と考えると、ヒーローが数少なくなり、差し迫っている状況だと考えると面白い。

 

 

endgame発言のシーン

endgameの発言があったシーンのセリフを考察します。

シーンは、惑星タイタンで、アベンジャーズやガーディアンズ達がサノスと戦っているシーンでその発言は有りました。

アイアンマンとサノスが一騎打ちをしていて、アイアンマンが死力を尽くすも、サノスに殺されそうになっているシーンです。

 

ドクター・ストレンジのセリフ

Spare his life… and I will give you the stone.

『彼を殺さないでくれ、そうすれば石を渡す。』

 

サノスのセリフ

No tricks.

『魔術は無しだ。』

 

アイアンマンのセリフ

Don’t.

『よせ!』

 

サノスのセリフ

One to go.

『あと1つだ。』

 

スター・ロードのセリフ

Where is he?

『奴はどこに行った?』

 

Did we just lose?

『俺たちは負けたのか?』

 

アイアンマンのセリフ

Why would you do that?

『なぜあんなことをしたんだ?』

 

ドクター・ストレンジのセリフ

We’re in the endgame now.

『今や、大詰めだな。』

 

この最後のWe’re in the endgame now.のセリフの後は、すぐシーンが移り変わり、ワカンダの最終決戦のシーンに写り、アイアンマンとドクター・ストレンジの会話はこれで終わりです。

ドクター・ストレンジのタイムストーンと引き換えにアイアンマンの命は救われました。

 

アイアンマンの

Why would you do that?

『なぜあんなことをしたんだ?』

という問いかけに答えていませんね。

 

シーンは前に戻りますが、ドクター・ストレンジが未来を見て来たときのセリフを見てみましょう。

ドクター・ストレンジのセリフ

I went forward in time to view alternate futures.

『起きうる未来を見るために時間を追った。』

 

To see all the possible outcomes of the coming conflict.

『全ての起きうる戦いの結果を見るためにね。』

 

アイアンマンのセリフ

How many did we win?

『何回僕たちは勝てたんだ?』

 

ドクター・ストレンジのセリフ

One.

『一度だけだ。』

 

この時に見た、勝つときの結末の中に、タイムストーンをサノスに渡す。ことが条件にあったのでしょう。

なので、ドクター・ストレンジはストーンキーパーの役割を捨ててでも、タイムストーンを渡したと思います。

 

ドクター・ストレンジのセリフ

We’re in the endgame now.

『今や、大詰めだな。』

のセリフの後、惑星タイタンのアイアンマン達のシーンはヒーローたちが消滅するシーンまで無く、ドクター・ストレンジは消滅するときに。

 

There was no other way.

『他に道は無かった。』

 

と言って消滅しています。

このセリフからも、タイムストーンをサノスに渡す。ことがアベンジャーズの勝利に繋がっていると思います。

次回の映画タイトルにもなっているendgameの発言をしたドクター・ストレンジが、アベンジャーズの勝ち筋を知っている唯一の1人であるのが面白いですね。

 

英語の表現を解説

英語の表現を解説したいと思います。

・命令文,and ~ …してくれ、そうしたら~する。

Spare his life… and I will give you the stone.

『彼を殺さないでくれ、そうすれば石を渡す。』

この表現は良く使います。日常でこういった表現使いませんか?思い起こすと、使う場面が沢山ありますよね。

なので、この表現もぜひ覚えてください!

 

命令文は、主語を無くし、動詞の原形から文を始めるものを指し、~しなさい。と言う意味になります。

例)Thanos『Loki, give me the stone, and I spare your brother.

サノス『ロキ、その石を私に渡せ、そうすればお前の兄は救ってやろう。

 

・不定詞の副詞的用法

英語の表現で、一番便利なのはどれ?と聞かれたら、不定詞だよと答えたいくらい便利な不定詞の表現です。

不定詞は、名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法を基本に、他にも色々な慣用表現に使われています。

なので、基本の3用法をまず理解することが大切です。

今回は、その3用法のなかの、副詞的用法です。意味は『~するために』です。

I went forward in time to view alternate futures.

起きうる未来を見るために時間を追った。』

 

例)Why did Thanos get the stones?

『なぜサノスは石を集めたの?』

 

Because he got them to wipe out 50% of all living creatures.

『なぜなら、彼は半分の生命体を消し去るために、石を集めた。』

 

今回はココまでです。

ドクター・ストレンジのendgame発言の前後を見るために、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を見返しましたが、やっぱり面白いですね。

惑星タイタンでの戦いは、アイアンマンが敗れ、殺されかけるシーンは見てられなくなりました。

ナルシスト同士のアイアンマンとストレンジの2人の掛け合いは必見です。

 

もし、DVDを持っている方は見返して下さい!

ドクター・ストレンジがウインクをするシーンがあるので、良かったら探して下さい。チャーミングです!皮肉っぽくもあって(笑)

 

Marvel Studios’ Avengers: Infinity War – Official Trailer
https://www.youtube.com/watch?v=QwievZ1Tx-8(参照2018-12-13)

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