【タイトルの意味は?】映画『ソー:ラブ&サンダー』ネタバレ・考察【意味は1つじゃない!?】

【タイトルの意味は?】映画『ソー:ラブ&サンダー』ネタバレ・考察【意味は1つじゃない!?】

映画『ソー:ラブ&サンダー』(2022年)より

原題『Thor: Love and Thunder』

 

 

ここから先には映画『ソー:ラブ&サンダー』のネタバレが含まれています。

 

 

この記事では

映画『ソー:ラブ&サンダー』

原題『Thor: Love and Thunder』

のタイトルの意味を解説します。おそらく、映画を見た人なら『映画のタイトルってこういうことだったのか!』って気付いた方は多いと思います。ただ、この映画のタイトルにはもう1つある意味が含まれていると思います。それは英語のことわざから来ています。

 

補足ですが、前作に当たるソーの3作品目の映画『マイティ・ソー/バトルロイヤル』は、原題の『Thor: Ragnarok』とは変わってしまっていますよね。ファンの中には『バトルロイヤル』とは呼ばずに『ラグナロク』と呼ぶ方もいますよね。私も原題を先に知ったので『ラグナロク』って言ってしまうことが多いです。

 

映画のタイトルの意味は?

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映画『ソー:ラブ&サンダー』

『ラブ&サンダー』『Love and Thunder』の意味は?

直訳:愛と雷

ジェーンとソーのことを指している。

 

映画を見た後だと

Love:ジェーン、ラブ(ゴアの娘)、愛する子ども、子どもたち

タイトルの『ラブ』の部分は、ソーの愛する女性である『ジェーン・フォスター』のことだと思っていました。おそらく、多くのファンがそう思っていたのではないでしょうか?長らく登場していなかったソーの元恋人のジェーン・フォスターが、マイティ・ソーとなって登場する予告などからそう考えるのは自然なことです。

なので、Loveが指しているのはジェーンであったと思います。

しかし、映画の最後にコーグがゴアの娘とソーのことを指して『ラブ&サンダー』と言いました。このことから、Loveが指しているのはゴアの娘であるということが分かります。

そして、今作はアスガルドの民である子どもたちを救出するのが1つの目的でもありました。なので、Loveが指しているのはアスガルドの子どもたちでもあるのでしょう。

 

英語のことわざ

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ことわざ:All’s fair in love and war

意味:愛と戦争に関することなら、何をしたっていい(全て正当化される)

英語のことわざにこんなものがあります。ソーのタイトルの『Love and Thunder』に少し似ていますよね。

このことわざは『war』の部分を違う単語にしたり、付け加えたりして使うことができます。

All’s fair in love and ~:愛と~に関しては何したっていいんだよ

All’s fair in love and war and ~:愛と戦争と~に関しては何したっていいんだよ

 

なので、タイトルの意味はこのことわざから

タイトル:(All’s fair in) Love and Thunder

意味:愛と雷に関することなら、何をしたっていい

と捉えられます。

この意味を知ってから、ふと映画の内容を振り返ると、愛するジェーンを思うソー、愛する子供たちを思う親たちやソーたち、愛する我が子を思うゴアが手段を問わず何だってするという姿にぴったりです。

『愛のためなら何でもする、何したっていい!』そんなメッセージが込められていると思います。

 

最後に

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ことわざの『All’s fair in love and war』『愛と戦争に関することなら、何をしたっていい』と『Love and Thunder』は『love and』の部分しか一致してないじゃないか!と思った人もいるかと思います。

こちらは映画のサントラの曲名を読み解くと分かることなのですが、サウンドトラックの25曲目に『All’s Fair in Love and Thor』というものがあるんです。そう、まさしく『All’s fair in love and war』の『war』を『Thunder』に変えたものです。

このことから、タイトルの『Thor: Love and Thunder』の意味には『愛とソーに関することなら、何をしたっていい』という意味であると解釈できるのです。

 

映画を見る前では『ラブ』が指す対象はジェーンだと思っていたのですが、映画を見た後では、ゴアの娘やアスガルドの子どもたちも指していたんだなと分かり、感動しました。さらに、サントラの曲名を訳していたら意味が広がって驚きました。今まで映画のタイトルが映画を見る前と見た後で変わるなんてことはなかったと思います。しかし、今作は見た後でタイトルの意味がこんなにも変わりましたね。それだけでなく、サントラにまでネタを仕込んでいるとは脱帽です。

いやはや、邦題が原題と変わらなくて本当によかったです。

 

タイトルの意味を紹介する記事は『スパイダーマン』シリーズで1度作っているので、これからもいくつか作っていきたいですね。

 

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Marvel Studios’ Thor: Love and Thunder | Army
https://youtu.be/smfEF8xeBu4

Marvel Studios’ Thor: Love and Thunder | Journey
https://youtu.be/S5bVvAHLUYY

Marvel Studios’ Thor: Love and Thunder | Team
https://youtu.be/JVuq8BHIlbQ

(参照2022/07/11)

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