映画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(2007年)より
原題『Harry Potter And The Order Of The Phoenix』
ハリー・ポッターのセリフ『一生懸命やるのは大事だ でももっと大事なことがある 自分を信じること』の英語解説になります。
ハリーが結束した不死鳥の騎士団のメンバーを鼓舞するために言ったセリフです。
他の仲間を引っ張っていく存在となったハリーらしいセリフですね。
映画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
「一生懸命やるのは大事だ でももっと大事なことがある 自分を信じること:Working hard is important. But there’s something that matters even more. Believing in yourself.」
ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)(CV:小野賢章)
Working hard is important.
字幕:練習も大切だけど
吹替:一生懸命やるのは大事だ
訳 :一生懸命頑張ることは大切だ
But there’s something that matters even more.
字幕:なし
吹替:でも もっと大事なことがある
訳 :でも それより大切なことがある
Believing in yourself.
字幕:大切なのは自分を信じること
吹替:自分を信じること
訳 :自分自身を信じること
英語の解説
動名詞
作り方:doing ~
意味:~すること
動名詞:Working hard
意味:一生懸命頑張ること
動名詞:Believing in yourself.
意味:自分自身を信じること
動詞のing形を用いることで『~すること』という意味の動名詞を作れます。動名詞は名詞句となり1つの名詞として扱われます。
名詞なので主語や目的語として使うことができます。今回紹介したセリフでは2度使われています。
1つ目のセリフでは文の主語として扱われています。学校などでは目的語に使われるパターンの方が多く扱われている印象を受けます。
また、動名詞は1つの事柄を表していて3人称単数扱いとなります。なので、セリフでは主語の動名詞に対して、be動詞のisが置かれています。
Working hard is important.
訳:一生懸命頑張ることは大切だ
一方、もう1つのセリフは動名詞のみで、文にはなっていないので注意です。仮に主語・動詞を補うとすると『It is』が入ると考えましょう。
(It is) Believing in yourself.
訳:それは自分自身を信じることだ
there is(are) ~
意味:~がいる、~がある
『there is(are)』の文では、この後に続く単語が単数形か複数形かで使うbe動詞が決まります。
時制が現在の場合は、単数形ならisで複数形ならareを使います。
セリフでは『something:何か~こと』と単数形が置かれているので『there’s=there is』が使われています。
But there’s something that matters even more.
訳:でも それより大切なことがある
関係代名詞(主格)
関係代名詞節:that matters even more
意味:より大切な
先行詞である『something』を関係代名詞節『that matters even more』が修飾しています。
関係代名詞が主格の場合は関係代名詞thatを省略することはできないので注意しましょう。
関係代名詞節の一般動詞『matter:大切である』に注目しましょう。
先行詞の『something』が単数形なので、一般動詞『matter』が3人称単数現在形『matters』になっています。
But there’s something that matters even more.
訳:でも より大切なことがある
最後に
ハリーの名言『一生懸命やるのは大事だ でももっと大事なことがある 自分を信じること』の英語解説になりました。
Working hard is important.
字幕:練習も大切だけど
吹替:一生懸命やるのは大事だ
訳 :一生懸命頑張ることは大切だ
But there’s something that matters even more.
字幕:なし
吹替:でも もっと大事なことがある
訳 :でも それより大切なことがある
Believing in yourself.
字幕:大切なのは自分を信じること
吹替:自分を信じること
訳 :自分自身を信じること
字幕をみてみると『But there’s something that matters even more. 』と『Believing in yourself.』が合わせて1つの字幕になってしまっていますね。これは字幕の字数などの関係なのでしょう。字幕派だと、このように元の英語だとどう言っているのかが分かるのが楽しいですよね。
階段下の物置にいたハリーが成長し、リーダーシップを発揮してみんなを引っ張っていく、カッコいいですよね。
不死鳥の騎士団はドローレス・アンブリッジのキャラが濃すぎて面白いです。見ていて好きにはなれませんが、面白いですよね(笑)
今後ハリポタの記事も少しずつ増やしていこうと思います。
ハリポタのキャラクターではマルフォイとスネイプ先生が特にお気に入りです。
この記事を読んで、英語って楽しい!英語の勉強をしたくなった!って感じてもらえたら嬉しいです。
では、また英語解説の記事で会いましょう。
タグを使って好きな記事を読もう!
英語表現や映画、キャラクターごとにタグを作っています。興味のあるタグで色々な記事を読んでもらえると嬉しいです。
Twitterはこちら
記事の更新などのを告知をしています。フォローをよろしくお願いします。
オススメの記事
参照:ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
https://www.netflix.com/
(参照2023/06/13)
コメントを書く