ドラマ『スター・ウォーズ:アコライト』(2024年)より
原題『The Acolyte』
時系列が映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の100年前に位置するドラマシリーズ『スター・ウォーズ:アコライト』が、ついに配信スタートしましたね。
これまでの作品のオマージュがいくつか散りばめられており、ファンにとって『おっ!これは…!』となるようなシーンもありますね。
それでいて、スター・ウォーズシリーズを見ていない人でも楽しめる内容なので、新規の人にもお勧めしたい作品です。
さて、今回は『スター・ウォーズ:アコライト』にて、あるキャラクターが言ったセリフが『スター・ウォーズと言えばこのセリフ!』というものだったので、そのセリフを解説をしたいと思います。
英文は構造さえ分かれば、中学英語の範囲の知識で理解することができます。
英語の意味を知ることで映画の理解がより深まると思います。一緒に楽しく英語を学んでいきましょう。
ドラマ『スター・ウォーズ:アコライト』(2024年)より
「嫌な予感がする」
ヨード・ファンダー(チャーリー・バーネット)
I have a bad feeling about this.
字幕:嫌な予感がする
訳 :私はこれについて嫌な予感がする
英語の解説
第3文型(SVO)
S(主語):I(私は)
V(動詞):have(~がある)
O(目的語):a bad feeling about this(これについての嫌な予感)
O(目的語)になっている『a bad feeling about this:これについての嫌な予感』は、少し長めになっていますね。
修飾語である前置詞句『about this:これについて』が、名詞句『a bad feeling:嫌な予感』を修飾しています。
前置詞句
作り方:前置詞+名詞
前置詞句は、形容詞句・副詞句を作ります。
苦手な人が多い前置詞の使い方になります。前置詞句はどの語・句などを修飾するかによって、形容詞句になるか、副詞句になるかが決まります。
今回のセリフを見てみると
a bad feeling about this = a bad feeling + about this
名詞句 『a bad feeling:嫌な予感』
前置詞句 『about this:これについて』
前置詞句が名詞句を後ろから修飾しています。※後ろから修飾することを後置修飾と言います。
名詞を修飾する品詞は形容詞です。なので、この前置詞句は形容詞句となっていることが分かります。
最後に
ヨード・ファンダーの名言『嫌な予感がする』の英語・文法解説になりました。
これはまさにスター・ウォーズの名言ですよね。『全ての作品で言われている!』とまでは言えないのですが、エピソード1~7までは毎回使われており、ローグ・ワンでも使われています。
『嫌な予感がする』は毎回全く同じ英文というわけではなく、動詞『have』が現在完了の表現である『have got』になっていることもあります。
私はこの『I have a bad feeling about this.』を聞くと『スター・ウォーズだな!』って感じがしますね。
スター・ウォーズ好きが一緒にいるときはこのセリフを言ったら誰かが拾ってくれるかもしれないので、リアルでもぜひ使ってみてください。
この記事を読んで、英語って楽しい!英語の勉強をしたくなった!って感じてもらえたら嬉しいです。
では、また英語解説の記事で会いましょう。
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参照:スター・ウォーズ:アコライト
https://disneyplus.disney.co.jp/
(参照2024/06/08)
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