映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021年)より
原題『Venom: Let There Be Carnage』
ついに『ヴェノム2』の予告が解禁されました。映画のタイトルは原題『Venom: Let There Be Carnage』です。
タイトルの意味や予告から分かる内容を英語の解説を交えて紹介します。予告にはアベンジャーズ?が登場していたり色んな小ネタが満載でした。さらに、MCU作品には必ず登場してきたアノ人も?
まだ動画を見てない方はこちら
【ヴェノム2】タイトルの意味は?アベンジャーズ・MCUと合流?小ネタ解説・英語解説【Let there be Carnage】
1.タイトルの意味は?
タイトル
映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』
原題『Venom: Let There Be Carnage』
英語の解説
carnage:大虐殺
このcarnageの意味は『大虐殺』ですが、今回登場する赤いヴェノムのようなシンビオートの名前もカーネイジです。
Let there be ~:~があらんことを、~あれ
こちらは使役動詞のletを使った表現です。『使役動詞+O+動詞の原形』で『Oが~することを許す、許可する』となります。
この表現は聖書の『Let there be light』の『光あれ』と同じ表現になっていますね。
このタイトルの意味は
Let there be Carnage:カーネイジがあらんことを、大虐殺があらんことを
カーネイジの意味が大虐殺なので、映画でどれだけの被害が出るのでしょうか?タイトルから内容の過激さが伺えますね。
2.デイリー・ビューグル登場?
男性が手に持っている新聞に『DAILY BUGLE』『デイリー・ビューグル』と書いてあります。こちらは主にスパイダーマンを批判したりしている新聞社です。
この『DAILY BUGLE』がこのヴェノムの世界にあるということでしょうか?
既にMCUでもこの『DAILY BUGLE』は登場しています。
この画像は、映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の最後にJJJが『スパイダーマンの正体がピーター・パーカーである』とばらしているシーンです。
映画『ヴェノム』はMCUに合流することを示唆しているのかもしれません。
こちらはサムライミ監督の映画『スパイダーマン』です。この世界にももちろん『DAILY BUGLE』は登場しています。そしてそれだけではなく、ピーターと話しているJJJが、MCUで登場したJJJと同じ俳優です。
予告の1シーンの新聞1つでファンにマルチバースを感じさせてくれますね。
3.新聞の内容
新聞に書いてある文章
The hidden victims of Cletus Kasady
訳:隠されたクレタス・カサディの被害者たち
このクレタス・カサディとはカーネイジの母体であり、原作だと連続殺人鬼です。
前作の『ヴェノム』の最後に登場したこのクレタス・カサディは刑務所に収容されていました。
英語の解説
hidden:隠された
hideの過去分詞形
victim:犠牲者、被害者
4.新聞にアベンジャーズ?
一瞬映る新聞紙の1面に書いてある文字
…ENGERS LO…
…NIGHTM…
これは何とかいてあるのか?と色々考察されていますが…
・1行目
AVENVERS LOSE
アベンジャーズが負けた
・1行目
REVENVERS LOSE
リベンジャーズが負けた
・2行目
NIGHTMARE
悪夢
・2行目
NIGHTMONKEY
ナイトモンキー
『アベンジャーズが負けた 悪夢だ』と書いてあるのかもしれません。なので、MCUと繋がっていると考えると、この映画『ヴェノム2』の時系列はインフィニティ・ウォーとエンドゲームの間なのかもしれません。またはMCUとは関係なく、映画『ヴェノム』の世界にはアベンジャーズがいるのかもしれませんね。
または、アベンジャーズではなくリベンジャーズの可能性もあります。MCUではリベンジャーズという単語は、映画『マイティ・ソー/バトルロイヤル』で登場しました。ソーがハルク、ロキ、ヴァルキリーを率いるときのチーム名です。原作のリベンジャーズのメンバーにはアンチ・ヴェノムがいます。
ナイトメアは悪夢という意味です、アベンジャーズが負けたことが悪夢そのものだと言っているのかもしれません。
ナイトモンキーはスパイダーマンが黒いスーツを着ているときの名前です。このナイトモンキーは、映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で登場したもので、現在エンドゲーム以降に公開されたMCU映画はこの作品のみですね。
4.レイブンクロフト犯罪研究所
ゲートの上に書かれた文字『RAVENCROFT』とは、レイブンクロフト犯罪研究所のことでしょう。
レイブンクロフト犯罪研究所とは、超人犯罪者の治療を専門とする施設です。予告でこの施設が写った後に、被験者とみられる少女も見受けられます。
ちょうどこの時の字幕が『駆除すべき命を』と出ているので、カーネイジがこの被験者たちを殺したいと思っているのかもしれませんね。
おまけ・カメオ出演
エディがなじみの雑貨屋さんに入ったとき、右手の雑誌にあのスタン・リーが!
予告の時点でスタン・リーがカメオ出演するのはもしかして初なんじゃないでしょうか?
最後に
映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の予告に写る新聞などの英語の解説になりました。
新聞にいろんなネタを含みすぎですね。
予告はよく実際の映画に使わない映像も使用するので、もしかするとフェイクも混ざっているかもしれませんね。
公開が待ち遠しい!
関連記事
【2021年以降】マーベル・シネマティック・ユニバースの映画のタイトルを日本語訳【公開日など】
【マーベル・スタジオ映画が帰ってくる!】最新予告の英語を日本訳!【解説・考察】
【映画シャン・チー/テン・リングスの伝説】最新予告の英語を日本訳!字幕との違いから分かることは?【解説・考察】
参照動画:VENOM: LET THERE BE CARNAGE – Official Trailer (HD)
https://youtu.be/-ezfi6FQ8Ds
参照動画:『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』予告1 2021年 全国ロードショー
https://youtu.be/GFLAIE0CZIM
(参照2021/05/11)
コメントを書く