【ネタバレあり】映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のサウンドトラックのタイトルを日本語訳【小ネタ・解説】

【ネタバレあり】映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のサウンドトラックのタイトルを日本語訳【小ネタ・解説】

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021年)より

原題『Spider-Man: No Way Home』

 

 

ここから先には映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレが含まれています。

 

 

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム サントラ ネタバレ

 

はじめに

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のサウンドトラックに収録された曲のタイトルとその日本語訳をまとめていきます。

映画の小ネタや簡単な英語の解説を交えて紹介します。日本語訳には間違いがあるかもしれませんが大目に見てください。

中には辞書には載っていない複合語もあったので、解説を楽しんでもらえたらと思います。

 

音楽:マイケル・ジアッチーノ (Micheal Giacchino)

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のサントラを担当するのはマイケル・ジアッチーノ氏です。

過去にマーベル映画に携わっており

・『ドクター・ストレンジ』

・『スパイダーマン:ホームカミング』

・『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』

で音楽を担当しました。

 

タイトルと日本語訳

1 Intro to Fake News フェイク・ニュースのイントロ
2 World’s Worst Friendly Neighbor 世界で最悪の親愛なる隣人
3 Damage Control ダメージ・コントロール
4 Being a Spider Bites 蜘蛛の噛み付き
5 Gone in a Flash 一瞬で行ってしまう
6 All Spell Breaks Loose 魔法が全て解き放たれる
7 Otto Trouble オットーの問題
8 Ghost Fighter in the Sky / Beach Blanket Bro Down 空のゴーストファイター/ビーチブランケットに寝そべる男
9 Strange Bedfellows 奇妙な仲間たち
10 Sling vs Bling スリングVSブリング
11 Octo Gone オットーの死
12 No Good Deed 正直者は馬鹿を見る
13 Exit Through the Lobby ロビーを通って逃げる
14 A Doom With a View 景観を持つ運命
15 Spider Baiting 餌をやる蜘蛛
16 Liberty Parlance 口が達者
17 Monster Smash モンスター・スマッシュ
18 Arc Reactor アーク・リアクター
19 Shield of Pain 痛みのシールド
20 Goblin His Inner Demons ゴブリン 内なる悪魔
21 Forget Me Knots 私を忘れないで
22 Peter Parker Picked a Perilously Precarious Profession ピーターの切ない選択
23 Arachnoverture 蜘蛛の序曲

 

小ネタ・解説

1. Intro to Fake News フェイク・ニュースのイントロ

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム サントラ サウンドトラック

本作の映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は前作の最後から直接つながります。ミステリオによってスパイダーマンの正体がピーター・パーカーだというフェイク・ニュースが流される場面から始まります。

 

2. World’s Worst Friendly Neighbor 世界で最悪の親愛なる隣人

ミステリオを殺害したという容疑をかけられ、世間からの評判は最悪に…

 

3. Damage Control ダメージ・コントロール

ダメージ・コントロールは、スターク・インダストリーズと連邦政府の合併事業です。そして、シールド(S.H.I.E.L.D)の子会社です。

映画『スパイダーマン:ホームカミング』の冒頭で、後のバルチャーであるエイドリアン・トゥームスが、ニュー・ヨーク決戦の瓦礫などの処理の仕事をしているところに現れたのがこのダメージ・コントロールでした。そのダメージ・コントロールの介入によりバルチャーは仕事を失ってしまいます。

今作ではダメージ・コントロールは、どちらかというと悪者のような存在として描かれている印象を受けました。

 

4. Being a Spider Bites 蜘蛛の噛み付き

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム サントラ サウンドトラック

本編と予告の両方にあったシーンで、ピーターが電話でMJにこう言っています。

ピーター・パーカー

蜘蛛に嚙まれたあの日から 一週間だけ 本当の自分でいられた 君のおかげで

おそらくココのシーンで流れていたものだと思います。

 

5. Gone in a Flash 一瞬で行ってしまう

こちらの曲も『4.Being a Spider Bites 蜘蛛の噛み付き』と同じ場面で使われたものだと思います。ピーターの日常が、ミステリオのフェイク・ニュースのせいで一瞬で過ぎ去ってしまいました。

曲も聞いてもらうと分かりますが、悲しい気持ちになる曲です。曲の最後に『ドクター・ストレンジ』のテーマ曲がちょっと聞こえますね。

 

6. All Spell Breaks Loose 魔法が全て解き放たれる

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム サントラ サウンドトラック

ピーターがドクター・ストレンジに「ピーター=スパイダーマンだという記憶を消す」ように頼みます。そして、魔法を唱えている途中でピーターがあーだこーだと後から注文をした結果、魔法は失敗に終わります。その結果「ピーターがスパイダーマンである」という記憶を持ってるヴィランがこの世界に現れてしまうことに…

 

7. Otto Trouble オットーの問題

ピーターの元に最初に現れたのは、映画『スパイダーマン2』のヴィランであるドクター・オクトパスです。闘いの途中でオットーはスパイダーマンの素顔を見て、自分の知ってるピーター・パーカーでないことに驚きます。

曲も映画『スパイダーマン2』の曲である、『Doc Ock Is Born』(ドク・オクの誕生)や『Doc Ock’s Machine』(ドク・オクのマシーン)に似ています。こういう過去作のアレンジは憎いですね。もう最高です!

 

8. Ghost Fighter in the Sky / Beach Blanket Bro Down 空のゴーストファイター/ビーチブランケットに寝そべる男

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム サントラ サウンドトラック

予告にあったシーンのこのセリフを思い出させますね。

ドクター・オクトパス / オットー・オクタビアス

You’re flying out into the darkness to fight ghosts.

闇の中を飛び回り 亡霊と戦え

Ghost Fighter(亡霊と戦う者)であるスパイダーマンは、ウェブを使って空を縦横無尽に飛びます。このシーンがタイトルの『Ghost Fighter in the Sky』を指しているのだと思います。

ただ、後半の『Beach Blanket Bro Down』(ビーチブランケットに寝そべる男)は何を指しているのか少し悩みますね。予告にもあったシーンで、ピーターとMJが学校の屋上で寝そべってる場面があります。そこを指しているのかもしれません。

 

9. Strange Bedfellows 奇妙な仲間たち

Bedfellowは仲間・同僚といった意味があります。ドクター・ストレンジは集まってしまったヴィランたちを元の世界に戻そうとしますが、ピーターはそれに反対します。そして、彼らのヴィランである側面を治してから元の世界に戻そうとします。このとき、一時的にヴィランたちと仲間になります。なので、Bedfellowsは、集結した過去のヴィランたちをさしているのでしょう。

自分が引いた辞書の例文にStrange Bedfellows(思いもよらぬ仲間)と書いてあって笑っちゃいました。Strange Bedfellowsはよく使うんでしょうか???

 

10. Sling vs Bling スリングVSブリング

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム サントラ ネタバレ

Sling(スリング)とは『パチンコ』の意味をもっています。おそらくスパイダーマンが空に飛び出すとき、左右に蜘蛛の糸のウェブを撃って、弾性を使って飛び出す奴です。画像みたいな状態だと思います。画像は映画『スパイダーマン2』のオクトパス戦のシーンです。

Bling(ブリング)は『ぴかぴか光っている』という意味なので、おそらくエレクトロのことを指しているのではないでしょうか。それか、エレクトロが盗んだアークリアクターを指しているのかもしれませんね。

 

11. Octo Gone オットーの死

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム サントラ サウンドトラック

ピーターはヴィランたちの悪の要素を排除すべく、治療薬を開発しようとします。最初に治療できたのはドクター・オクトパスでした。なので、その悪の部分のドクター・オクトパスが死んだという意味で『Octo Gone』『オットーの死』といった意味なのではないでしょうか。

goneは『逝く=死ぬ』という意味もあります。

 

12. No Good Deed 正直者は馬鹿を見る

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム サントラ サウンドトラック

この『No Good Deed』は『No good deed goes unpunished.』の略になります。意味は『善い行いには 罰が伴う』になります。いわゆる『正直者は馬鹿を見る』という奴です。

善い行いをしたけれど、それを悪くとらえる者もいるってことですね。こちらは、グリーンゴブリンがピーターに言っていたセリフでもあります。

ノーマン・オズボーン / グリーン・ゴブリン(ウィレム・デフォー)

Peter, Peter, Peter… no good deed goes unpunished. You can thank me later.

訳:ピーター ピーター ピーター 正直者が馬鹿を見るんだ 後で俺に感謝することになる

字幕では『no good deed goes unpunished』は『正直者は馬鹿をみる』と訳されていました。

 

13. Exit Through the Lobby ロビーを通って逃げる

ピーターがヴィランたちを治療しようとしましたが、裏切られ全員に逃げられる事態に。その時メイおばさんに『ロビーを通って逃げて』とピーターは伝えていましたね。

 

14. A Doom With a View 景観を持つ運命

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム サントラ サウンドトラック

Doomの意味は『運命』という意味を持っていますが、悪い意味の運命です。Withは『一緒に』と覚えている人が多いと思いますが『持っている・ある』と訳すことができます。なので、景色・景観(View)がある悲劇の運命と訳せると思います。

マルチバースが開き、スパイダーマンを倒そうと化策するヴィランたちが、ピーター達がいる世界をのぞき込んでいるシーンがありましたね。おそらくですが、それを指しているのかもしれません。

 

15. Spider Baiting 餌をやる蜘蛛

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム サントラ サウンドトラック

baitは『餌をやる』という意味があります。

スパイダーマンたちがヴィランたちに治療薬を打ち込んでいましたね。『その治療薬を与える=餌をやる』という意味なんだと思います。

 

16. Liberty Parlance 口が達者

直訳すると『自由な口ぶり』となります。これはおそらく口が達者なグリーン・ゴブリンを指しているのでしょう。彼は言葉巧みにスパイダーマンを精神攻撃していましたね。

ピーターに対して何度も

Too weak!

弱すぎる!

と言い、さらには弱い原因はメイおばさんにあると口にしていましたね。

 

17. Monster Smash モンスター・スマッシュ

ヴィラン=モンスターだと思うのですが、今回ヴィランはたくさんいるので誰を指しているのでしょうか?

作中ではドクター・オクトパスがグリーン・ゴブリンのことをMonster(モンスター)と呼んでいました。

 

18. Arc Reactor アーク・リアクター

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム サントラ サウンドトラック

エレクトロがアーク・リアクターを盗み、自分の力の源として利用していました。

原作寄りの見た目になっていてカッコよかったですね。

 

19. Shield of Pain 痛みのシールド

このShield(シールド)はおそらく自由の女神が持っていたキャプテン・アメリカの盾を意味しているのでしょう。

気付いたでしょうか?最後のスパイダーマンとグリーン・ゴブリンが戦っていた場所はこのシールドの上でした。ピーターが怒りに任せてグリーン・ゴブリンを殴っているのは心が痛かったです。最後にグリーン・ゴブリンのグライダーを突き刺して殺そうとするスパイダーマン1(トム・ホランド)を、スパイダーマン2(トビー・マグワイア)が止めました。

 

20. Goblin His Inner Demons ゴブリン 内なる悪魔

ノーマン・オズボーンは自分が作った血清を打つことで超人的な身体能力を得ることができました。しかし、副作用で精神が蝕まれ、もう1人の悪魔の人格が生まれてしまいました。

 

21. Forget Me Knots 私を忘れないで

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム サントラ サウンドトラック

おそらく、MJがピーターにいったセリフ・思いだと思います。映画の最後に、ピーターは全ての人から『ピーター・パーカーの記憶 』をなくすように頼みました。

タイトル『Forget Me Knots』となっていますが、これは『Forget Me Not』(私を忘れないで)の言葉遊びをしているのだと思います。

 

knotの意味は「結び目」です。糸と糸の結び目を指しています。糸と言えば、スパイダーマンのウェブを連想させます。

糸と糸の結びが切れる・関係性がなくなってしまう。そういった意味を込めて『Forget Me Not』と言いたいところを『Forget Me Knots』と言ったのでしょう。

 

22. Peter Parker Picked a Perilously Precarious Profession ピーターの切ない選択

ピーターは全人類からピーター・パーカーの記憶を消します。その結果、MJやネッドもピーターの存在を忘れてしまいます。

MJはピーターに、また思い出させてと約束をしますが、ピーターは再会した時に自分がスパイダーマンであることを明かしませんでした。この選択がタイトルの意味だと思います。

 

23. Arachnoverture 蜘蛛の序曲

最後の曲は辞書には載っていない言葉になります。

『Arachnoverture』の意味は『蜘蛛の序曲』です。

この意味に関してはこちらの記事で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。

 

おわり

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム サントラ ネタバレ

サントラの日本語訳・解説になりました。サントラを日本語訳してると、シーンを思い出すので楽しいですね。今回は歴代のスパイダーマンのサントラを連想させる曲も多かったです。エンドクレジットには、何曲か過去の曲をそのまま使ったからか、今回のサントラに入っていない曲名とその作曲家の名前が映っていましたね。

 

今回サントラ・音楽を担当したマイケル・ジアッチーノ氏はスパイダーマンシリーズの他にも、ディズニーアニメを手掛けており、『Mr.インクレディブル』で初のアニメ映画を手掛け、『レミーのおいしいレストラン』『カールじいさんの空飛ぶ家』『カーズ2』『インサイド・ヘッド』『ズートピア』『リメンバー・ミー』『インクレディブル・ファミリー』など、有名どころだとジュラシックパークシリーズの『ジュラシック・ワールド』『ジュラシック・ワールド/炎の王国』も手掛けています。来る3作品目の『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』も担当しています。スター・ウォーズも手掛けていて『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』もマイケル・ジアッチーノ氏です。壮観たる名前ですね。

 

これまでに色んなMCUのサントラの記事を作っているので、サントラが好きな人はぜひ読んでみてください。MCUのサントラ事情は面白くて、フェーズによって特徴があったりするんですよ!

それではまた違う記事で会いましょう。

 

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DVD・BD:スパイダーマン2

https://www.sonypictures.com/

参照動画:SPIDER-MAN: NO WAY HOME – Official Teaser Trailer (HD)

https://youtu.be/rt-2cxAiPJk

参照動画:SPIDER-MAN: NO WAY HOME – Official Trailer (HD)

https://youtu.be/JfVOs4VSpmA

参照動画:『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』予告1

https://youtu.be/w86PoS0e0XI

(参照2022/01/07)

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