映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021年)より
原題『Spider-Man: No Way Home』
はじめに
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のサウンドトラックに収録された曲は合計23曲です。
スパイダーマン3部作の完結編と言われる今作ですが、さて続編はどうなるのか?気になっている方は多いでしょう。そのヒントが曲のタイトルにあります。
サントラに収録された最後の曲が、続編を示唆するタイトルでした。さらに面白いのが、そのタイトルは辞書に載っている言葉ではありませんでした。ある2つの単語の複合語となっています。なので、辞書を引いただけではその意味が分からないのです。
それでは、その曲のタイトルを解説していきます。
Arachnoverture 蜘蛛の序曲
最後の曲『Arachnoverture』は、辞書には載っていない言葉になります。
こちらは2つの単語の複合語となっています。その2つの単語が分かれば意味が見えてきます。
この『Arachnoverture』は、Arachne(蜘蛛)と、overture(序曲)を複合した言葉なんです。
overtureの意味は序曲です。序曲とは音楽の最初であり、主要部分の前を指しています。さらに物語の始まりを指す言葉でもあります。そう、スパイダーマン3部作は完結しましたが、これはまだ序曲であると考えられます。
メイおばさんとの今生の別れ、MJとネッドとの青春を捨て、ヒーローとしてスパイダーマンとして生きる道を選んだピーター・パーカー。スパイダーマンの物語は、これからも続いていくのでしょう。
※Arachneは蜘蛛という意味があると紹介しましたが、『アラクネー』という意味もあり、ゲームなどで蜘蛛のモンスターとして出てくることがあるので、知っている人もいるのではないでしょうか。
おわり
サントラに収録された最終曲『Arachnoverture』の解説になりました。最初、この単語を知らなかったのでなんだろう?って悩みましたが、複合語と気づいてよかったです。
意味をひも解くと『蜘蛛の序曲』と、これからの進展が期待できるタイトルでした。トム・ホランドのスパイダーマン三部作はひと段落しましたが、これからの活躍に期待できますね。
今回はサントラの1曲だけを解説する記事なりました。サントラの全曲を解説している記事はこちらになります。
これまでに色んなMCUのサントラの記事を作っているので、サントラが好きな人はぜひ読んでみてください。MCUのサントラ事情はおもしろくて、フェーズによって特徴があったりするんですよ!
それではまた違う記事で会いましょう。
関連記事
参照動画:SPIDER-MAN: NO WAY HOME – Official Teaser Trailer (HD)
https://youtu.be/rt-2cxAiPJk
参照動画:SPIDER-MAN: NO WAY HOME – Official Trailer (HD)
https://youtu.be/JfVOs4VSpmA
(参照2022/01/07)
コメントを書く