【サントラ】映画『エターナルズ』サウンドトラックのタイトルを日本語訳・Part.2【小ネタ・解説】

【サントラ】映画『エターナルズ』サウンドトラックのタイトルを日本語訳・Part.2【小ネタ・解説】

映画『エターナルズ』(2021年)より

原題『Eternals』

 

はじめに

エターナルズ サウンドトラック 音楽 アベンジャーズ マーベル

映画『エターナルズ』のサウンドトラックに収録された曲のタイトルとその日本語訳をまとめていきます。また、映画の小ネタや簡単な英語の解説を交えて紹介していきます。日本語訳には間違いがあるかもしれませんが大目に見てください。

曲数は合計20曲になります。Part.1・2の合計2つの記事に分けてまとめていきます。この記事では11曲目から20曲目を解説します。

Part.1はこちら

 

音楽:ラミン・ジャヴァディ(Ramin Djawadi)

ドイツ出身の作曲家です。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)では一度だけ音楽を担当しており、それは映画『アイアンマン』です。MCUの始まりの作品を手掛けたのにもかかわらず、それっきりだったので、今回の起用は朗報そのものです。

そして、彼はアメコミ映画のサントラを手掛け、クリストファー・ノーラン監督とのタッグで有名なハンス・ジマーの会社リモート・コントロール・プロダクションズに引き抜かれています。

 

タイトルと日本語訳

No. タイトル 日本語訳
11 Across the Oceans of Time 時の海を越えて
12 This Is Your Fight Now 今こそ あなた達の戦う時だ
13 Audience with Arishem アリシェムの謁見
14 Isn’t It Beautiful 美しい星でしょ?
15 I Have Been Waiting for This この時を待ちわびていた
16 Emergence Sea 海より出でし者
17 Eternal Loss 永遠の喪失
18 A Wish 願い
19 Earth Is Just One Planet 地球はただの惑星の1つ
20 Nach Mera Hero 私のダンスヒーロー

 

小ネタ・解説

11. Across the Oceans of Time 時の海を越えて

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海を大きなものの比喩として使うことがありますね。エターナルズは我々人間が経験することができないような、長い時間、つまり長い時間の海を越えて生きています。それを意味したタイトルなのでしょう。

海といえば『ocean』と『sea』がありますが、大雑把に言うと『ocean』の方が広く、大きいです。

 

12. This Is Your Fight Now 今こそ あなた達の戦う時だ

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新たなセレスティアルズの誕生を防ごうとしている際に、セルシはスプライトに刺されてしまいます。そこにドルイグ助けに来て、セルシを鼓舞するように『君の戦いだ』と言います。

ドルイグ(バリー・コーガン)

This is your fight now.

字幕:君の戦いだ

 

13. Audience with Arishem アリシェムの謁見

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Arishemはセレスティアルズの1人、アリシェムです。

『audience』は『オーディエンス、観客』と言った意味もあるのですが、いわゆる『王の謁見(えっけん)』という意味があります。

エイジャックとセルシがアリシェムと交信をしていました。それがアリシェムとの謁見なのでしょう。

 

14. Isn’t It Beautiful 美しい星でしょ?

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これはセルシが初めてイカリスにいったセリフです。予告でも使われていたセリフです。ちょっぴり違いがあります。

予告だと『It’s beautiful, isn’t it?』『美しい星 でしょ?』とありました。

予告と本編で同じシーンが使われているのですが、予告だと窓の外は地上が見えていました。しかし、本編では宇宙から地球を見下ろすシーンでした。マーベル映画であるあるの嘘予告ですね。

 

15. I Have Been Waiting for This この時を待ちわびていた

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どのシーンを指しているのか迷うタイトルですね。イカリスのことを指しているのだと思います。

エターナルズの真の目的は『地球・人類の繁栄』ではなく、『新たなセレスティアルズの誕生』です。その事実を知っているのはエイジャックのみでしたが、その事実をエイジャックはエターナルズの中でイカリスのみに伝えます。

イカリスとセルシは恋人同士でした。セルシは地球で生きる中、地球を愛します。しかし、その彼女が愛する地球は、新たなセレスティアルズのための犠牲になる運命にあります。その事実を誰にも伝えられない思いを胸に、イカリスはセルシの元を去ります。

そして、遂に地球が犠牲になり、新たなセレスティアルズが誕生する時がきます。その想いが詰まっているタイトルなのではないでしょうか。

 

16. Emergence Sea 海より出でし者

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直訳すると『emergence』は『出現』で、『sea』は『海』ですね。おそらく海から出てきた新たなセレスティアルズの1人、ティアマットのことを指しているのでしょう。

 

17. Eternal Loss 永遠の喪失

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『loss』の意味には『喪失、死、死による悲しみ』といった意味があります。

長い任務の果てに、失ってしまったエターナルズの死を意味しているのかもしれませんね。

 

18. A Wish 願い

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スプライトは歳を取ることができず、10人いるエターナルズの中で唯一の子どもです。子どもであることで長い間辛い思いをしてきました。なぜ、周りのエターナルズと違うのか?と。そんな彼女の願い(A Wish)、人間になりたい、歳を取りたい、成長したいという願いをセルシは映画の最後に叶えましたね。

 

19. Earth Is Just One Planet 地球はただの惑星の1つ

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映画の最後、エターナルズのセナとドルイグとマッカリの三人は、外宇宙にいるであろう他のエターナルズにこの『惑星に住む生命は新たなセレスティアルズの犠牲』であるという事実を伝えようと、宇宙船ドーモに乗って旅立ちました。

なので、地球は広い宇宙にある、ただの惑星の1つに過ぎないのでしょう。

 

20. Nach Mera Hero 私のダンスヒーロー

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これは曲を聴いてもらえればすぐ分かると思います。インドで映画スター・監督となっていたキンゴの歌です。

NachとMeraはヒンディー語なので、もしかすると訳は間違っているかもしれません。

 

おわり

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今回のサントラのお気に入りは1曲目の『Eternals Theme』です。曲は威風堂々としていてとても力強いです。この曲1つのためにサントラ買ってもいいくらいですね。何をもってエターナルズらしいと言えばいいのか分かりませんが、エターナルズらしい曲です。

記事の中ですでに言いましたが、サントラのタイトルの意味を映画を見て考えたりするのは面白いです。またマーベルの新作映画が公開されましたらすぐ記事を作るので、サントラが好きな人はまた記事を読みに来てほしいです。

 

今回は20曲中の11~20曲目までを解説しました。他の記事へのリンクはこちらです。

Part.1はこちら

 

これまでに色んなMCUのサントラの記事を作っているのでサントラが好きな人はぜひ読んで見てください。MCUのサントラ事情は面白く、フェーズによって特徴があったりするんですよ!

それではまた違う記事で会いましょう。

 

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参照:エターナルズ

https://disneyplus.disney.co.jp/

(参照2021/11/05)

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