映画『トイ・ストーリー』(1995年)より
原題『Toy Story』
映画『トイ・ストーリー』の名言の1つ、『To infinity and beyond!』『無限の彼方へ!』の英語を解説します。
このセリフはバズの口癖ですが、ウッディも映画の最後で口にしましたね!
このセリフは、中学英語を勉強しているとちょっと訳しずらい…と感じる方が多いと思います。その点も解説していきます。
映画『トイ・ストーリー』
『To infinity and beyond!』『無限の彼方へ!』
ウッディ
Hey, Buzz! You’re flyin’!
字幕:バズ 君が飛んでる!
訳 :おい バズ! 飛んでるよ!
バズ・ライトイヤー
This isn’t flying. This is falling with style.
字幕:かっこつけて落ちてるだけさ
訳 :飛んでるんじゃない 格好つけて落ちてるだけだ
ウッディ
To infinity and beyond!
字幕:無限の彼方へ!
訳 :無限の彼方へ!
吹替:無限の彼方へ さあいくぞ!
シーン:映画の最後、ウッディとバズが空を飛び?ながら、カッコつけて落ちてアンディのもとに行くシーンです。『おもちゃが飛べるもんか!』なんて思っていたウッディがバズに対して『君が飛んでる!』と言い、それを冷静に否定するバズの構図がいいですね。さらに『かっこつけて落ちてるだけ』なんて言っちゃうあたりが、最初のバズからは想像できないセリフで面白いです。
そして、『無限の彼方へ!』と、バズの決め台詞をウッディが言うのがいいですね。
英語の解説
To infinity and beyond!
意味:無限の彼方へ
名詞:infinity
意味:無限
名詞:beyond
意味:彼方、かなた、あの世
『infinity and beyond』で『無限の彼方』と訳せます。なので、『無限の彼方へ』と訳せます。
おまけ
『To infinity and beyond!』が『無限の彼方へ』と訳しずらいと感じる方は多いと思います。それはおそらく、品詞の問題だと思います。
学校ではbeyondを前置詞で習ったと思います。さらに辞書で引くと、多くの辞書では前置詞の意味の方が先に載っていると思います。
前置詞:beyond
意味:~の向こうに、~を過ぎて、~を越えて
なので、『To infinity and beyond!』は『無限と~の向こうへ』って訳せるのかな?と考えて悩む方が多いと思います。
beyondには名詞の意味もあると分かればスッキリすると思います。
熟語:with style
意味:格好つける、かっこつけて
This is falling with style.
字幕:かっこつけて落ちてるだけさ
訳 :格好つけて落ちてるだけだ
前置詞withには『所有』の意味があります。なので、『with style』は『様式、型を持って』⇒『格好つけて』と訳せるのだと思います。
最後に
バズのセリフをウッディが言う。この構図がウッディとバズの信頼関係を表しているようでとてもいいですね。
英語の方は文法というより、単語と品詞の勉強になったかと思います。英語は1つの単語が複数の品詞を持っていることがあるので注意したいですね。
いつもはマーベルの英語解説をしていますが、ディズニー作品もほとんど見ているので好きなセリフをちょっとずつ解説していきたいと思います。
この記事を読んで、英語って楽しい!英語の勉強をしたくなった!って感じてもらえたら嬉しいです。
では、また英語解説の記事で会いましょう。
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(参照2022/09/17)
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