映画『モンスターズ・ユニバーシティ』(2013年)より
原題『Monsters University』
映画『モンスターズ・ユニバーシティ』の名言の1つ、マイク『みんながそれぞれ違っているんだ 一流の怖がらせ屋は その違いを武器にする!』の英語を解説します。
マイクとサリー、仲間達が一緒に会社の『モンスターズ・インク』に潜入したときのセリフです。
このセリフをキッカケに仲間たちが一致団結していきました。
英語表現は中学英語レベルです。そんなに難しい言葉もありません。
ちなみにこの映画によく出てくる『怖がらせ屋』は造語で、辞書には載っていません。この単語も紹介しています。
日本語と英語の違いが感じられて面白いセリフになっています。吹替の『武器にする!』って訳し方が面白いですね。
ディズニーが好きな人が、この記事を通して楽しく英語の勉強・英語学習をできたらと思います。
映画『モンスターズ・ユニバーシティ』
「みんながそれぞれ違っているんだ 一流の怖がらせ屋は その違いを武器にする!」
マイク
There’s no one type of Scarer.
The best Scarers use their differences to their advantage.
吹替:みんながそれぞれ違っているんだ 一流の怖がらせ屋は その違いを武器にする!
字幕:皆タイプが違うんだ それぞれの個性を 生かすのがプロ
訳 :怖がらせ屋にこれといったタイプはないんだ 最高の怖がらせ屋は 優位になるように自分たちの違いを利用するんだ
英語の解説
造語:Scarer
意味:怖がらせ屋
この単語は『モンスターズ・インク』で使われる造語の1つです。
動詞『scare:怖がらせる』に『-er:~する者』を付けて『Scarer:怖がらせる者』となっています。
『怖がらせ屋』という訳が、怖がらせるはずなのに何だか可愛い感じがしていいですよね。
『best』:『good』の最上級
意味:最も良い、一番良い
『good』の『原級・比較級・最上級』は『good, better, best』と変化します。
セリフでは最上級『best』が『一流の』と訳されています。
The best Scarers use their differences to their advantage.
吹替:一流の怖がらせ屋は その違いを武器にする!
字幕:それぞれの個性を 生かすのがプロ
訳 :最高の怖がらせ屋は 優位になるように自分たちの違いを利用するんだ
熟語:to one’s advantage
意味:自分が有利になるように
熟語などで見るこの『one’s』は所有格を指します。セリフでは所有格『their』が使われています。
この部分は動詞useと合わせて、吹替では『(違いを)武器にする』、字幕では『(個性を)生かす』となっています。
どちらも秀逸な、面白い訳になっていますね。
The best Scarers use their differences to their advantage.
吹替:一流の怖がらせ屋は その違いを武器にする!
字幕:それぞれの個性を 生かすのがプロ
訳 :最高の怖がらせ屋は 優位になるように自分たちの違いを利用するんだ
最後に
マイクの名言「みんながそれぞれ違っているんだ 一流の怖がらせ屋は その違いを武器にする!」の英語解説になりました。
すごくいいセリフですね。それぞれ得手不得手があっていいんだと思えますね。自分の強みを生かすことが大切なんだと分かります。
自分に自信のなかったメンバーたちがマイクのこの言葉を聞き、そして『モンスターズ・インク』で働く怖がらせ屋を見たことで変わっていくのが、見ていて楽しいですよね。
また映画『モンスターズ・ユニバーシティ』のセリフで英語の解説をしたいと思っています。
この記事を読んで、英語って楽しい!英語の勉強をしたくなった!って感じてもらえたら嬉しいです。
では、また英語解説の記事で会いましょう。
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参照:モンスターズ・ユニバーシティ
https://disneyplus.disney.co.jp/
(参照2024/03/14)
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