映画『トイ・ストーリー』(1995年)より
原題『Toy Story』
映画『トイ・ストーリー』の名言の1つ、ウッディ『俺達は吹き飛ばされるのは好きじゃない バラバラに切りきざまれるも嫌だ』の英語を解説します。
これはウッディがシドを懲らしめるときに言ったセリフです。
セリフが『動名詞+受動態(受け身)』の表現になっていたのが面白かったので、解説しようと思い取り上げました。
英語表現は中学英語レベルです。そんなに難しい英単語はありません。
動名詞の中に受動態を組み込むのは中学レベルではあまり見ないので、高校レベルに片足を突っ込んでいるかもしれません。
ディズニーが好きな人が、この記事を通して楽しく英語の勉強・英語学習をできたらと思います。
映画『トイ・ストーリー』
「俺達は吹き飛ばされるのは好きじゃない バラバラに切りきざまれるも嫌だ」
ウッディ
We don’t like being blown up, Sid, or smashed or ripped apart.
吹替:俺達は吹き飛ばされるのは好きじゃない バラバラに切りきざまれるも嫌だ
字幕:俺たちは 吹っ飛ばされたり 壊されるのはごめんだ
訳 :私たちは爆破されることも 粉砕されることも 引き裂かれることも 好きじゃない
英語の解説
単語の解説
受動態(受け身)では、動詞の過去分詞を用います。
動詞:blown
動詞blowの過去分詞形
意味:吹き飛ばす
動詞:smashed
動詞smashの過去分詞形
意味:粉々にする
動詞:ripped
動詞ripの過去分詞形
意味:引き裂く
動名詞
作り方:doing ~
意味:~すること
動名詞は名詞として扱うので、主語・動詞の目的語・前置詞の目的語などに用いることができます。
解説しやすくするため、セリフを少し短くしました。
We don’t like being blown up.
訳 :私たちは 爆破されること が好きじゃない
『being blown up:爆破されること』が動名詞です。
受動態(受け身)
作り方:be動詞 動詞の過去分詞形 ~
意味:~される
セリフを少し改変して、受動態の形にしました。
We are blown up.
訳 :私たちは 爆破される
『are blown up:爆破される』
動名詞+受動態(受け身)
作り方:being 動詞の過去分詞形 ~
意味:~されること
接続詞orが動名詞を繋いでいます。セリフではbeingが省略されています。
We don’t like being blown up, Sid, or (being) smashed or (being) ripped apart.
訳 :私たちは爆破されることも 粉砕されることも 引き裂かれることも 好きじゃない
『being blown up:爆破されること』が動名詞です。セリフでは動詞likeの目的語に動名詞(受動態の意味)が置かれています。
最後に
ウッディ『俺達は吹き飛ばされるのは好きじゃない バラバラに切りきざまれるも嫌だ』の英語解説になりました。
『動名詞+受動態(受け身)』を解説するには持ってこいの英文だったので、今回記事を作りました。
苦手な人も多い単元だと思うので、たくさんの例に触れて覚えてほしいと思います。
また映画『トイ・ストーリー』のセリフで英語の解説をしたいと思っています。
この記事を読んで、英語って楽しい!英語の勉強をしたくなった!って感じてもらえたら嬉しいです。
では、また英語解説の記事で会いましょう。
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参照:トイ・ストーリー
https://disneyplus.disney.co.jp/
(参照2024/06/04)
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