ドラマ『シークレット・インベージョン』(2023年)より
原題『Secret Invasion』
ニック・フューリーが尋問を行うシーンのセリフを紹介。
日本語字幕がカッコいいのはもちろん、英語も良かったです。英語では倒置の表現を使ってちょっと嫌らしい感じが感じられます。
ニック・フューリーらしいと思います。
英語の意味を知ることで映画の理解がより深まると思います。一緒に楽しく英語を学んでいきましょう。
ドラマ『シークレット・インベージョン』
「やり直しが利くのは1回だ 2回はない:Everybody gets one. Nobody gets two.」
ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)
Everybody gets one. Nobody gets two.
字幕:やり直しが利くのは1回だ 2回はない
訳 :みんな1つ与えられる だれも2つ与えられない
So, last chance.
字幕:では やり直しだ
訳 :じゃあ ラストチャンスだ
ニック・フューリーが画商の爆弾職人ポプリシュチンを脅しているときのセリフです。
『Everybody gets one. Nobody gets two.』このセリフを言った時点では『one』と『two』が何を指しているか分かりません。そのあと、『So, last chance.』と言っています。なのでこの『one』がチャンスであることが分かります。
倒置を使っているんですね。この言い回しが何ともいやらしいです。いやらしい感じがニックっぽくていいですね。
英語の解説
代名詞:everybody
意味:みんな
代名詞:nobody
意味:誰も~ない
この代名詞『everybody』は『みんな』という意味から複数だと勘違いしやすいですが、単数扱いとなります。同様に『nobody』も三人称単数扱いなので気を付けましょう。
主語が三人称単数で、現在の場合、『一般動詞にsを付ける』というルールがあります。これは肯定文においてのルールで、否定・疑問文だと『doがdoes』になります。
Everybody gets one. Nobody gets two.
字幕:やり直しが利くのは1回だ 2回はない
セリフを見ると一般動詞『get』が『gets』になっていますね。なので主語が三人称単数であることが分かります。
最後に
いかがでしたでしょうか?ドラマを見ていて響いたセリフでした。
短いので覚えやすいですので、英語初心者の方に丸々覚えて欲しいセリフですね。
ドラマの感想ですが、面白かったです。指パッチンのあとの世界で、これまで影に潜んでいたスクラルたちが地球を我が物にしようと、世界を転覆させる。
終始暗いですが、それが怖くていいですね。シリアスでウィンターソルジャーっぽくって楽しかった。
また2話目が楽しみですね。
この記事を読んで、英語って楽しい!英語の勉強をしたくなった!って感じてもらえたら嬉しいです。
では、また英語解説の記事で会いましょう。
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参照:シークレット・インベージョン
https://disneyplus.disney.co.jp/
(参照2023/06/21)
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