【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3】最後のスター・ロードとガモーラの会話【名言紹介・英語解説】

【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3】最後のスター・ロードとガモーラの会話【名言紹介・英語解説】

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』(2023年)より

原題『Guardians of the Galaxy Vol. 3』

 

ハイ・エボリューショナリーとの戦いが終わり、それぞれの帰路につくシーンです。

スター・ロードとガモーラが別れの言葉を交わしていましたね。日本語字幕、吹替ともにとても良いセリフでしたね。

ただ英語では、学校などでは習わない表現が使われていたので、そちらを解説していこうと思います。もとの英語もしっかり確認して、2人の気持ちをより理解していきましょう。

 

英語の意味を知ることで映画の理解がより深まると思います。一緒に楽しく英語を学んでいきましょう。

英語表現:接続詞that, 接続詞like

 

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』

スター・ロードとガモーラの最後の会話

映画『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー Vol.3』 原題『Guardians of the Galaxy Vol. 3』 英語解説 名言 英会話 I bet that like you wouldn't believe映画『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー Vol.3』 原題『Guardians of the Galaxy Vol. 3』 英語解説 名言 英会話 I bet that like you wouldn't believe

ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)

I bet (that) we were fun.

字幕:私たち楽しかった?

吹替:私たち楽しかった?

訳 :私たちは楽しかったと思うわ

 

ピーター・クイル / スター・ロード(クリス・プラット)

Like you wouldn’t believe.

字幕:ああ 最高だった

吹替:ああ 最高だった

訳 :信じられないくらい 最高だったよ

スター・ロードが涙目で言っているのがまた切ないですね。

ガモーラが2人のこれまでの出来事に対して『I bet (that) we were fun.:私たち楽しかった?』と言います。

それに対してスター・ロードが『Like you wouldn’t believe.:ああ 最高だった』と返しますが、これはスター・ロードがガモーラの言ったことに対して同意して、強調しています。

 

日本語字幕と吹替が全く同じでした。こういうことはけっこう珍しいですね。

英単語自体は中学英語+ちょっとといったレベルですね。bet(ベット)は、映画のカジノのシーンなどで聞いたことがあるかもしれません。

そして、ここで使われているlikeは『好き』という意味の一般動詞ではありません。接続詞のlikeになります。

英会話で使いやすいフレーズでもあるので、ぜひ解説を見て覚えていってください。

 

英語の解説

熟語:I bet (that) ~

意味:私は~だと思う、きっと~だと思う、

動詞『bet:賭ける』が使われています。なので『それに賭けられるくらい自信がある』という意味を含めた『~だと思う』になります。

似たような表現である『I’m sure (that) ~』に書き換えることもできます。

 

そして、セリフでは接続詞thatが省略されています。

I bet (that) we were fun.

字幕:私たち楽しかった?

訳 :私たちは楽しかったと思うわ

この接続詞thatは名詞節を導くthatです。関係代名詞のthatや同格のthatなど、thatには色々な使い方があるので1つ1つ理解する必要があります。

 

熟語:Like you wouldn’t believe.

意味:信じられないくらい

字幕は『ああ 最高だった』とありますが、これは『信じられないくらい 最高だった』という意味になります。

 

接続詞likeを使った表現です。

likeは『好き』という意味の動詞でもありますが、『~のような』という意味の前置詞と接続詞でもあります。

前置詞と接続詞の区別は以下の通りです。

①前置詞like:like+名詞

②接続詞like:like+1文・節 (like+主語+動詞~)

 

最後に

映画『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー Vol.3』 原題『Guardians of the Galaxy Vol. 3』 英語解説 名言 英会話 I bet that like you wouldn't believe

いかがでしたでしょうか?スター・ロードとガモーラの最後のやり取りになりました。

この後、それぞれが自分の人生を歩み始めましたね。いい終わり方をしたと思います。

 

熟語『Like you wouldn’t believe』は映画でちらほら見る表現なのですが、MCUで使われたのはおそらく初めてです。他の作品で探しましたが見つかりませんでした。

 

英語表現は、学校ではあまり見ないbetとlikeの使い方になりました。

betは『I bet (that) ~』と『I am sure (that) ~』で書き換えができる点を頭に入れて覚えるといいでしょう。

likeは動詞だけでなく、前置詞・接続詞でも使える点に注意です。中学英語でも前置詞はよく見かけますが、接続詞はそうそう見ませんね。

 

この記事を読んで、英語って楽しい!英語の勉強をしたくなった!って感じてもらえたら嬉しいです。

では、また英語解説の記事で会いましょう。

 

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参照:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3

https://disneyplus.disney.co.jp/

(参照2023/09/09)

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