第921回.マーベル映画のセリフで『疑問詞 to do(疑問詞+不定詞)』を解説
映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年)より
原題『Captain America: The Winter Soldier』
問題
ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)
Where did Captain America learn __ to steal a car?
字幕:どこで車の盗み方を?
訳 :キャプテン・アメリカはどこで車の盗み方を覚えたの?
__に入るのはどれでしょう?
①where
②when
③which
④how
映画のシーン
映画:キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
シーン:スティーブとナターシャが、ヒドラに乗っ取られたS.H.I.E.L.D.から逃げながら手がかりであるニュージャージー州を目指すシーンです。スティーブは移動のために車を盗んだのですが、ナターシャに嫌味っぽくツッコまれてしまいます。
答え
正解は④howです!
ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ
Where did Captain America learn how to steal a car?
字幕:どこで車の盗み方を?
訳 :キャプテン・アメリカはどこで車の盗み方を覚えたの?
詳しい英語の解説
疑問詞 to do(疑問詞+不定詞)
セリフ:how to steal a car
意味:車の盗み方
疑問詞の後に不定詞(to do)を続けることによって『疑問詞の意味+~すべきか』という意味の名詞句を作ります。
『how to do』は『どのように~すべきか』という意味になるので、日本語らしくすると『~の仕方、~のやり方』といった訳になることが多いです。
『疑問詞 to do』は名詞句を作るので目的語に置くことができます。セリフでは動詞learnの目的語になっています。
Where did Captain America learn how to steal a car?
訳:キャプテン・アメリカはどこで車の盗み方を覚えたの?
『疑問詞 to do』の例
『how to do』以外では、主に以下のような『疑問詞 to do』の表現が使われます。
what to do:何を~すべきか
where to do:どこで~すべきか
when to do:いつ~すべきか
which to do:どれを~すべきか
単語の解説
疑問詞(副詞):where
意味:どこで、どこに
動詞:learn
意味:~を学ぶ、~を身に付ける
動詞:steal
意味:~を盗む
最後に
今回はここまでです。主語を『you:あなた』ではなく、あえて『Captain America:キャプテン・アメリカ』にしているのが嫌味っぽくていいですよね。『あの真面目なキャプテンが車を盗むの?』という皮肉がこもっていそうです。
『how to do』は『疑問詞 to do』の中でも特に使い勝手がよく、見かけることになるので、ぜひ覚えて使いこなしていきましょう!
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(参照2024/06/14)
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