アベンジャーズ/エンドゲームのタイムトラベルを考察・カギは、アイアンマンの『あの発明品』?

映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)より

原題『Captain America: Civil War』

 

 

きたる、4月26日公開予定・映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』がリーク画像などからタイムトラベルをするのではないのか?と言われていますね。タイムトラベルをどうやってするのか?と、考えてしまいますが一番関わりが深そうなのは、ドクター・ストレンジなのではないでしょうか?

 

インフィニティストーンの1つ、緑色のタイム・ストーンは、時間を止める・戻す・進めることが出来るストーンです。

映画『ドクター・ストレンジ』にて

・タイム・ストーンを使い、香港にて時間の巻き戻しを行う。

・無限のタイムループを作り、ドルマムゥを倒す。

 

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にて

・サノスに勝つ未来を見るためにタイム・ストーンを使い、1400万605通りの可能性をみる。

・トニーの命を救うために、ストレンジがサノスにタイム・ストーンを渡す。

 

ドクター・ストレンジは、タイム・ストーンを利用して、映画で時間を操作していましたね。トニーの命の引き換えとして、ストレンジが、石を手放したのも面白い点ですね。

タイム・ストーン < トニーってコトですから。

かし、ドクター・ストレンジは既に死んでしまっています。その上、タイム・ストーンはサノスの手中にある以上タイム・ストーンでタイムトラベルは難しいです。

 

 

そこで、タイムトラベルに関わるものが、映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で登場していたので、トニーのセリフとともに、紹介したいと思います。

 

 

B.A.R.F.システム・バーフシステム

トニーによる説明

映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の冒頭のトニーのセリフより

 

Binarily Augmented Retro-Framing… or B.A.R.F.

『過去を拡張し再構成するもの、バーフ』

 

binarily:二進法の・バイナリー

augmented:拡大・拡張する

retro-:遡る・逆の

framing:機構・構想

 

 

An extremely costly method of hijacking the hippocampus… to clear traumatic memories.

『海馬をハイジャックする、開発コストがかかった方法…トラウマの記憶を治す』

 

extremely:めっちゃ

costly:コストがかかる

method:方法

hijacking:ハイジャックする

the hippocampus:海馬

clear:治す

traumatic:トラウマの

memories:記憶

 

 

It doesn’t change the fact.

『それは事実を変えない。』

 

change:変える

fact:事実

 

 

 $611 million

『611万ドルかかった』

1ドル100円で計算して、6億円

 

 

考察

Binarily Augmented Retro-Framing… or B.A.R.F.

『過去を拡張し再構成するもの、バーフ』

 

retro-:遡る

なので、『時間を遡る=過去』と訳されるのは、”retro-“が要因だと考えられます。

ドクター・ストレンジは、過去・未来に介入していましたが、このB.A.R.F.は、すでに起きた過去に影響をもたらす物だと考えられます。リーク画像などからは、映画『アベンジャーズ』のころの服装などが見受けられたので、過去という点では一致しますね。

 

トニーが『頭文字を繋げると、B.A.R.F.でゲロになってしまうね』と言っていましたね。

“barf”は、『嘔吐・ゲロ』って意味があります。映画で初めて知りました!

 

 

An extremely costly method of hijacking the hippocampus… to clear traumatic memories.

『海馬をハイジャックする、開発コストがかかった方法…トラウマの記憶を治す』

 

海馬は、記憶や情報を処理する脳の部位に当たります。記憶を司る部位であり、海馬を鍛えることで記憶力を向上・脳の活性化が期待できるといわれています。

映画『アベンジャーズ/インフィニティウォー』での50%の人々が消滅していった事象は、トラウマそのものだと思います。

 

 

It doesn’t change the fact.

『それは事実を変えない。』

 

実際に起こった事実を変えることは出来ない、この”fact”の『事実』は、すなわち『過去』と捉えることが出来ると思います。

バーフは、『過去』を変えることが出来ないけれど、『未来』は変えることが出来るのかもしれません。

 

 

 $611 million

『611万ドルかかった』

これだけのコストがかかったものを、映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では、冒頭でトニーが紹介しただけで終わっています。

 

 

まとめ

トニーの開発した、B.A.R.F.・バーフの説明文を見てみると、『過去』『事実』『トラウマ』『記憶』といった、タイムトラベルに関わる単語が多くあります。私も記事を書いていて、バーフがタイムトラベルのカギになるのではないかと、より思うようになりました。

 

このバーフは2つの役割を担っていると思います。

1.映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でのトニーの両親とバッキーの伏線

2.映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』でのタイムトラベルの伏線

 

 

 

バーフは、バッキーとトニーの両親の伏線として機能したけれど、それだけでなく、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のタイムトラベルの伏線として機能するのではないかと私は考察します。あれだけコストがかかったものが、これで終わってしまうのか?と思ってしまいます。ただ、トニーにとっての6億円ってはした金?だったりするのかもしれません。

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のタイムトラベルが一体どのように起きるのか、またこれまでの映画を見て探したいと思います。

 

 

 

DVD:シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
https://marvel.disney.co.jp/movie/civilwar.html

(参照2019/02/26)

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