第151回.『私もそうだった』は英語で何と言う?
映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)より
原題『Captain America: Civil War』
問題
キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースのセリフ
He’s my friend.
彼は友達だ
アイアンマン/トニー・スタークのセリフ
So __ I.
私もそうだった
__に入るのはどれでしょう?
①am
②was
③do
④did
映画のシーン
映画:シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
シーン:終盤のキャプテンVSアイアンマンのシーン。バッキーを守ろうとして「彼は友達なんだ」と言うキャプテンに対し、トニーは「私もそうだった」と返します。
「そうだった」と過去形で言っているのが「かつて友達だったが今はもう友達ではない」と言っているように感じられます。トニーとキャプテンが袂を分かつことになったのだと伝わってきて、見ていて心が辛くなるシーンですね。
答え
正解は②wasです!
キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースのセリフ
He’s my friend.
彼は友達だ
アイアンマン/トニー・スタークのセリフ
So was I.
私もそうだった
詳しい英語の解説
・So 動詞 主語.
意味:主語もそうだ(そうする)
「私もそうだ」と相手に同意したい場合は『So am I.』のように、語順を逆にした倒置の表現を使います。
動詞の部分にはbe動詞の文に同意する場合は主語に対応したbe動詞を、一般動詞の文に同意する場合はdo(does)を入れます。
また、過去の事柄である場合はbe動詞の過去形やdidを使います。
(例)
So am I.(私もそうだ)
So was he.(彼もそうだった)
So do I.(私もそうする)
So did she.(彼女もそうした)
トニーのセリフでは、キャプテンが『He’s my friend.』とbe動詞の文を言っているので、返す際にもbe動詞を使います。
また「私も友達だった」と過去のことを言っているため、be動詞を過去形にして『So was I.』となります。
・Neither 動詞 主語.
意味:主語もそうでない(そうしない)
「私もそうでない」と否定文に対して同意したい場合は『Neither am I.』のように、soの代わりにneitherを使えばOKです。
(例)
Neither am I.(私もそうでない)
Neither was he.(彼もそうでなかった)
Neither do I.(私もそうしない)
Neither did she.(彼女もそうしなかった)
・Me too./Me neither.
意味:私もだ
同じような同意を表すフレーズに『Me too./Me neither.』があります。こちらの方がよりカジュアルな表現になります。
仲の良い友達との間では『Me too.』かしこまった場面では『So am I.』のように使い分けるといいでしょう。
最後に
今回はここまでです。トニーとキャプテンの決別シーンは何度見ても辛いです。特にこのセリフは心に突き刺さりましたね。
『So am I.』や『So do I.』などのフレーズは日常会話で同意したいときによく使うので、ぜひ覚えて使っていきましょう。
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映画:シビル・ウォーキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース
He's my friend.
彼は友達だアイアンマン/トニー・スターク
So _ I.
私もそうだった_に入るのは?
トニーがキャップの友だったのは過去のこと pic.twitter.com/SJmOoEyu0h— マーベル映画×英語塾 (@Ironman_English) July 24, 2020
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(参照2020/09/19)
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