映画・MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のセリフを使って英語を勉強しよう!
映画の名シーンと名言・名セリフで熟語を覚えよう!紹介していく熟語は中学英語・基礎となる熟語になります。
マーベルで覚える英熟語
今回紹介するのは、『ついに、やっと、結局』という意味の熟語です。意味や使い方を映画のセリフで確認していきましょう。
映画のシーンで見れば、日常会話でどのように使われているのかが見えてきます。
1.at last:ついに、やっと、とうとう
2.after all:結局、とうとう、やはり
3.in the end:結局、ついに、最後に
1.at last:ついに、やっと、とうとう
ドラックス(デイヴ・バウティスタ)
At last!
字幕:来たな!
訳 :ついに!
I shall meet my foe and destroy him.
字幕:宿敵を倒す時が来た
訳 :宿敵と相まみえ 奴を倒す時が来た
スター・ロード / ピーター・クイル(クリス・プラット)
You called Ronan?
字幕:ロナンに知らせた?
訳 :お前がロナンを呼んだのか?
スター・ロードたちがコレクターのもとを訪ねている際に、ドラックスがロナンを呼んでしまったシーン。ドラックスの後先考えない脳筋っぷりが、このあたりから発揮され始めましたね。
英語の解説
at last:ついに、やっと、とうとう
at lastは長い時間かけてようやくかなった際に使います。また、自分が待ち望んだ良いことに対して使います。悪いことには使わないので注意しましょう。
ドラックスは妻と娘の命を奪ったロナンに復讐することをずっと望んでおり、それがやっとかなう!という思いでat lastを使ったのでしょう。
おまけ.finally:ついに、やっと、とうとう
コラス(ジャイモン・フンスー)
Star-Lord.
字幕:スター・ロード
訳 :スター・ロード
スター・ロード / ピーター・クイル
Finally.
字幕:覚えてた?
訳 :やっとか!
ガーディアンズがロナンの船に乗り込み、そこでコラスと対峙したシーン。ピーターがやっと劇中でスター・ロードと呼んでもらえた場面ですね。映画の序盤で、オーブを奪う際にピーターはコラスにスター・ロードと名乗っていたので、それで覚えられていたのでしょう。
他にはどのシーンでピーターがスター・ロードと呼ばれているかは、こちらでまとめています。
英語の解説
finally:ついに、やっと、とうとう
finallyもat lastと同じく長い時間かけてようやくかなった際に使います。また、こちらは良いことにも悪いことにも使えます。
ピーターは今まで誰にもスター・ロードと呼んでもらえなかったので、やっとのことで呼んでもらえた!という気持ちが表れていますね。
2.after all:結局、とうとう、やはり
キャプテン・アメリカ / スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)
Doctor Banner, put down the scepter.
字幕:バナー博士 杖を置け
訳 :バナー博士 杖を置くんだ
アイアンマン / トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)
Got it.
字幕:反応だ
訳 :反応を捉えた
ハルク / ブルース・バナー(マーク・ラファロ)
Sorry, kids, you don’t get to see my little party trick after all.
字幕:僕の“手品”はまた今度だ
訳 :残念だけど 僕のかくし芸は結局見せられなかったね
アベンジャーズのメンバーが言い争いをしているシーン。バナー博士も口論に加わり、怒らせたらハルクに変身してしまうのではないかという緊張が走ります。しかし、ギリギリのところでキューブの反応を捉え、口論は中断されることになります。
英語の解説
after all:結局、とうとう、やはり
after allは予想や期待していたことに反して、結局違った結果になった際に使います。
バナー博士は『僕がハルクになると思っていただろうけど、結局ならなかっただろ』という意味合いで言ったのでしょう。
3.in the end:結局、ついに、最後に
ウィンター・ソルジャー / バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)
You think your cause justifies all this death,
字幕:大義のためだろうと
訳 :お前は自分の大義が全ての死を正当化できると思っている
but in the end, the nightmares won’t go away.
字幕:奪った命は悪夢の種だ
訳 :でも結局 悪夢は消えることはない
You’re gonna remember all the ones you killed.
字幕:殺した相手は忘れられない
訳 :自分が殺した人は全部覚えているはずだ
Trust me.
字幕:本当だ
訳 :俺を信じろ
Don’t do this. Don’t go down this path.
字幕:中止しろ 俺と同じ轍を踏むな
訳 :こんなことはやめろ 道を踏み外すな
ドラマの第6話、GRCに対してテロを実行しているカーリに対して、バッキーが電話で最後の説得を試みているシーン。バッキーも洗脳されて多くの命を奪っているので、同じ道をたどってほしくはないのでしょう。
『俺と同じ轍を踏むな』という日本語字幕がカッコいいですよね。こういう慣用句をとっさに使えるようになりたいです。
英語の解説
in the end:結局、ついに、最後に
in the endは様々なことがあったうえでの最後の結末、最終結果を表す際に使います。
バッキーは『結局悪夢は消えない』というように最終的な結末を言っています。バッキーも洗脳されて、ウィンター・ソルジャーとして多くの命を奪ってきたので、この先の結末がどうなるか分かっているのでしょう。
最後に
このシーンのスター・ロードと呼んでもらえて、めっちゃ嬉しそうなピーターが好き!
『ついに、やっと、結局』は今回紹介したように、様々な言い方があります。長い間待ち望んだことならat last、予想に反したことならafter all、最終的な結末ならin the endと使い分けができますが、とりあえず困ったら汎用性の高いfinallyを使うのがいいでしょう。
また中学英語・基礎となる熟語をマーベルのシーンと共に紹介していきたいと思います。
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(参照2021/10/21)
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