【アイアンマン】トニー・スタークの名言『時には歩く前に走れだ』『記録は破られるためにある』を解説【名言紹介・英語解説】

【アイアンマン】トニー・スタークの名言『時には歩く前に走れだ』『記録は破られるためにある』を解説【名言紹介・英語解説】

映画『アイアンマン』(2008年)より

原題『Iron Man』

 

トニー・スターク/アイアンマンの名言は?と聞かれたら多くの人がこう答えるのではないでしょうか。

アイアンマン トニー・スターク アベンジャーズ マーベル

トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)

The truth is… I am Iron Man.

字幕:真実を言うと… 私がアイアンマンだ

訳 :真実は… 私がアイアンマンだ

MCUの始まりである映画『アイアンマン』のラストで言われ、さらに映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』でも言われました。MCUのフェーズ1からフェーズ3、いわゆる『インフィニティ・サーガ』を締めくくるに相応しい名言ですよね。

トニーの名言とやはりこの『I am Iron Man.』になりますが、他にも印象に残る名言がたくさんあります。今回はその中でも特にお気に入りの2つを紹介したいと思います。

どちらも、始まりである映画『アイアンマン』で言われており、トニーらしさ全開なので、気に入ること間違いないでしょう。

 

映画『アイアンマン』

『時には歩く前に走れだ』

アイアンマン トニー・スターク アベンジャーズ マーベル

トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)

Sometimes you gotta run before you can walk.

字幕:時には歩く前に走ることが必要なんだ

訳 :時には歩く前に走れだ(走らなければならない)

シーン:トニーがアイアンマン・マーク2の飛行テストをしようとするシーン。マーク2で飛び立とうとするトニーに対して、ジャービスが『実際の飛行は計算をしてからの方が…』と制止するのですが、トニーは制止を無視して飛び立ってしまいます。自信家のトニーらしくていいですよね。

 

英語の解説

短縮形:gotta

元の形:have to

意味:~しなければならない

主に口語で用いられる短縮形です。『have to』以降は不定詞となるため、後に続く動詞は原形になります。

ちなみに『have to』は助動詞mustと同じような意味を持ちますが、mustよりは少し控えめなニュアンスになります。

口語でよく使われる短縮形は他にも『gonna(going to)』や『wanna(want to)』などがあります。

接続詞:before

意味:~する前に

このセリフではbeforeの後に『you can walk』という文がきているため、接続詞として使われていることが分かります。

beforeは他にも前置詞や副詞として使うこともできます。前置詞の場合はその後に名詞(名詞句)などが置かれ、副詞の場合はbeforeのみで使います。

 

『記録は破られるためにある』

アイアンマン トニー・スターク アベンジャーズ マーベル

トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)

Records are made to be broken.

字幕:その記録を破るぞ!

訳 :記録は破られるためにある(作られる)

シーン:先ほどのシーンの少し後です。マーク2の飛行テスト中に、トニーは固定翼機の最高高度の記録を破ろうとどんどん上昇しますが、スーツが凍結してしまい墜落しかけてしまいました。しかし、この経験を生かしてアイアンマン・マーク3は凍結対策がされたスーツに改良され、そのおかげでアイアンモンガーとの戦闘に勝利することができました。

 

英語の解説

受動態:are made

意味:作られる

作り方:be動詞+動詞の過去分詞形

字幕からは分かりませんが、直訳してみると受動態の表現が使われているのが分かります。

Records are made to be broken.

訳:記録は破られるために作られる

主語である『記録』が『作られる』立場であると考えると分かりやすいでしょう。

不定詞句:to be broken

意味:破られるために

不定詞の副詞的用法(目的)となっており、『be made』を修飾しています。

また、この不定詞句も『be動詞+過去分詞形』の形で受動態になっているので『破られる』と訳せます。

今回使われている動詞の過去分詞形はどちらも不規則変化する動詞になります。

動詞:make

意味:作る

原形-過去形-過去分詞形:make-made-made

動詞:break

意味:壊す

原形-過去形-過去分詞形:break-broke-broken

 

最後に

アイアンマン トニー・スターク アベンジャーズ マーベル

いかがでしたでしょうか。このマーク2のテストをするシーンは、これらの名言が立て続けに使われていてお気に入りのシーンです。どちらも自信に満ちあふれたトニーらしさ全開のセリフでカッコイイですよね。

特に『Sometimes you gotta run before you can walk.』『時には歩く前に走れだ』は、何か新しいことにチャレンジするときに尻込みしないように、いつも思い浮かべています。トニー大好きな私にとっては、この名言が座右の銘みたいなものになっていますね。

ヒーローたちの名言はいろいろな場面で勇気づけられますよね。また、こういった心に響く名言を紹介&解説していきたいと思います。

 

この記事を読んで、英語って楽しい!英語の勉強をしたくなった!って感じてもらえたら嬉しいです。

では、また英語解説の記事で会いましょう。

 

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DVD・BD:アイアンマン

https://marvel.disney.co.jp/movie.html

(参照2022/05/26)

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