映画『ピノキオ』(1940年)より
原題『Pinocchio』
映画『ピノキオ』から、ブルー・フェアリーのセリフ「常に良心に従いなさい」の英語を解説します。
ブルー・フェアリーが人形のピノキオに命を与えたときのセリフです。まだ右も左も分からないピノキオに、自分自身の良心、そしてジミニー・クリケットの言うことを聞いて正しく生きなさいと諭しています。
映画『ピノキオ』の中でも特に有名なセリフで、字幕によっては「良心の教えを守りなさい」と訳されているときもあります。生き方に迷ったときに自分自身に言い聞かせたい言葉ですね。
映画『ピノキオ』
『良心の教えを守りなさい』
ブルー・フェアリー
Always let your conscience be your guide.
吹替:良心の言うことをよく聞いて暮らしなさい
字幕:良心の教えを守りなさい
訳 :常にあなたの良心に従いなさい
英語の解説
使役動詞letの使い方
作り方:使役動詞+O+原形不定詞
意味:Oに~させる
『let, have, make』などの使役動詞を使う場合は、目的語の後に原形不定詞(動詞の原形)を置き『目的語に~させる』という文を作れます。
セリフでは『目的語:your conscience』『原形不定詞:be』となっています。
Always let your conscience be your guide.
直訳:常にあなたの良心にガイドをさせなさい
使役動詞の違い
let:許可する、自由にさせる
have:仕事や義務としてさせる
make:強制的にさせる
使役動詞『let, make, have』はいずれも『~させる』という意味がありますが少しニュアンスが違います。強制力の強さ的には『let<have<make』という感じです。
最後に
ブルー・フェアリーのセリフ「良心の教えを守りなさい」の英語解説になりました。
使役動詞letを使った英文はよく見かけるものになります。例えば、『Let’s go!』と言うことがあますよね。これは『Let us go!』の短縮形になっており、目的語に『us:私たち』が置かれています。似たようなセリフだと『アナ雪』の『Let It Go』も、これと同じ表現ですね。一見難しそうな表現に見えますが、けっこう身近なフレーズとして使われているので、ぜひ覚えておきましょう。
この記事を読んで、英語って楽しい!英語の勉強をしたくなった!って感じてもらえたら嬉しいです。
では、また英語解説の記事で会いましょう。
Twitterはこちら
記事の更新などのを告知をしています。フォローをよろしくお願いします。
YouTubeのチャンネルはこちら
マーベルやスターウォーズの英語を解説しています。チャンネル登録をよろしくお願いします。
オススメの記事
参照:ピノキオ
https://disneyplus.disney.co.jp/
(参照2022/11/22)
コメントを書く