映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(2022年)より
原題『Black Panther: Wakanda Forever』
ナキアは6年もの間ワカンダを離れており、その理由をシュリに伝えるシーンがありました。ナキアにとってティ・チャラがどれだけ大きな存在だったのかが分かるシーンです。その中でも心に響いたセリフを紹介していきます。
英語の意味を知ることで映画の理解がより深まると思います。一緒に楽しく英語を学んでいきましょう。
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
「彼はみんなにとって王でありブラックパンサーだった でも私にとっては全てだったのよ」
ナキア(ルピタ・ニョンゴ)
He was King and Black Panther to everyone. But to me, he was everything.
訳:彼はみんなにとって王でありブラックパンサーだった でも私にとっては全てだったのよ
今は亡きティ・チャラは『みんなにとっては王でありブラックパンサー』でした。しかし『ナキアにとっては全て』でした。愛する人を喪失することは計り知れない辛さでしょう。
私は、今このブログを読んでくださってる方は『everyone:みんな』に含まれているのだと思います。私たちにとって、ティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)は王でありブラックパンサーでした。私たちもまた彼の死を悲しみました。しかし、ナキアにとってはそれ以上の存在、全てだったのです。
英語の解説
be動詞の過去形の文法
肯定文 :主語 be動詞の過去形 名詞など .
否定文 :主語 be動詞の過去形 not 名詞など .
疑問文 :be動詞の過去形 主語 名詞など ?
答え方 :Yes, 主語 be動詞の過去形 . / No, 主語 be動詞の過去形 not .
セリフは肯定文です。否定文・疑問文に書き換えた文も見ていきましょう。
肯定文 :He was everything.
否定文 :He was not everything.
疑問文 :Was he everything?
答え方 :Yes, he was. / No, he wasn’t.
『a king』と『king』の違い
無冠詞の『king』:官職、肩書を表す
セリフでは無冠詞のkingを使っているので、ティ・チャラの肩書として使っています。日本語では違いを感じ取りにくいですね。
He is a king.:彼は王です。
He is king.:彼は王(という肩書)です。
最後に
ナキアのセリフ「He was King and Black Panther to everyone. But to me, he was everything.:彼はみんなにとって王でありブラックパンサーだった でも私にとっては全てだったのよ」の英語解説になりました。
先ほども書きましたが、私はこのセリフを自分にも言われたように感じて、ナキアの喪失感をより深く感じました。
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』とても面白かったです。また色々なセリフを記事にしていきたいです。
この記事を読んで、英語って楽しい!英語の勉強をしたくなった!って感じてもらえたら嬉しいです。
では、また英語解説の記事で会いましょう。
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オススメの記事
参照:Marvel Studios’ Black Panther: Wakanda Forever | Official Trailer
https://youtu.be/_Z3QKkl1WyM
参照:Marvel Studios’ Black Panther: Wakanda Forever | Official Teaser
https://youtu.be/RlOB3UALvrQ
(参照2022/11/17)
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