ドラマ『シークレット・インベージョン』(2023年)より
原題『Secret Invasion』
今回、スクラルたちが何度も口にしていた『自分でいられる故郷』を表す英語が面白かったので紹介したいと思います。
スクラルと言えば、シェイプシフター(姿かたちを変えられる者)ですね。それとかけている慣用表現を使っていたので面白いなと思いました。
それでは見ていきましょう。
英語の意味を知ることで映画の理解がより深まると思います。一緒に楽しく英語を学んでいきましょう。
ドラマ『シークレット・インベージョン』
「自分でいられる故郷:Home in my own skin.」
スクラル人(Pagon)
What is your dream?
字幕:夢は何だ?
スクラル人(Grogan)
Home in my own skin.
字幕:自分でいられる故郷
スクラル人の1人(Pagon)が新しく仲間に加わったスクラル人(Grogan)に夢を尋ねたときのやり取りです。
夢の答えが『Home in my own skin:自分でいられる故郷』でした。熟語・慣用表現『in one’s own skin』を使っていますね。
スクラルといえば『姿かたちを変えられる』という能力がありますね。いわゆる『skin:肌』を変えられるわけです。そのスクラルがskinという単語を使った表現で夢を語るのが面白いですね。
字幕では『自分でいられる』という訳になっていますが、他にも意味があります。その意味が分かるとより楽しめると思います。そちらも詳しく解説していきます。
英語の解説
名詞:home
意味:家、自宅、故郷
homeにはセリフのように『故郷』という意味もあります。homeと言えば、スパイダーマンのサブタイトルにも使われていますね。
『家』を意味するhouseとhomeの違いが気になる方はこちらをご覧ください。
熟語:in one’s own skin
意味:自分のありのままの姿でいる、自分でいられる
この熟語には『自分らしくいる』という意味があります。そして『自分のありのままの姿でいる』とも訳せます。
最後に
いかがでしたでしょうか?ドラマを見ていて響いたセリフでした。
そのスクラル人の言った『Home in my own skin.:自分でいられる故郷』には様々な思いが込められているのでしょう。
スクラル人は地球上で他人の姿に成りすまして生きています。そういった能力があれど、それを演じるのも慣れや努力が必要であると劇中で語られていましたね。そういった能力を使わず、自分らしくいられる(in one’s own skin)地を求めるのも、何だか気持ちが分かりますね。
この記事を読んで、英語って楽しい!英語の勉強をしたくなった!って感じてもらえたら嬉しいです。
では、また英語解説の記事で会いましょう。
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参照:シークレット・インベージョン
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(参照2023/06/21)
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