【スパイダーマン】マーベル映画のセリフで『冠詞と代名詞の所有格』について解説【英語の問題】

【スパイダーマン】マーベル映画のセリフで『冠詞と代名詞の所有格』について解説【英語の問題】

第835回.マーベル映画のセリフで『冠詞と代名詞の所有格』について解説

映画『スパイダーマン』(2002年)より

原題『Spider-Man』

 

問題

映画『スパイダーマン』 原題『Spider-Man』 マーベル

ベン・パーカー(クリフ・ロバートソン)

I know I’m not __ father.

字幕:お前の父親でもない

訳 :私がお前の父親でないことは分かってる

 

__に入るのはどれでしょう?

①a your

②your

③your a

 

映画のシーン

映画『スパイダーマン』 原題『Spider-Man』 マーベル

映画:スパイダーマン

シーン:図書館へ行くというピーターをベンおじさんが車で送るシーンです。ベンおじさんは近頃様子がおかしいピーターに話をして、『大いなる力には大いなる責任が伴う』という言葉を送ります。しかし、ピーターは『説教はいらないよ 父親ぶらないでくれ』と反発してしまいます。

 

答え

映画『スパイダーマン』 原題『Spider-Man』 マーベル

正解は②yourです!

ベン・パーカー

I know I’m not your father.

字幕:お前の父親でもない

訳 :私がお前の父親でないことは分かってる

 

詳しい英語の解説

代名詞の所有格

英語では基本的に単数の名詞の前には冠詞a, anが置かれます。

しかし、代名詞の所有格であるmy, yourなどを使う場合は、冠詞a, anなどが置かれなくなります。代名詞の所有格で上書きされてしまうと考えましょう。

セリフでも『your father』と代名詞の所有格yourが置かれているため、冠詞がなくなっています。

I know I’m not your father.

訳:私がお前の父親でないことは分かってる

限定詞

a, the, my, yourのように名詞の前に置かれる語を限定詞と呼びます。限定詞は基本的に名詞の前に1つしか置くことができず、2つ以上続けることはできません。

限定詞とは、主に以下のような語を指します。

冠詞:a, an, the

代名詞の所有格:my, your, his, her, its, our, their

指示形容詞:this, that, these, those

数量詞:some, any, many, much など

know (that) 1文

意味:~だと知っている、分かっている

接続詞that以下に1文・節を置いて名詞節を作ります。そして、この名詞節が動詞knowの目的語になっています。

この接続詞thatは省略することができ、会話ではほとんど省略されます。セリフでも省略されています。

I know (that) I’m not your father.

訳:私がお前の父親でないことは分かってる

 

最後に

今回はここまでです。ピーターはここでベンおじさんに対して、つい反抗的な態度をとってしまいます。この後の展開を考えると辛いですよね…

冠詞a, anや代名詞の所有格my, yourなどは、英語を習い始めてから比較的早い段階で教わりますが、あまり細かいことは教わらずになんとなくで使っている方が多いと思います。今まで意識していなかった方は、せっかくなのでこの機会にしっかりと意識しておきましょう。

 

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【スパイダーマン】マーベル映画のセリフで『動名詞・不定詞』を解説【英語の問題】

 

 

 

参照:スパイダーマン

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(参照2024/03/12)

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