第229回.「過去を知る者が残る限り」は『as long as』と『as far as』のどちらを使う?
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)より
原題『Avengers: Endgame』
問題
サノス
And as __ as there are those that remember what was there will always be those that are unable to accept what can be.
字幕:過去を知る者が残る限り 新しい世界を拒絶する者が必ず現れる
__に入るのはどれでしょう?
①long
②far
映画のシーン
映画:アベンジャーズ/エンドゲーム
シーン:映画の終盤、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーのBIG3と過去から来たサノスが対峙するシーン。自分の目的をアベンジャーズが阻止しようとしていることを知ったサノスは、過去を知っている者を滅ぼし、新たな世界を創り上げると語ります。
答え
正解は①long です!
サノス
And as long as there are those that remember what was there will always be those that are unable to accept what can be.
字幕:過去を知る者が残る限り 新しい世界を拒絶する者が必ず現れる
詳しい英語の解説
・as long as
意味:~する限り、~するならば
こちらは条件を表しており「その条件であるならば」という意味になります。
セリフは「過去を知る者が残るならば」という条件を指しているのでas long asになります。
・as far as
意味:~する限り、~に関する限り
こちらは考え・知識の範囲を表しており「考えうる限り、思う限り」という意味になります。
・区別の仕方
この2つは非常に間違えやすいですが、簡単に区別する方法があります。
日本語訳を「~するならば」で書き換えられれば『as long as』で、書き換えられなければ『as far as』だと考えましょう。
最後に
今回はここまでです。新たな世界を創り上げるという目的のためには手段を選ばないというサノスの意志の強さ、また冷酷さが垣間見えるセリフですね。
『as long as』と『as far as』について、より詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
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『アベンジャーズ/エンドゲーム』より
サノス
And as __ as there are those that remember what was, there will always be those that are unable to accept what can be.
過去の世界を覚えている者がいる限り
新しい世界を受け入れないものが現れるだろう__に入るのは? pic.twitter.com/g3MytA7Vnj
— マーベル映画×英語塾 (@Ironman_English) February 9, 2021
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【エイジ・オブ・ウルトロン】「また団結して戦う」は『with』と『together』のどちらを使う?【アベンジャーズのセリフで英語の問題】
【エイジ・オブ・ウルトロン】「また団結して戦う」は『with』と『together』のどちらを使う?【アベンジャーズのセリフで英語の問題】
DVD・BD:アベンジャーズ/エンドゲーム
https://marvel.disney.co.jp/movie.html
(参照2021/03/04)
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