第311回.「私もそうだ」会話でよく使う同意の表現を解説
映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)より
原題『Captain America: Civil War』
問題
キャプテン・アメリカ / スティーブ・ロジャース
He’s my friend.
字幕:彼は友達だ
アイアンマン / トニー・スターク
So __ I.
字幕:私もそうだった
__に入るのはどれでしょう?
①am
②was
③do
④did
映画のシーン
映画:シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
シーン:終盤のキャプテンVSアイアンマンのシーン。バッキーを守ろうとして「彼は友達なんだ」と言うキャプテンに対し、トニーは「私もそうだった」と返します。
「そうだった」と過去形で言っているのが「かつて友達だったが今はもう友達ではない」と言っているように感じられます。トニーとキャプテンが袂を分かつことになったのだと伝わってきて、見ていて心が辛くなるシーンですね。
答え
正解は②wasです!
キャプテン・アメリカ / スティーブ・ロジャース
He’s my friend.
字幕:彼は友達だ
アイアンマン / トニー・スターク
So was I.
字幕:私もそうだった
詳しい英語の解説
・So 動詞 主語.
意味:主語もそうだ(そうする)
「私もそうだ」と相手に同意したい場合は『So am I.』のように、語順を逆にした倒置の表現を使います。
動詞の部分にはbe動詞の文に同意する場合は主語に対応したbe動詞を、一般動詞の文に同意する場合はdo(does)を入れます。
また、過去の事柄である場合はbe動詞の過去形(was, were)やdidを使います。
例文
So am I.(私もそうだ)
So was I.(私もそうだった)
So do I.(私もそうする)
So did I.(私もそうした)
トニーのセリフでは、キャプテンが『He’s my friend.』とbe動詞の文を言っているので、返す際にもbe動詞を使っています。
また「私も友達だった」と過去のことを言っているため、be動詞を過去形にして『So was I.』となります。
・Neither 動詞 主語.
意味:主語もそうでない(そうしない)
「私もそうでない」と否定文に対して同意したい場合は『Neither am I.』のように、soの代わりにneitherを使えばOKです。
例文
Neither am I.(私もそうでない)
Neither was I.(私もそうでなかった)
Neither do I.(私もそうしない)
Neither did I.(私もそうしなかった)
最後に
今回はここまでです。トニーとキャプテンの決別シーンは何度見ても辛いです。特にこのセリフは心に突き刺さりましたね。
『So am I.』や『So do I.』などのフレーズは日常会話で同意したいときによく使うので、ぜひ覚えて使っていきましょう。
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(参照2021/07/21)
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