第932回.マーベル映画のセリフで『不定詞の否定形』を解説
映画『アイアンマン』(2008年)より
原題『Iron Man』
問題
ジャーヴィス(ポール・ベタニー)
Please, try __ to move, sir.
字幕:動かないで
訳 :動かないようにしてください
__に入るのはどちらでしょう?
①don’t
②not
映画のシーン
映画:アイアンマン
シーン:紛争地域から帰還したトニーがスーツを外そうとしているシーンです。まだスーツの着脱に慣れていない感じで、なかなか外れずにジャーヴィスにも注意されてしまいます。そこにペッパーが訪ねてきて、トニーが危険を冒していることを察します。
答え
正解は②notです!
ジャーヴィス
Please, try not to move, sir.
字幕:動かないで
訳 :動かないようにしてください
詳しい英語の解説
不定詞の否定形
作り方:not to do
セリフ:not to move
不定詞を否定する場合は、不定詞の直前にnotやneverを置きます。
セリフでは不定詞『to move』の直前にnotを置いて否定しています。
Please, try not to move, sir.
訳:動かないようにしてください
命令文
作り方:動詞の原形 ~ .
意味:~しなさい、~してください
命令文は主語が省略されて動詞の原形から文が始まります。文頭または文末にpleaseを置くことで、より丁寧な言い方になります。
セリフでも主語がなく、動詞tryから文が始まっています。文頭にpleaseがあることから、ジャーヴィスの口調が丁寧なことがうかがえますね。
単語の解説
動詞:try
意味:~を試みる、~をやってみる、~しようとする
動詞:move
意味:動く、移動する
最後に
今回はここまでです。こういった細かい会話でも、ジャーヴィスが最後にsirと言っているのがいいですよね。敬意を払っている感じがして、執事感が出ています。
不定詞を否定する場合は、前置詞句の否定などと同じように直前にnotを置けばOKです。意外とシンプルなので覚えやすいと思います。
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(参照2024/07/03)
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