第331回.「最も危険な」は英語で何と言う?最上級の表現を解説
映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021年)予告より
原題『Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings』
問題
シュー・ウェンウー
I trained you…
字幕:“力”を授けた
訳 :お前を訓練した
So the __ people in the world… couldn’t kill you.
字幕:どんな刺客にも倒せない 最強の“力”を
訳 :世界で最も危険であろう奴らも お前は殺せないだろう
__に入るのはどれでしょう?
①dangerous
②more dangerous
③most dangerous
予告のシーン
映画:『シャン・チー/テン・リングスの伝説』Official Teaser
予告でシャン・チーの父であるウェンウーが言ったセリフです。字幕の「どんな刺客にも倒せない 最強の“力”を」という日本語訳は、直訳とほぼ意味を変えずにカッコイイ言い回しにしているのがいいですね。
答え
正解は③most dangerousです!
シュー・ウェンウー
I trained you…
字幕:“力”を授けた
訳 :お前を訓練した
So the most dangerous people in the world… couldn’t kill you.
字幕:どんな刺客にも倒せない 最強の“力”を
訳 :世界で最も危険であろう奴らも お前は殺せないだろう
詳しい英語の解説
・最上級:most dangerous
意味:最も危険な
「最も~だ」という意味の最上級の表現は、基本的に冠詞theを付け、形容詞・副詞の語尾に『-est』を付けることで作れます。
しかし、dangerousのように長い単語(3音節以上)の場合は、基本的に単語の前にmostを付けて最上級を作ります。
また、比較級の場合も『-er』の代わりに単語の前にmoreを付けて、more dangerousのように使います。
・過去形:trained
原形:train
意味:訓練する
名詞train(電車)で覚えている人が多いと思いますが、動詞として使う場合は「訓練する」という意味になります。
ing形にするとtraining(トレーニング)となるので、なるほどと感じるのではないでしょうか。
最後に
今回はここまでです。本日9月3日より『シャン・チー/テン・リングスの伝説』が公開されましたね。私もすぐに見に行きましたが、感想などはネタバレになってしまうので別の記事で書いていこうと思います。
比較級・最上級を使う場合、基本は『-er』『-est』でいいですが、dangerous, interesting, difficultなどの長い単語にはmore, mostを付けましょう。
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シャン・チーの予告よりウェン・ウー
So the __ people in the world… couldn’t kill you.
どんな刺客にも倒せない 最強の“力”を__に入るのは?
直訳すると、字幕の訳がカッコよく感じますね pic.twitter.com/renSsr4iY0— マーベル映画×英語塾 (@Ironman_English) April 20, 2021
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【シビル・ウォー】一般動詞の過去形の文法を解説!否定文・疑問文には動詞の何形を使う?【アベンジャーズのセリフで英語の問題】
参照動画:Marvel Studios’ Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings | Official Teaser
https://youtu.be/giWIr7U1deA
参照動画:「シャン・チー/テン・リングスの伝説」特報
https://youtu.be/7mBC5RkPsjI
(参照2021/09/03)
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