映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021年)より
原題『Spider-Man: No Way Home』
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』には、いくつもの心に響く名言と名シーンがありました。
特に、これまでの歴代スパイダーマン
トビー・マグワイアがスパイダーマンを演じ、サム・ライミが監督のいわゆる『初代スパイダーマン』
アンドリュー・ガーフィールドがスパイダーマンを演じ、マーク・ウェブが監督のいわゆる『アメイジング・スパイダーマン』
この2つの過去作シリーズをオマージュしたセリフがたくさんありましたね!今回は、その元ネタを紹介してきたいと思います。
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
名言・名シーン
ピーター・パーカー / スパイダーマン(トビー・マグワイア)
My back.
背中が痛いんだ
シーン:自由の女神でスパイダーマンたちがヴィランたちを待っているときです。
トビー・マグワイアの初代スパイダーマンとアンドリュー・ガーフィールドのアメイジング・スパイダーマンが一緒にいて、世間話をしている中、初代スパイダーマンが『My back.』『背中が痛い』と言って、アメイジング・スパイダーマンがそれをほぐしてあげるシーンがありますね。
この『My back』は初代スパイダーマンが好きな人にとっては、それはもう大好物なセリフで、『おお!このセリフを拾ってくる!?』と、それはそれは本当にグッとくるセリフなのです!その元ネタとなるシーンを見ていきましょう。
元ネタ
映画『スパイダーマン2』(2004年)より
原題『Spider-Man 2』
ピーター・パーカー / スパイダーマン(トビー・マグワイア)
I’m back!
字幕:(力が)戻った!
訳 :復活した!
My back.
字幕:腰が…
訳 :背中が…
シーン:映画『スパイダーマン2』からになります。
ピーター・パーカーは、スパイダーマンの活動を続けることに疑問を抱きます。そして、スパイダーマンの能力を失ってしまい、スーツをも捨てて、ただのピーター・パーカーとして生き始めます。しかし、再びスパイダーマンとして生きることを決意した彼は、能力が戻っていない状態にもかかわらず、ビルの屋上からジャンプをします。
そして、能力が戻り、彼は『I’m back!』『戻った!』という意味で『back』と言います。しかし、久しぶりの復活となったのでうまく飛ぶことができず、車の上に落下してしまいます。
そこで背中を強く打ってしまい、『My back.』『腰が…』という意味で『back』と言います。
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、この後者の『腰が…』という意味の方をオマージュしているのです。
最後に
スパイダーマンが『back』という言葉でダジャレを言っているますね。トビー・マグワイアの初代スパイダーマンは、他のスパイダーマンに比べるとあまり冗談を言うタイプには見えないので、この『back』を『戻った』と『背中が』という意味で使っているのは、面白くて記憶に残っている人は多いのではないでしょうか。
映画館でこのセリフを聞けて、本当に感極まりました。ありがとうスパイダーマン!
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』には、まだまだ過去作をオマージュした名言があります。他の名言も、またまとめていきたいと思います!
Twitterはこちら
記事の更新などのを告知をしています。フォローをよろしくお願いします。
YouTubeのチャンネルはこちら
マーベルやスターウォーズの英語を解説しています。チャンネル登録をよろしくお願いします。
おススメの記事
【ネタバレあり・イースターエッグ】映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ドクター・オクトパスのあのセリフ【名言紹介・英語解説】
【ネタバレあり】映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のサントラ最後の曲は辞書に載っていない!?【続編の〇〇〇?】
DVD・BD:スパイダーマン
DVD・BD:スパイダーマン2
https://www.sonypictures.com/
参照動画:SPIDER-MAN: NO WAY HOME – Official Teaser Trailer (HD)
https://youtu.be/rt-2cxAiPJk
参照動画:SPIDER-MAN: NO WAY HOME – Official Trailer (HD)
https://youtu.be/JfVOs4VSpmA
(参照2022/01/07)
コメントを書く