映画『リトル・マーメイド』(1989年)より
原題『The Little Mermaid』
映画『リトル・マーメイド』から、トリトン王の名言の1つ「アリエルは彼を愛しとるな」の英語を解説します。
地上との関係を一切持つなと言い、アリエルに厳しかったトリトン王。そんな父が、映画の最後にアリエルと王子の愛を認めるときのセリフがこちらです。
英語がとてもよかったので、今回はそれを知ってほしいと思い記事を作りました。
お父さんが自分の娘の結婚を許し、受け入れる、そんな気持ちがよく表されています。
ディズニーが好きな人が、この記事を通して楽しく英語の勉強・英語学習をできたらと思います。
映画『リトル・マーメイド』
「アリエルは彼を愛しとるな」
トリトン(CV:久米明)
She really does love him, doesn’t she, Sebastian?
吹替:アリエルは彼を愛しとるな どうじゃ セバスチャン
字幕:娘は本当に彼を愛しているらしいな
訳 :彼女は本当に彼を愛している そうじゃな セバスチャン
英語の解説
助動詞:do, does, did
意味:本当に~する
この助動詞『do』は強調の意味を持っています。『does』は3人称単数の現在の文で使い、『did』は過去形の文で使います。
セリフは主語が『she』なので、3人称単数現在の文です。よって『do』ではなく『does』を使っています。
She really does love him, doesn’t she, Sebastian?
訳:彼女は本当に彼を愛している そうじゃな セバスチャン
この文は、すでに副詞『really:本当に』を使って強調しています。それに加えてさらに強調の助動詞『do』を使っています。
それだけトリトン王が本心からアリエルの結婚を認めていることが分かりますね。
付加疑問文
意味:~だよね
作り方
be動詞の文:~ , be動詞 not 主語の代名詞
一般動詞の文:~ , do(does/did) not 主語の代名詞
助動詞の文:~ , 助動詞 not 主語の代名詞
セリフは一般動詞の文になります。付加疑問文を作る場合、元の文が『肯定文か、否定文か』によって作り方が異なるので注意しましょう。
今回は肯定文なので、上記の作り方で大丈夫です。もしも否定文だったら、上記の作り方から『not』を除けば大丈夫です。
She really does love him, doesn’t she, Sebastian?
訳 :彼女は本当に彼を愛している そうじゃな セバスチャン
最後に
トリトン王の名言「アリエルは彼を愛しとるな どうじゃ セバスチャン」の英語解説になりました。
トリトン(CV:久米明)
She really does love him, doesn’t she, Sebastian?
吹替:アリエルは彼を愛しとるな どうじゃ セバスチャン
字幕:娘は本当に彼を愛しているらしいな
訳 :彼女は本当に彼を愛している そうじゃな セバスチャン
あれだけ人間との関りを禁じていた王が、こんなこと言ったら泣いてしまいますね。
英語を見ると、よりお父さんが娘の結婚を受け入れているのが分かっていいですね。私は映画を見ていて、このセリフを聞いて感動してしまいました。
トリトン王は終始アリエルに厳しいですが、アースラにそそのかされたアリエルの身代わりになったりと、娘に対する愛情はとても深いですよね。いいお父さんです。
でも、アリエルの大切なコレクションを破壊するシーンもありますからね…
また映画『リトル・マーメイド』のセリフで英語の解説をしたいと思います。
この記事を読んで、英語って楽しい!英語の勉強をしたくなった!って感じてもらえたら嬉しいです。
では、また英語解説の記事で会いましょう。
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参照:リトル・マーメイド
https://disneyplus.disney.co.jp/
(参照2023/07/04)
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