映画『ふしぎの国のアリス』(1951年)より
原題『Alice in Wonderland』
映画『ふしぎの国のアリス』から、アリスの名言の1つ「好奇心はトラブルの元ね」の英語を解説します。
アリスがウサギを追いかけて穴に入っていくときのセリフです。
どことなく、ことわざの『好奇心は猫を殺す』を思い出しますね。このことわざは『好奇心が強すぎると身を滅ぼす』といった意味で、英語のことわざ『Curiosity killed the cat.』が元になっています。
ちなみにアリスのセリフでも同じく『curiosity:好奇心』という言葉を使っています。
映画『ふしぎの国のアリス』
『好奇心はトラブルの元ね』
アリス
Curiosity often leads to trouble.
吹替:好奇心は災いの元
字幕:好奇心はトラブルの元ね
訳 :好奇心はしばしばトラブルを引き起こすわ
英語の解説
主語が3人称単数・時制が現在の一般動詞の文
肯定文:主語 一般動詞+s (目的語など).
否定文:主語 does not 一般動詞の原形 (目的語など).
疑問文:Does 主語 一般動詞の原形 (目的語など)?
セリフは肯定文になっています。否定文・疑問文に書き換えると以下のようになります。
※分かりやすくするために副詞oftenは除いています。
肯定文:Curiosity leads to trouble.
否定文:Curiosity does not lead to trouble.
疑問文:Does curiosity lead to trouble.
副詞:often
意味:よく、しばしば
頻度を表す副詞です。頻度を表す副詞は否定文を作るときのnotの位置に置かれます。
セリフでは一般動詞leadの直前に置かれていますね。これは否定文を作るときのnotと同じ位置になります。
Curiosity often leads to trouble.
訳:好奇心はしばしばトラブルを引き起こすわ
頻度を表す副詞の例
以下のような副詞がよく使われます。上から頻度が高いものになっています。
always:いつも
usually:たいてい、普段は
often:よく、しばしば
sometimes:時々
never:全くない
lead to ~
意味:~を引き起こす、~という結果になる
最後に
アリスの名言「好奇心はトラブルの元ね」の英語解説になりました。
『Curiosity killed the cat.:好奇心は猫を殺す』ということわざにもあるように『好奇心に身を任せて色々なことに首を突っ込むと、ろくなことにならない』といった教訓ですね。まあ、アリスはこの後すぐにウサギを追いかけて穴に落ちていくんですが…フラグ回収が早すぎる…
3人称単数現在形は英語を勉強し始めた人が最初につまずきやすいポイントになります。しかし、文法さえ覚えてしまえばあとは単語を入れ替えるだけのパズルのようなものです。さらに文法を覚えておけば、often, alwaysなどの頻度を表す副詞の位置で迷ったときも、否定文のnotの位置だと考えればいいので一石二鳥です。
この記事を読んで、英語って楽しい!英語の勉強をしたくなった!って感じてもらえたら嬉しいです。
では、また英語解説の記事で会いましょう。
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参照:ふしぎの国のアリス
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(参照2022/11/24)
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