第688回.『いつも怒ってる』は英語で何と言う?『頻度を表す副詞』について解説
映画『アベンジャーズ』(2012年)より
原題『Marvel’s The Avengers』
問題
ブルース・バナー / ハルク(マーク・ラファロ)
That’s my secret, Captain.
字幕:僕には秘密がある
訳 :僕には秘密があるんだ キャプテン
I ① am ② angry.
字幕:いつも怒ってる
訳 :僕はいつも怒っている
『always』が入るのは①②のどちらの位置でしょう?
映画のシーン
映画:アベンジャーズ
シーン:ニューヨーク決戦で、アベンジャーズが集合するシーンです。スティーブがバナーに『今なら怒っていい』と言い、バナーは『僕には秘密がある いつも怒ってる』と返してハルクに変身し、チタウリのリヴァイアサンを撃退します。
答え
正解は②の位置です!
ブルース・バナー / ハルク
I am always angry.
字幕:いつも怒ってる
訳 :僕はいつも怒っている
※セリフでは『I am』が短縮形の『I’m』になっています。
詳しい英語の解説
副詞:always
意味:いつも
alwaysは頻度を表す副詞であり、文によって置かれる位置が決まっています。
be動詞の文:be動詞の後
一般動詞の文:一般動詞の前
助動詞の文:助動詞の後
セリフでも『I am always angry.』と、be動詞の後に置かれていることが分かりますね。
覚えるのが大変に思えますが簡単な覚え方があります。これらはすべて否定文を作る際のnotの位置に置かれています。
分かりやすくするためにセリフからalwaysをなくして、否定文に書き換えてみると以下のようになります。
I am not angry.
訳:僕は怒っていない
be動詞の後にnotが置かれていますね。このnotと同じ位置にalwaysなどの頻度を表す副詞も置かれます。
頻度を表す副詞
主に以下のような副詞がよく使われます。上から順に、頻度が高いものになっています。
always:いつも、常に
usually:普段、たいてい
often:よく、しばしば
sometimes:時々
never:決して~ない
形容詞:angry
意味:怒っている、腹を立てている
最後に
今回はここまでです。このセリフを言ってハルクに変身し、リヴァイアサンを撃破!そして、アベンジャーズが全員揃うというこの流れがいいですよね。
always, oftenなどの頻度を表す副詞は位置が決まっています。その位置は否定文のnotの位置になるので、否定文の作り方と合わせて覚えておきましょう。
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映画『アベンジャーズ』よりブルース・バナー / ハルク(マーク・ラファロ)
That’s my secret, Captain.
僕には秘密があるI ① am ② angry.
いつも怒ってる✅alwaysが入るのは?
ロキのドラマの予告来ましたね、ロキと言えばハルク?🤣 pic.twitter.com/UlWqNaGh3e— アキラの英語解説『マーベル&映画&アニメ』 (@Ironman_English) August 1, 2023
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参照:アベンジャーズ
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(参照2023/08/16)
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