第1012回.マーベル映画のセリフで『口語で使う短縮形gonna』を解説
映画『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)より
原題『Spider-Man: Homecoming』
問題
ピーター・パーカー / スパイダーマン(トム・ホランド)
You __ gonna shoot at somebody, shoot at me.
字幕:撃つなら僕を撃て!
訳 :あなたが誰かを撃つつもりなら 僕を撃て
__に入るのはどれでしょう?
①will
②are
③should
④is
映画のシーン
映画:スパイダーマン:ホームカミング
シーン:バルチャーの部下が武器の取引をしている現場を、ピーターが目撃して止めに入るシーンです。『自分を撃て』というところがヒーローらしくていいですよね。
答え
正解は②areです!
ピーター・パーカー / スパイダーマン
You are gonna shoot at somebody, shoot at me.
字幕:撃つなら僕を撃て!
訳 :あなたが誰かを撃つつもりなら 僕を撃て
詳しい英語の解説
be gonna do = be going to do
意味:~するつもりだ、~するだろう
『gonna』は『going to』の短縮形で、主に口語・会話で用いられます。be動詞と合わせて未来を表す『be going to』として使います。
『be going to』の後には動詞の原形が置かれます。短縮形『gonna』の後にも同様に動詞の原形が置かれます。
セリフでは『gonna』の前に主語youに対応したbe動詞areが置かれています。
You are gonna shoot at somebody, shoot at me.
訳:あなたが誰かを撃つつもりなら 僕を撃て
be動詞
be動詞は主語の人称や単数か複数かを確認して、使い分ける必要があります。時制が現在または過去の場合は、主語に応じて以下のように使い分けます。
主語の人称など | 単語の例 | be動詞(現在) | be動詞(過去) |
1人称単数 | I | am | was |
2人称単数 | you | are | were |
3人称単数 | he, she, it など | is | was |
複数 | we, you, they など | are | were |
セリフでは主語がyouなのでbe動詞はareが使われています。
口語で使われる短縮形
『gonna』以外にも、以下のような短縮形が口語でよく使われます。
wanna do = want to do
意味:~したい
gotta do = have got to(have to)
意味:~しなければならない
最後に
今回はここまでです。『自分を撃て』と言ったのはスパイダー・センスで避けて反撃できる自信があるというのも理由の1つかもしれませんね。。
口語で使われるgonnaやwannaなどは、学校では習わない表現になります。しかし、映画などではよく使われているので、ぜひ覚えておきましょう。
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(参照2024/10/22)
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