第848回.マーベル映画のセリフで『頻度を表す副詞』を解説
映画『アベンジャーズ』(2012年)より
原題『Marvel’s The Avengers』
問題
ブルース・バナー / ハルク(マーク・ラファロ)
That’s my secret, Captain.
字幕:僕には秘密がある
訳 :それこそ僕の秘密だよ キャプテン
I’m __ angry.
字幕:いつも怒ってる
訳 :僕はいつも怒っている
__に入るのはどれでしょう?
①always
②usually
③often
④sometimes
映画のシーン
映画:アベンジャーズ
シーン:ニューヨーク決戦で、アベンジャーズが集合するシーンです。スティーブがバナーに『今なら怒っていい』と言い、バナーは『僕には秘密がある いつも怒ってる』と返してハルクに変身し、チタウリのリヴァイアサンを撃退します。
答え
正解は①alwaysです!
ブルース・バナー / ハルク
I’m always angry.
字幕:いつも怒ってる
訳 :僕はいつも怒っている
詳しい英語の解説
副詞:always
意味:いつも
alwaysは頻度を表す副詞であり、文によって置かれる位置が決まっています。
be動詞の文:be動詞の後
一般動詞の文:一般動詞の前
助動詞の文:助動詞の後
セリフでも『I am always angry.』と、be動詞の後に置かれていることが分かりますね。
覚えるのが大変に思えますが簡単な覚え方があります。これらはすべて否定文を作る際のnotの位置に置かれています。
分かりやすくするためにセリフからalwaysをなくして、否定文に書き換えてみると以下のようになります。
I am not angry.
訳:僕は怒っていない
be動詞の後にnotが置かれていますね。このnotと同じ位置にalwaysなどの頻度を表す副詞も置かれます。
頻度を表す副詞
主に以下のような副詞がよく使われます。上から順に、頻度が高いものになっています。
always:いつも、常に
usually:普段、たいてい
often:よく、しばしば
sometimes:時々
never:決して~ない
単語の解説
名詞:secret
意味:秘密、隠し事
形容詞:angry
意味:怒っている、腹を立てている
最後に
今回はここまでです。この後、あの有名なアベンジャーズが集合するシーンを迎えます。このシーンを思い浮かべるだけで、ファンは頭の中であのBGMが流れるのではないでしょうか。
always, oftenなどの頻度を表す副詞は置かれる位置が決まっています。その位置は否定文のnotの位置になるので、否定文の作り方と合わせて覚えておきましょう。
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【アベンジャーズ】マーベル映画のセリフで単数形・複数形で意味が変わる『plan, plans』の違いを解説【英語の問題】
参照:アベンジャーズ
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(参照2024/04/05)
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