マーベルの名言・セリフで学ぶ英語5回目 映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』より

マーベルの名言・セリフで学ぶ英語5回目 映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』より

映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)より

原題『Avengers: Age of Ultron』

 

英語で苦手だ!って人が多い単元の1つ

 

不定詞を解説したいと思います。

 

不定詞は、日常会話で頻繁に使われる表現なので、ちょっとずつでいいので経験値を

 

不定詞は、

作り方    :to 動詞の原形 名詞等

意味       :以下の3つのウチのどれか

・名詞的用法       ~すること

・副詞的用法       ~するために

・形容詞的用法    ~するための

 

不定詞の難しい所は、作り方が同じなのにも関わらず、訳が3つもあり、それを見分ける方法が全ての訳を試してみるしかない所です。

 

細かく説明すると、一応こういった時は、この用法と決める事は出来ますが、今回は割愛します。

 

                                            

 

今回紹介するセリフ

 

さて、今回は

映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)より

原題『Avengers: Age of Ultron』

から、セリフを紹介します。

 

2つのセリフを出します。

 

 

アイアンマン軍団のロボットのセリフ

『We are here to help.』

『私たちはココに助けるために来ました。』

 

ウルトロンのセリフ

『I’m here to help.』

『私はココに助けるためにいる。』

 

 

どちらも不定詞が入っており、

『to help』が不定詞部分になっています。

 

セリフがとっても似ていますよね。

 

似てる。と、いえば、

ウルトロンは、トニーと似てるな、と、比較されたときに、激情するシーンが有りましたね…

ココはまた後に解説します!

 

                                            

 

アイアンマン軍団のロボットのセリフ

 

それでは、今回のセリフから勉強になることは、

 

不定詞の副詞的用法

になります。

 

英文を解説していきます。

 

アイアンマン軍団のロボットのセリフ

『We are here to help.』

『私たちはココに助けるために来ました。』

 

これは、アベンジャーズが東欧ソコヴィアのヒドラの施設を襲撃する時、

アイアンマン軍団のロボットが市民に対して言ったセリフです。

 

 

これは不定詞の副詞的用法で

 

『We are here』

『私たちはココにいます』

この文に、

不定詞部分

『to help』

『助けるために』

 

が挿入されたと考えると良いでしょう。

 

なぜ、ココが副詞的用法になるのか?この説明をすると長くなってしまうので、

全ての訳を試してみるのがおススメです。

 

・名詞的用法       ~すること

『私たちはココに 助けること 来ました。』

 

・副詞的用法       ~するために

『私たちはココに 助けるために 来ました。』

 

・形容詞的用法    ~するための

『私たちはココに 助けるための 来ました。』

 

全ての訳を行ってみると、

副詞的用法が一番しっくり来ますね。

 

なので、ココは副詞的用法が良い。と考えましょう。

 

訳で考えるのがイマイチ…

詳しく知りたい、という方には。

 

簡単に説明すると、

名詞的用法で考えると、

『We are here』の後に、名詞は来ることが出来ない。

ので、名詞的用法では無い

 

形容詞的用法で考えると、

形容詞的用法の場合、前の名詞を修飾するので、

前の単語が、hereは副詞なので、ダメと考えましょう。

 

                                            

 

ウルトロンのセリフ

 

同様に

ウルトロンのセリフ

『I’m here to help.』

『私はココに助けるためにいる。』

 

 

これは、ウルトロンが誕生したときに、ジャービスを攻撃する際に言ったセリフです。

 

上のセリフと同様に

『I am here』

『私たちはココにいます』

この文に、

 

不定詞部分

『to help』

『助けるために』

 

が挿入されたと考えると良いでしょう。

 

この2つの文は、

WeかIかの違いだけですね。

ほとんど同じセリフを言っていますね。

 

この同じ、と言う点が面白い。

 

                                            

 

 

映画の場面が変わりますが

ウルトロンは、ヴィブラニウムを取りに、クロウのもとに行きましたね。

その際、

 

 

クロウがウルトロンに

『Tony Stark used to say that.』

『トニースタークも以前、同じことを言ってたよ。』

 

(used to 不定詞 で以前~した。良く出るので覚えておくといいですよ!)

 

と言い、ウルトロンは怒りをあらわにしましたね。

 

こういう同じセリフを言っていることから、

ウルトロンはトニーが産み出したんだな。と、感じることが出来ます。

 

翻訳だと、分かることも有り、翻訳は翻訳で面白いことも有りますが。

英語で分ると、色んな発見があるので面白いですね。

 

 

以上です!

映画を通して英語を勉強していきましょう!

 

 

 

おまけ

エイジ・オブ・ウルトロンは韓国で撮影がされたので、

韓国に聖地巡礼をしに行きましたが、実際に撮影現場をみれたり、

場所によっては、アベンジャーズのモニュメントなどが置いてあり楽しいです。

映画のシーンだとここら辺ですね

 

英語を喋れると、活動範囲が広がって楽しいですよ!

 

 

DVD:アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

https://marvel.disney.co.jp/movie.html

(参照2019/10/28

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