映画『アイアンマン』(2008年)より
原題『Iron Man』
金持ち、天才、ナルシスト!男のロマンが詰ま った、アイアンマンのセリフはどれもカッコいい。数あるアイアンマンの名言の中でも、おすすめのセリフを紹介します。
Records are made to be broken!
『記録は破るためにある!』
傲慢さも感じますが、カッコいいセリフ、トニーじゃなかったら言えないです。
このセリフは、トニーがアイアンマン・マーク2を制作して、飛行テストを行っているときのセリフです!
この英文は、受け身と不定詞の表現も勉強できちゃいます!通常の受け身に加え、不定詞の中に受け身の表現があります。
不定詞の中に受け身の表現を入れるのが難しい!って感じる方もいるので、ぜひここで覚えてみてください!
分かりやすく基礎から説明していきます!
今回の記事の内容は、YouTubeの動画でも解説しています。動画は下にリンクを貼りました。
名言
Records are made to be broken!
日本語字幕『記録は破るためにある!』
直訳『記録は、破られるために、作られる!』
日本語字幕と、直訳を比べてみると、字幕のほうがシンプルでカッコいいですよね。
日本語字幕、日本語の特徴として、主語を省略しまくります。省略をしない場合は、『記録は、私が破るために、ある!』
英語を勉強するときに注意したいのは、日本語から英語にしようと考えたときに、元の日本語には主語がない場合が多く、英語にするとき、あれ?ってなることがあります。日本語から英語にするときは日本語の主語は何か意識しましょう!
例)
『(私は)アイアンマンが好きです!』
I like IRONMAN.
“I”の『私は』を省略することはできません。
Like IRONMAN.
では、『アイアンマンが好き』とは、訳せません。
受け身
基本
作り方:be動詞 動詞の過去分詞
意味:~される
注意点として!受け身の表現は、文法とは関係はありません。
例えば、be動詞使うと、文法は基本的にbe動詞になりますが、助動詞を入れたら、助動詞の文法に上書きがされます。感覚としては、受け身は、be動詞を使った表現だと思ってください。
名言の受け身部分は
名言:Records are made to be broken!
直訳『記録は、破られるために、作られる!』
受け身部分:Records are made
『記録は作られる!』
be動詞:are
動詞の過去分詞:made
“make”の『作る』が、受け身の訳になって、『作られる』になっています。
例)
肯定文
Infinity Stone is protected by Dr. Strange.
『インフィニティストーンはドクターストレンジによって、守られている。』
否定文
Infinity Stone is not protected by Dr. Strange.
『インフィニティストーンはドクターストレンジによって、守られていない。』
注意点として、be動詞の”is”と動詞の過去分詞の”protected”の間に、”not”が入っていますが、これはbe動詞の否定文の文法に乗っ取っているからです。
基本的な点ですが、こういった点も注意してください。”be動詞 動詞の過去分詞”が必ず連続する!というわけではないのです。
おまけ:過去分詞は形容詞?
動詞の過去分詞は、動詞としてカウントしないで、形容詞だと思っちゃうと良いですよ!
例)
受け身:Loki was killed.
『ロキは殺された。』
形容詞:Loki is cool!
『ロキはカッコいい!』
不定詞
基本
不定詞は、日常会話で頻繁に使われる表現なので、ちょっとずつでいいので経験値を
作り方 :to 動詞の原形 名詞等
意味 :以下の3つのウチのどれか
・名詞的用法 ~すること
・副詞的用法 ~するために
・形容詞的用法 ~するための
不定詞の難しい所は、作り方が同じなのにも関わらず、訳が3つもあり、それを見分ける方法が全ての訳を試してみるしかない所です。
慣れてくると、3つのウチのどれかがすぐわかるようになります。
不定詞と受け身
不定詞の作り方:to 動詞の原形 名詞など
受け身の作り方:be動詞 動詞の過去分詞
受け身の表現を不定詞に混ぜると
不定詞+受け身の作り方:to be動詞の原形 動詞の過去分詞
と、なります。単純に、不定詞の動詞の原形の部分に、受け身のbe動詞が入ります。不定詞の動詞は原形になるので、be動詞の原形の”be”が使われることになります。
Records are made to be broken!
『記録は、破られるために、作られる!』
の不定詞部分は、”to be broken”です。
不定詞の副詞的用法(~するために)と受け身(~される)が合わさって、『壊されるために』と訳されます。
まとめ
名言の
Records are made to be broken!
『記録は破るためにある!』
には、いろいろな英語の表現が詰まっていて勉強になります。
映画を通して英語を学ぶと、構文そのものを覚えるというより、シーンと名言を一緒に覚えるのでより記憶に残ります。
それに、映画のシーンを思い出すだけで、楽しいので、勉強って感じがしませんね!
今回は、受け身と不定詞を解説しましたが、どちらも重要な表現です。
不定詞は慣れが必要だと思うので、良ければ当サイトの不定詞を扱った記事も見て見てください。経験値がたまりますよ!
英語を、映画で学びましょう!
YouTubeの動画
DVD:アイアンマン
https://marvel.disney.co.jp/movie.html
(参照2019/02/20)
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