第352回.「私は絶対なのだ」は英語で何と言う?単語の頭にinを付けると否定の意味に?
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)より
原題『Avengers: Endgame』
問題
サノス
I am __ .
字幕:私は絶対なのだ
__に入るのはどれでしょう?
①evitable
②inevitable
映画のシーン
映画:アベンジャーズ/エンドゲーム
シーン:アベンジャーズVSサノス軍の最終決戦のラストシーン。サノスはナノガントレットを奪い、このセリフを言って指パッチンをしようとします。しかし、ガントレットにはインフィニティ・ストーンはついておらず、トニーの手に渡っていました。
そして、トニーは『And I am Iron Man.』「それなら…私はアイアンマンだ」と言い、命をかけて指パッチンをします。
答え
正解は②inevitableです!
サノス
I am inevitable.
字幕:私は絶対なのだ
詳しい英語の解説
・形容詞:inevitable
意味:避けられない、必然の
字幕では「絶対」と訳されていましたね。サノスが起こそうとしたことは「必然として起こる」という意味から「絶対」という訳になったのでしょう。
・形容詞:evitable
意味:避けられる
このevitableに接頭辞『in』を付けることで、否定の意味合いのinevitableが作られています。
またevitableは基本的に否定文で使うので、結果的にこちらのevitableは使わず、inevitableを使うことのほうが多いです。
・接頭辞:in
単語の先頭につける語を接頭辞(せっとうじ)と言います。
接頭辞『in』を付けると、否定(反対)の意味を付け加えることができます。また『b, m, p』から始まる単語の場合は『im』を付けます。
・接頭辞『in』を付ける例
finity:限界がある
infinity:限界がない、無限の
・接頭辞『im』を付ける例
possible:可能な
impossible:不可能な
他の『I am inevitable.』が使われたシーン
エンドゲームの序盤、アベンジャーズがサノスを襲撃したシーンでも、サノスはこのセリフを言っています。
サノス
I am inevitable.
字幕:私は絶対なのだ
最後に
今回はここまでです。『I am inevitable.』「私は絶対なのだ」はサノスの強さや威厳が表れていて、印象に残っている人が多いと思います。
このセリフをきっかけに、接頭辞『in, im』を覚えてしまいましょう。『in, im』が付いたら意味が反対だと覚えれば、1つの単語から複数の単語に繋げられるのでオススメです。
他の問題にも挑戦しよう!
他の『マーベル英語検定』の記事のリンクはこちら
Twitterのアカウントはこちら
マーベル英語検定を日々更新しています。フォローよろしくお願いします!
過去の作品はこちら
前回の記事はこちら
【エンドゲーム】「何だと思う?」『do you think ~ ?』のときの間接疑問文の作り方【アベンジャーズのセリフで英語の問題】
DVD・BD:アベンジャーズ/エンドゲーム
https://marvel.disney.co.jp/movie.html
(参照2021/10/04)
コメントを書く