映画『アラジン』(1992年)より
原題『Aladdin』
映画『アラジン』から、主人公アラジンの名言の1つ、『僕を信じろ』の英語を解説します。
アラジンといえば、やっぱりこのセリフだと思います。このセリフをジャスミンに言い、2人は魔法の絨毯で大空を駆け巡ります。そして、流れる『ホール・ニュー・ワールド(A Whole New World)』も最高ですね。
セリフは中学生1年生レベルのものなので、英語を勉強し始めの方にもオススメのセリフです。
映画『アラジン』
『僕を信じろ』
ジャスミン
Is it safe?
字幕:安全なの?
吹替:平気なの?
訳 :それは安全なの?
アラジン
Sure. Do you trust me?
字幕:僕を信じる?
吹替:僕を信じろ
訳 :安全だよ 君は僕を信じる?
ジャスミン
What?
字幕:何ですって?
吹替:何ですって?
アラジン
Do you trust me?
字幕:僕を信じる?
吹替:僕を信じろ
訳 :君は僕を信じる?
ジャスミン
Yes.
字幕:ええ
吹替:いいわ
シーン:アラジンが『魔法の絨毯に乗って宮殿の外の世界を見よう』と、ジャスミンを誘っているシーンです。もとの英文と字幕、吹替を比較するとどれも同じ意味になっていますね。
この映画『アラジン』は、2019年に実写化もされています。この『僕を信じろ』のシーンは、もちろん実写版でもあります。セリフを確認したところ、英語は同じ『Do you trust me?』でした。吹替の方は『僕を信じて』となっており、ちょっと変わっていました。
アニメでは、この『Do you trust me?:僕を信じて』を2回言っており、実写版でも同様に2回言っています。前後のセリフは少し変わっていましたが、ほとんど同じでした。さすがにこの名シーンを改変はできないですよね。
英語の解説
一般動詞の疑問文
Do you trust me?
字幕:僕を信じる?
吹替:僕を信じろ
このセリフは一般動詞の疑問文になっています。
『信じる』という意味のtrustとbelieveの違い
動詞:trust
意味:(人を)信じる
trustの場合は後に人を表す語を置き『人を信じる』という意味で使います。
セリフでも、この後に『me』と人を表す語がきているのでtrustを使っています。
動詞:believe
意味:(物事を)信じる
believeの場合は後に物事や事象を表す語を置き『物事を信じる』という意味で使います。
また『believe me』のように人を表す語を置くこともありますが、その場合は『その人の言うこと(すること)を信じる』という意味になります。
最後に
映画『アラジン』から、主人公アラジンのセリフ『僕を信じろ』の英語解説になりました。
セリフ前後も紹介しましたが、どれも簡単な英語なので英語習いたての学生にはぴったりなシーンだと思います。
また、途中で解説した『trustとbelieveの違い』も覚えておきましょう。セリフは『Do you trust me?』で『僕を信じろ』でしたね。『trust』を使う場合は『人を信じる』です。セリフを丸ごと覚えて、使い方も覚えてしまいましょう。
いつもはマーベルの英語解説をしていますが、ディズニー作品もほとんど見ているので好きなセリフをちょっとずつ解説していきたいと思います。
この記事を読んで、英語って楽しい!英語の勉強をしたくなった!って感じてもらえたら嬉しいです。
では、また英語解説の記事で会いましょう。
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参照:アラジン
https://disneyplus.disney.co.jp/
(参照2022/10/07)
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