映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』(2023年)より
原題『Guardians of the Galaxy Vol. 3』
ロケットとハイ・エボリューショナリーの会話から、日本語字幕からは分からない、英語だから分かる小ネタを紹介したいと思います。
英語の発音に関する小ネタになります。英語と字幕は全然違うのですが、その違いを上手く日本語でも表現していました。
ハイ・エボリューショナリーの性格が分かるシーンだと思います。
英語の意味を知ることで映画の理解がより深まると思います。一緒に楽しく英語を学んでいきましょう。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』
シーンの紹介
ロケット
Can’t.
発音:キャント
字幕:できゅない
ハイ・エボリューショナリー
Can’t.
発音:カント
字幕:できない だ
まだ映画を1回見ただけなので、記憶に間違いがあるかもしれません。
ハイ・エボリューショナリーがロケットに実験を見せているシーンです。ロケットの言葉をハイ・エボリューショナリーが訂正する場面が何度かありましたね。
ここではロケットの『can’t』の発音を叱っていました。『キャント』と発音したので、それを『カント』だと訂正していました。
日本語字幕だと『できゅない』ではなく『できない』だと訂正されていたと思います。日本語字幕ではロケットがまだ幼いことを言葉使いで表しているのでしょう。なので、ハイ・エボリューショナリーはロケットの幼い言い方を訂正するような形になっています。
それに対して、英語では『キャント』を『カント』と、アメリカ英語の発音をイギリス英語の発音へ訂正するという形になっています。
英語の解説
助動詞:can
意味:できる
助動詞:can’t(cannotの短縮形)
意味:できない
アメリカ英語の発音
can:キャン
can’t:キャント
イギリス英語の発音
can:カン
can’t:カント
最後に
日本語字幕からは分からない、英語の小ネタになりました。
こういう発音の仕方にもイチイチ突っかかってくるハイ・エボリューショナリー。彼がそれだけ細かいところに神経質で、完璧主義であることが伺えます。
ここまで記事を書いておいてなんですが、私のリスニング力不足で『キャント』と『カント』が逆だったり、そもそも違うことを言っていたりするかもしれないので、また映画館で確認したいと思います。
もしこのシーンを覚えていている人がいたらコメントしてもらえると嬉しいです。
こういった意訳されているシーンや、もとの英語を確認しないと分からないシーンを見つけたら、また記事にしたいと思います。
この記事を読んで、英語って楽しい!英語の勉強をしたくなった!って感じてもらえたら嬉しいです。
では、また英語解説の記事で会いましょう。
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参照:Marvel Studios’ Guardians of the Galaxy Volume 3 | Official Trailer
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(参照2023/04/19)
私も今日観てきましたが、この記事の通りの会話がされていたと思いますよ!
最後の方でアライグマたちが北米原産みたいに書いてあったので、ロケットもアメリカ発音なんですかね?笑
いつもありがとうございます!
コメントありがとうございます!
記憶がちょっと曖昧で少し自信なかったです(笑)
あー!!!
なるほど!北米だからアメリカ英語!なるほどです!!!
気付きませんでした(笑)
読んでいただけて嬉しいです!
これからもよろしくお願いします。
僕も観ましたが、書かれていらっしゃる通りだと思います。音声と字幕のニュアンスの違いが印象的だったので覚えてます。
コメントありがとうございます!
おお、一安心です(笑)
そうですよね、ここ結構印象的でしたよね!
ガーディアンズ1作品目見直したら、ロケットがcan’tをキャントって発音してて興奮しました(笑)
ロケットがアメリカ英語を話している中で ハイエボリューショナリーはイギリス英語に直そうとしているのかとここのシーンで思ってしまいました笑 そこに彼の威厳というか、なにがなんでも自分の野望を叶えようと奔走する彼の姿からも感じましたね。日本語に訳す過程がある以上、こうした表記でしたが英語を通してこうした見方ができるのはステキですね、、ステキな解説をありがとうございます😊
コメントありがとうございます!
そうですね、自分の思い通りにしたい!というハイエボリューショナリーらしさが感じ取れますね!
日本語字幕も工夫されてて面白いですが、もとの英語も分かるとより楽しめますよね。
また楽しんでいただけるような記事を書いていきますので、よろしくお願いします!